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ドミニオンカード解説:前哨地

追加ターンが弱いわけがない

前哨地はドミニオンでも珍しい追加ターンを持つカードです。ほかのカードゲームを触ったことがある方なら追加ターンのカードがいかに凶悪さはいうまでもないでしょう。しかもドミニオンなら毎ターン前哨地が打てる!こんなカードが弱いわけがありません!

思ったほど強くない?

「前哨地を使ってみたけど思ったほど強くなかった」そう思った方も多いのではないでしょうか?というのも前哨地ターンは通常と違い手札が3枚しかないため、思ったような動きを取ることができないからです。

ただ漠然と購入しても強くはなく、しっかりとお膳立てをしたうえで強さを発揮するのが前哨地というカードです。

前哨地ターンにもフルパワーで動く

前哨地を強く使うには引ききりデッキを組む必要があります。ステロでは手札3枚をうまく増やすことは難しいですが、引ききりデッキなら完成さえしてしまえば手札3枚からでも引ききることが可能です。

とはいえ、手札3枚だと初期の手札に村系とドローカードがそろいづらくなってしまいます。そこで役に立つのが持続カードです。漁村で初めからアクションが増えていれば、ドローカードから打ち始めることができますし、隊商や船着き場で手札を増やせば村系とドローがそろいやすくなります。

持続カードと比べると不安定ではありますが、書庫のような手札が減っているほど強いカードも前哨地があると強く使うことができます。書庫のようなターミナルアクションだと漁村がないと使いづらいかもしれませんが、ほかの拡張のカードにあるアクション権を使わないカードだと始動しやすいことでしょう。

寵臣 移動動物園 狩猟小屋 など

引ききりデッキに前哨地を入れろ

前哨地は引ききりデッキで使おうという話はしましたが、むしろ前哨地があるから引ききりデッキを作ろうと思った方がいいほど、引ききりデッキで使う前哨地は強力です。

前哨地を運用するために1,2ターン消費したとしても以降のターンは他の人の2倍動けるようになり、結果的には他の人よりも多くのターンを持つことができるようになります。しかも勝利点獲得速度も2倍なので、通常ではできない1ターン属州4枚も前哨地があればできてしまいます。

前哨地を上手く使って毎ターン2回行動して、勝利を目指しましょう!


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