ものづくり企業を経営して思っていること。
私はものづくりが好きで、ものづくりができる会社を経営させてもらい本当に感謝してます。
父の影響で、子供の頃からコンピュータを触ってBasicでプログラム書いたり、もちろんインターネットに初めて触れた時は衝撃でした。そこからスカイアークを立ち上げてWeb技術でものづくりを始めました。ファームノートもWeb技術で酪農・畜産のイノベーションに貢献したいという思いで始めました。
「生きるを、つなぐ。」はコンピューティングを通じて人・動物・自然をより良くしたいという私のビジョンです。ものづくりが好きな集団が、コンピューティングで社会に貢献していく。
最近、開発チームから素晴らしいテクノロジーがどんどん生まれ始めて、彼らのアウトプットが社会に実装されている姿を見てとてもワクワクしています(開発チームのみんな、本当にありがとう。)
スカイアークは社内のオウンドメディアを簡単に作れる「Solanowa Web社内報」というプロダクトが伸びています。
ファームノートは「Farmnote Color」が伸びており、最近ではセンサーのデータが大量に集まったので、そのデータを活用してアルゴリズムを改善して検知精度を大幅に改善したり。最近は社内の獣医師がFarmnote Cloudのプロダクト企画を行ったり、より獣医学的知見も製品に込められるようになってきました。
我々は、UI/UXもバックエンドもアルゴリズムもインフラもデータ解析基盤も、そのほとんどが自前です。それはただものづくりが好きだからやりたいだけ。新しい技術にワクワクしたいんです。
私は、ものづくりは「人づくり」だと思っています。信頼で繋がれたチームがワクワクしながら優れた技術を作り、人への貢献を通じて利益を得て、それをチームに投資する。
人・製品・利益の順番で大切にする。これがものづくりの真髄ではないかと私は思います。
まだまだ道半ばですが、人・動物・自然がより良くなる技術を生み出し続けていきたいと思います。
チームのみんな> 一緒に世界が驚く素敵なプロダクトを作り続けていきましょう!
株式会社ファームノートホールディングス代表取締役、北海道帯広市在住。「世界の農業の頭脳を創る」をビジョンに酪農・畜産の技術革新を進めています。日本ベンチャー大賞 農林水産大臣賞受賞、日経ビジネス 次代を作る100人選出。農業や経営・マネジメント、発達心理学について書いています。