シンプルフォームのスプレッド

昨夜、悲しい気持ちになってしまったので、一夜明けて今朝、気持ちの整理の為にカードを引きました。

使ったのはトートタロット。手を出してから約1か月、デイリードローしかしたことがなかったので実占初登板です。スプレッドはビルソン氏の本の中で最もやってみたいと思った「シンプル・フォーム」にしました。

読み方

ビルソン氏の読み方は独特で賛否両論あるそうですね。私はひとまず著書『直感のタロット』をザッと通して読んだ感じでは、「他のタロットの本には書いてないことが沢山書いてあっておもしろい!でも100%これだけに頼ると確かに偏った読みになりそう…奥が深いと言われるトートタロットを使えるようになる為には、これも学んで他のやり方も学ぶのが良さそうだな。そしてこの読み方は好き嫌いが出そうだな…」と言う感想を持ちました。

今回は初めてなので、本を辞書がわりに使います。ポジションごとに「解説のこの部分を見よ」と決まっているので、とりあえず読みを形にするのは簡単です。

レイアウト図のポジション名はそれぞれ「意識のマインド」「アドバイス」「結果」と書かれていますが、解説にある「あなたがいるところ」「そこ(最高の場所)へたどり着くために必要な理解や方法」「あなたがいられる最高の場所」の方が分かりやすいと思ったので、私はそちらをポジション名のように使うことにしました。


展開結果

1 あなたがいるところ→ワンドナイト

3 あなたがいられる最高の場所→カップ8(Indolence怠惰)

2 そこへたどり着くために必要な理解や方法→ソードクイーン


本の解説

以下、ビルソン氏の本より該当解説部分の抜粋です。

ワンドナイトのマインド

特定の方向へと、動くことや、成長することが必要だと考えています。

カップ8のピークエクスペリエンス

今の状況でできる最高のことは、何もしないことです。それが何であれ、放っておきなさい。おそらく今まで十分すぎるほどやってきたでしょうから。

ソードクイーンのスピリチュアルメッセージと瞑想

存在は、人生を、新鮮でクリアなまなざしで見るよう勧めています。今こそ、うわべを装ったり隠したりしないで、何が実際に起こっているのか、本当の自分は誰なのかを見る時です。
偏見を持たず、客観的でいることを瞑想にする必要があります。自分を安全にしておくために使っている自分の仮面や防御の陰に隠れていては、そうはできないでしょう。


解説を読んだ感想

上記を読んで何より先に感じたのは安堵でした。

カードを展開した直後は、ポジション3にネガティブなカードが出たので、内心がっかりしていたのです。悲しい気持ちでいるのに、「怠惰」が「最高の場所」だなんて、今よりさらにネガティブな状況に誘われているのかと思ってしまって😂

でも解説を読んだら違いました。この場合の「怠惰」は「サボる」ではなく、「動かない」と読むのですね。

そもそも必死で頑張っているのに認められなくて悲しくなっていたので、カップ8の解説の『放っておきなさい。おそらく今まで十分すぎるほどやってきたでしょうから』の部分にちょっと泣きそうになってしまいました。

この本、ちょっと分かりにくいなと思う箇所がちょこちょこあります(元の文がそうなのか、翻訳の問題なのかは不明です)。ソードクイーンの文もそうなのですが、今回の場所は「客観的に考えなさい」と言われているのかなと受け取りました。


リーディングまとめ

問い「自分なりに頑張って良いと思ってしたことに対して予想外に厳しい言葉を言われて悲しかった。今後はどうしていくと良いのか?」

リーディング結果「次回は褒められるようもっともっと頑張らなければ、より良いものを作らなければと思っている。でも客観的に見てごらん。私は手を抜いていた?本当に非難されるようなことだった?たまたま相手のその時の気分に合わなかっただけかも。仕事で気が立っていて何気なく言ってしまっただけかも。実はそこまで気にして受け入れるべき言葉ではないのでは?そのまま様子見でいいよ」

こんな感じかな?

他の方から見れば拙いリーディングかもしれませんが、悲しい気持ちが軽くなり、落ち着くことが出来たので、私としては満足の結果です😊


参考書籍:マンガラ・ビルソン『直感のタロット』


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