ファームノートサミット、食と農の経営者・生産者コミュニティを創りたい。
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ファームノートサミット、食と農の経営者・生産者コミュニティを創りたい。

12月17日に、北海道帯広市でファームノートサミット2019を開催します

サミットは2014年から今回含めて全9回、帯広・東京・鹿児島で開催しており、のべ3000名を集めるイベントです。実は私が一番力を入れている仕事でもあります。

今回、Rebuildというサブタイトルをつけ大幅にリニューアルします。

その開催趣旨と目的をnoteにまとめておきます。

きっかけ。私たちが生産者へ出来ることは何か?

サミットは一貫して「挑戦」と「新しい出会い」をテーマに開催しています。特に生産者の方に「非日常」を感じていただくために様々な経営者の方に登壇いただき、新たな希望を持ち帰ってもらいたいと願っています。

まずサミットの大きな意図として、このままでは農業が立ちゆかないという私の危機感があります。考え方を営農から経営にシフトしていかなければ、ただ資本主義に飲み込まれて衰退していくのが目に見えています。だからこそ新たな農業のあり方を考えていく場が作れないか?とスタートさせました。

生産現場はこのままでは淘汰されてしまいます。資本主義の流れに従えば従うほど大規模化が進み、生産者の離農はさらに加速していきます。

その状況を見て見ぬふりではなく、自分たちの力で変えていこうと、生産者が経営者に触れてもらうことでより経営意識を生産現場に持ち込んでもらえれば力強い農業が実現できるのではないか。生産者の方々が勇気を持って前進できれば、農業はより良くなるのではないか?と取り組んできました。

しかし会の設計が登壇者ファーストにしていたこともあり、登壇者の話を聞いて終わり、という流れになっていました。

非日常は感じられても出会いについては感じられないのでは?と考え直して、今回新たな出会いが生まれる設計に生まれ変わらせることを決めました。

食と農の距離が遠いという課題

事業を進めるにつれ、新たな課題が見えてきました。いま食と農が非常に遠い存在になっていることに気づきました。

生産者が作った生産物は一元集荷されオリジナリティはなくなります。作る意欲もただ生産しているだけ、とならざるを得ません。それを抜け出すために六次化を始めても、小売・飲食では価格が折り合わなかったり物量が安定しなかったり、なかなか広がらないのが現実です。

今は小売・飲食業は卸・商社を通せば欲しい品質と物量のものがまとまって手に入るので楽です。そのため生産者に近づく必要がないのが実情だと思います。昔より顔の見える販売が行われていますが、物量でいえばごく少数です。

しかし今後は自動化が進んでいけば間違いなく生産者と小売・飲食業の距離が近づいていくと思います。自動運転が進めば自動配送になるし、ロジスティクスに地殻変動が起きる。卸も自動化され、選別も自動化され、生産者と小売・飲食業がより近づいていく。

そんな時代になってから慌てるのではなく、今から食と農の関係者が知恵を出し合って来るべき未来に備えよう、もっと言えば備えるのではなく我々が未来を創っていこう。そういう場所を創りたいとおもっています。

食と農の未来を共に創っていく経営者・生産者コミュニティを創りたい。

さらに、私たちはまだ発表できていないのですが、農業のあり方に大きなインパクトを出すための挑戦の準備を進めています。サミット当日に発表しますが、それを実現していくのも私たちだけの知恵では不可能です。

ぜひ皆さんの知恵を借りたいし、逆に私たちもこの分野でチャレンジしている人たちの力になりたい。共に知恵を出し合って互いのチャレンジを進めていこう。そんな仲間作りができる場を創りたいと思っています。

結局、高い志を実現するには一人では無理です。いろんな方々の知恵・力を借りていくしかない。なので私はこのイベントでの1番の期待は助け合える「仲間」を創りたい。それを繋ぎたい。と思っています。

この場での出会いで化学反応が起きて欲しい、いや起こしたい!そんな意図を持っています。

どんなコンテンツ?経営者向けを拡充してます。

食農中心、というよりはそれを題材にどう経営を考えているのかというテーマを多めに設定しています。経営戦略、チームビルディング、採用、ブランディング、今後の企業経営で求められるもの等、業界が違って経営者の方が参考になるように設計しています。

そして参加者同士がコミュニケーション、ここで語り合えるようにしました。登壇者も参加者という考え方で、来場者の方とコミュニケーション取りやすく考えています。

登壇者も大幅に増やしました。まだ交渉中なので一部ですが、以下のような豪華登壇陣です。

創援株式会社 代表取締役 榎戸 康二氏(前パナソニック専務取締役)
サツドラホールディングス株式会社 代表取締役社長 富山 浩樹氏
株式会社GRA 代表取締役 岩佐 大輝氏
株式会社浅井農園 代表取締役 浅井 雄一郎氏
株式会社ファームシップ 代表取締役 安田 瑞希氏
株式会社一平ホールディングス 代表取締役 村岡 浩司氏
株式会社満寿屋商店 代表取締役 杉山 雅則氏
株式会社農業情報設計社 代表取締役 濱田 安之氏
inaho株式会社 代表取締役 菱木 豊氏
株式会社ビビッドガーデン 代表取締役 秋元 里奈氏
ベースフード株式会社 代表取締役 橋本 舜氏
株式会社Guardian 代表取締役 伏見 康生氏
有限会社十勝しんむら牧場 代表取締役 新村 浩隆氏
株式会社マイナビ 執行役員 池本 博則氏
須藤牧場 代表取締役 須藤 晃氏
前田農産食品株式会社 代表取締役 前田 茂雄氏
有限会社トヨニシファーム 代表取締役 小倉 修二氏
株式会社ファームステッド 代表取締役 阿部 岳氏
有限会社竹下牧場 代表取締役 竹下 耕介氏
有限会社阿部牧場 代表取締役 阿部 寛樹氏

私が食関連に人脈が薄く、農と経営に偏ってしまっているので、我こそは!という方がいらっしゃれば他薦自薦構いませんので登壇希望のご連絡をいただければ嬉しいです。

タイムテーブルやイベント詳細はぜひこちらからご覧下さい!

ご興味ある方、参加ご希望の方は上記フォームからお申し込み下さい。紹介者は「なし」と記載ください。事務局からご連絡させていただき参加可否をお伝えいたします。もしくはFacebookやTwitterなどで私に直接ご連絡ください。

※招待制となっており申し込みいただいても確約ではございませんので、ご了承ください。

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小林 晋也@ファームノートHD CEO

株式会社ファームノートホールディングス代表取締役、北海道帯広市在住。「世界の農業の頭脳を創る」をビジョンに酪農・畜産の技術革新を進めています。日本ベンチャー大賞 農林水産大臣賞受賞、日経ビジネス 次代を作る100人選出。農業や経営・マネジメント、発達心理学について書いています。

株式会社ファームノートホールディングス代表取締役、北海道帯広市在住。「世界の農業の頭脳を創る」をビジョンに酪農・畜産の技術革新を進めています。日本ベンチャー大賞 農林水産大臣賞受賞、日経ビジネス 次代を作る100人選出。農業や経営・マネジメント、発達心理学について書いています。