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近頃の自分


こんばんは。

k.ueno | 独り相撲 名古屋場所

です。



年が明けて2週間弱。
ほとんどnoteも更新できておらず、

皆さんの投稿も
まとめて読ませていただく形が増えており、

自分としてもあまりよくないなぁと
思っております。

すみません。



気持ち的に前向きか、
後ろ向きかはさておき、

仕事としては平常運転でない状態が
続いておりますが

しかし、


そんな僕にも、
一筋の希望の光は射していました。

つい昨日まで。



***



「あ、それと、宝くじハズレてたからね」


この奥さんのひと言で

僕の儚く矮小な希望は
ガラガラと音を立てて崩れ去ったのでした。


ホントに器の小さいヤツだと
笑っていただきたいですが、


同じ当たらないにしても、


苦しいことや困難を乗り越えた先に、
はずれを知る方が納得できるというか
(やべえ精神状態)


告白して振られるより、
告白する前に振られる方が辛いみたいな
(だいぶ来とるね)


とにかく、

自分で「知るタイミング」を
制御したかったのです。


今この時だけは。



ただ、

この宝くじは、

寒い中わざわざ列に並んで買ったものでもなく、
銀行預金者への優待として勝手に届くもので、
思い入れも全くない状態。


「あ、それと、」から始まる

奥さんの他人事感は
止むを得ないものであります。


僕は、今の自分の状況と、
宝くじの位置づけ、
奥さんの達観具合を全て飲み込んだ上で、

「…なんだよぉ」と

力なく吐き出すのが精一杯でした(>_<)




その時、


奥さんがボソリと。

いろいろあったけど、ウチは子どもを授かって、
今のところは無事成長してくれている。
その奇跡で充分じゃない?


僕は、顔が真っ赤になるくらい
恥ずかしくなった。
(子どもを引き合いに出される程ショックに見えてた?)



ウチはそもそも結婚が遅かったし、
確かに、いろいろあった。


子どもがいる幸せもあるし、
いない幸せもあること、

本気で考え抜いて、
覚悟した当事者だったし、

時間が巻き戻らないというだけで
今もそうである。




お金のこと、時間のこと、
仕事のこと、老後のこと。



家のローンと体重はなかなか減らないもので、

この紙切れ一枚が大金に化けたら
インスタントに解決できてしまう
事実は否定しないが、



自分を見失うだけでなく、
目の前にあるものも見失いつつあったのだと。



一瞬、

「独り相撲もほどほどにしておきなさいよ」

と、言われているような
錯覚に陥ったのだった。




***




気になって調べてみたら、

一人の子どもがこの世に生を受ける確率は

1400兆分の1 


だそうだ。




ちなみに、
年末ジャンボの当選確率は

2000万分の1。


天文学的数字であることに変わりはないし、
比較するものでもないのだけど



なんだか、

ここでもまた奇跡を願う気持ちって、
希望というより、ただの逃避だし、
まさにガチャだなと。


「ウチはもういいか」

って思えるようになってしまいました。




もとい、


僕の人生、

目の前に存在しているものこそが「奇跡」。




時間に追われる毎日の中、

もうちょっとだけ目を凝らして

周りを見てみようか。
















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