#05◇ロゴとエンドカードできました。(過去記事)

こちらは2023年04月27日に
Tumblrに投稿した記事です。

/およそ6800字


お待たせしました。(待ってないよー)
▶前回の記事で作ると言っていた
ネームロゴとエンドカードを作りました。

△Tumblrに飛びます。

▼ロゴはこちらです。

鵠衣ウリエラ ネームロゴ

そして、
▼エンドカードはこちらです。

お借りした素材

******************
3D衣装▷ゆずはこ 様 BOOTH
『星とリボンのハーフパンツセットアップ』

BGM▷alaki paca 様 DOVA-SYNDROME
『ほんわかマリンバ』
******************

なんだか、1週間に1回くらいしか
動きを見せていない気がしますけど、
なにかができあがるのに、なぜか、
うっかり1週間かかっちゃうんですよね。

ほら、15時間くらい寝てる日もあるので……。
(↑そのせいですね。)

ところで、おなまえロゴを発表するときに、
斜線やSAMPLEや透かしを入れた状態で
画像を投稿する人がいらっしゃるんですけど、
あれってなにか意味があるんですかね……?

生成物そのものが名刺といいますか、
デザイナーと依頼主にしか使えない画像なので
盗用のしようがない気がするんですけど……。

どうせ金銭が絡むなら、NFTにすればいいのに。

あ、わかった。

売り出し中のデザイナーが、作例の水増しで
自分の作例に混ぜて並べられるのか。

その人が損するだけなので、気になりませんけど…。

けれどもし、盗用を見かけたら、
まずはやさしく注意をしてみようと思います。

いくら不届きモノを見つけたからと言って、
いきなり有利な立場から正義を振りかざして、
他者を吊るしていい理由なんてありませんから。

あと、当事者でもない人が勝手に
警察を気取って断罪や糾弾するのもやめましょう。
(これは過去の自分へ戒め。当事者ではあったけど)

+++++ロゴができるまで+++++


VTuberもどき(たぶん配信しないので)をやるには、
ネームロゴを作らなきゃいけないなーと思いました。

そこで思うのが、ひとつの文化が根付くことと、
その流れを利用しようとするときの
メリットとデメリットの話なんですけど、

【ある程度の型に従わないと無視される】
そんな気がしているんですよね。日本ですからね。

型に従って、型ひとつひとつの質を高めることで
興味を持ってもらえる。そういうシステムです。
空手みたいですね。

この手のお話、また無限に話せるんですけど、
いいかげん御託は置いておいて。

ロゴづくり。楽しかったです。

というのは結果のお話で。

手を付け始めたときは喚き散らしていました。
「と゛お゛し゛て゛た゛よ゛お゛お゛お゛!」って。

+++++ボツになったロゴ+++++

ちなみに、手の付け始めというか、
最初に作ってボツになったロゴがこちらです。

むだにキラキラです

お借りした素材
******************
illustAC
イラスト素材:編み上げリボンラインセット
イラスト素材:赤い羽根
******************

できあがりを見て最初に抱いた感想は
「プリキュアかな?」でした。

ぱっと見、手が込んでいるようにも見えますけど、
与えたい印象とちがうと言いますか、
散らかっているといいますか。これじゃない感。

それでも、ネームロゴ修行中の人よりは、
目を引く感じになっているような気もします。
「私じゃなきゃ、これもアリ」という印象ですね。

結局作りなおして、最初に紹介したような
もっとシンプルで素朴なテイストになりました。
それから素材も、使わないようにしたかったので。

作業の工数はとっても少なくなりましたが、
ストイックな印象よりも、ゆるい印象がほしいので
与えたい印象としては、理想に近づきましたね。

+++++募集をかけた感想+++++

「よぉし、ロゴつくるぞー」と、
最初に思った瞬間、同時に
「自分でつくれるのかなぁ……??」
とも思ったので、

自分で満足いくロゴが作れなかったときのために、
Twitterでロゴ制作の募集もかけました。

ハッシュタグ付きツイートがほんとうに苦手で、
(わからないんじゃなく、自分に付けるのが…)

最っ小限のタグのみでツイートしたのですが、
4名の方のお目に留めていただけました。

みんなが発信でしのぎを削る時代……。
つねに営業努力が結果を生むんですね。
私にはむりです。私には、むり、です……。

ヘンにスキルだけあったとしても、
人と関わる、売り込む気概はゼロなんですよね。

やり方はいくらでも知ってるけど、
「この程度で人目に触れたくない」
という気持ちが人一倍つよいみたいです。

(逆に言うと、「この程度で人前に出てくるの?」
と思うことも多いんですが、赦して欲しいです…。
より成長するのは、より人前に出た人の方です。)

厳しい審美眼は、行動力の足枷になりますね…。
私は発信にハードルを感じる、旧い世代です。

自分を売り込める人が羨ましいこの頃です……。

ちなみに、募集をかける前から、
性格上わかっていたことなんですが、

「ほどほどのクオリティのものだと、
どうしても自分で修正したくなってしまう」

ということが予想できていました。

なので予算を「樋口一葉」ということにしたんです。
いろいろ検索した結果、4~5000円以上の金額で
受注できているデザイナーさんのクオリティなら

「これは私がヘタに手を加えられるレベルじゃない」
とハッキリ感じられるので、
仮に使い続けるとしたら、そのレベルしかないなと。

でも結局は、予算の用意よりも、
人様に頼む覚悟のほうが用意できなくて、
ひっそりつぶやいて保険を掛ける程度になりました。

とにかく私は、トラブルが、怖い。

+++++技を吸収する技術+++++

『デザイン』や『イラスト』って、
盗作にならないか、かなり気を使います。

「これがいい!」と思っても、真似しちゃいけないし、
参考を調べて「これもいい!あれもいい!」って、
見つければ見つけるほど、正直苦しくなります。

「これもやっちゃダメ!あれもやっちゃダメ!」
って突きつけられてる状態に近いので……。

経験豊富なクリエイターは
「芸術って最初のうちは真似して作るもんでしょ」
という認識の人も多いと思ってるんですが、

本人でも無ければクリエイターでもない人が
わらわら集まってしまって、声が大きくなって
すぐネット記事になるのが今の時代ですので、

「好きな物をなんとなく真似してみる」だけでも
想定外の物議を生むかも知れませんよね。

とにかく、人間が怖いわけです。

イチの反感が簡単に、百、千になる。
好感は、反感ほど膨れないのにね。

さて、怖い怖いと言っていても、
創作ができなくなるだけですので、
盗作をしないコツでもお話しましょう。

+++++盗作しないために+++++

ででん!
【なんにも見ないこと!!!!】

これが正解です。盗みようがありません。
「それができりゃ苦労しないよ!」ですって?
いいえ。苦労してでもやらなきゃいけないんです。

厳密には、『見る』と『作る』を分けることですね。
いっぱい見て、見て。練習するときくらいは
見ながら作ってもいいと思いますけど、

「これは世に出すよ!」というつもりで作るときは、
もう、なにも見ません。あたまの中だけでがんばる。

真似て作った練習作よりクオリティが下がっても、
それが今の君の実力なのだということですよね。

検索でなんでも出てくるし、
AIがそれっぽいもの無限に作っちゃう時代で、
独創性を身に付けるって、
ほんとうにむずかしいことなんでしょうね。

大昔に、パクられることがむしろ名誉だったのは、
それが「有名になった証」だったからですもんね。
今は検索によって「無名でもパクられる」ので、
有名税でもなんでもなく、ただの搾取になると…。

『盗作』に関して個人的に再定義してみたいこととか
いろいろと思うところはたくさんありますけど、
また数千文字書いても仕方がないので控えます。

こういうややこしい価値観やモラルについて、
押し付け合わずに話ができるお友達がほしい……。

++++作りかたの覚えがき++++

デジタルタトゥーを有効活用しまして、
私が作ったんだぞ!という証拠を残そうと思います。

ただ、盗用されたときの防衛対策というよりは、
『私がんばったよ自慢』がメインですけどね。

ボツになった方から、さらっと紹介しますと
おもしろいフリーフォントを探して、
『叛逆明朝』というフォントを見つけました。

さっそく自分の名前を打ち込んでみます。
ほい!

『叛逆明朝』によるベタ打ち

うーん、なんでしょうね……。

一目惚れできるに足る魅力溢れるフォントですが、
縦長フォントなので、漢字によってバランスがヘン。
それと、ひらがなカタカナがけっこうダサいです。

フォントによっては「鵠」という漢字に課題がある
というのは、予想していたことなんですが、
画数の少ない漢字と並べたときの違和感を
なくしてあげる必要がありますので、こうしました。

漢字とのバランスを考えながら

あんまりスクショ撮ってないので、
工程がいきなり飛んじゃってるんですけど、
「鵠」という漢字を「告」「牛」「鳥」を使って
イイカンジのバランスに組み直しました。

フォントだとなぜか、鵠の告の縦線が
下に突き出ていないことが多かったんですよね。
ほかにそんな漢字がないので仕方ないですけど。

つくりの「鳥」の足(?)の部分は、
最初から羽根にしてしまおうと思ってました。
あとはテキトーに配置を散らして、下書き完了。

ここから、モチーフを置き換えて、色を変えれば
ロゴはできたも同然ですので、モチーフを作ります。

モチーフを自作

鍵と、なんだかわからない紋様を作りました。
「ダサいなぁー」と思いながら作っていました。

そのあと、あーしてこーして、ごちゃごちゃして、
何が何だか分からなくなったものがこちらですね。

はじめてのネームロゴです。

出来上がったときは、これが実力なんだと思って
いったん満足しようと思いました。

まぁ、べつに悪くはないんでしょうけど、
「私」って感じがしないなーと思いました。
好きな人は好きかも知れませんね。

ロゴ単体で見るとたしかに作り込まれてますが、
エンドカードの左上に配置してみたときに、
「うわ、ジャマ!!」って思ったんですよね。

なんというか、「足りてない感」というよりは、
「足し過ぎている感」がつよかったので、
ここからの引き算なら、なんとかなるだろうと思って
もう一度作り直すことにしたワケです。

++++反省して改善するよ++++

というわけで、ボツ案を参考にして作り直します。
反省点と好きなポイントを整理して引き算した
シンプルでかわいくて親しみやすいデザインにします。

反省点は
●ゴテゴテしてる▷柔和なフォントにする
●色が見づらい▷色数を絞る
●やっぱり素材利用を避けたい▷描く!!
●羽の模様がダサい▷もっと描く!!

活かしたい好きなポイント
★鍵のモチーフ▷フォントに合わせて丸く
★リボン▷イチから作ってクオリティアップ!
★キラキラ感▷もっとさりげない感じで

とりあえず、素組みで並べたのがこちらです。

『解星デコール』で素組み

実は、ロゴデザインの募集をかけて
作例を見せていただいたときに、
『解星フォント』の存在を知りました。

既存のフォントを使っているか、
イチから作字しているかは、
ひとめ見ればすぐに分かります。

「なんだこのかわいいフォントは!?」

と思って、およそ5分で特定できましたので、
つくづく検索スキルが高くて助かりましたね。

++++失敗から学んだこと++++

さて、素組みで並べるときにバランスが決まるので
しっかりと中心や重心を考えて配置します。
(でも、なんとなくです。)

「ラ」にはあとでおっきい鍵が乗っかるので、
最初からやや内側に寄せてあります。

実は、一度ボツ案を作ったことで、
デザイン以外にも大きな収穫がありました。

【文字の原型を編集すると後戻りできなくなる】
ということです。

なので、原型のテキストレイヤーは残して、
テキストを複製したレイヤーを使い、
テキストの一部をモチーフに置き換えるときも、
レイヤーマスクによる非破壊編集を意識しました。

はじめはレイヤーマスクの仕様が分からなくて
なんども台パンすることになりましたけれど、
いろいろ調べて、今ではすっかり理解できています。

フォルダ分けも、かなり無駄なく並べたので、
色変えVerを作りたいときもちょちょいとできます。

整理整頓だいじ

やることが最初から分かっていると、
こんなにも整然としたファイルができるんですね。
これでいつ修正依頼が来てもばっちりですね!
(依頼主は自分だよ)

鍵はこんな感じで丸くなりました。

ふしぎなかたち

これをポキっと折って、「エ」と「ラ」の上に置いてます。
折るというか、組み合わさるような形に分けました。

作図するとき、メッシュ変形って、
図形をぐにゃぐにゃにする機能だと思ってたんですが、
分割数や頂点の移動を規則的にすることで、
正方形や真円から、いろんな幾何学模様を
作れるということがわかりました。

これも、ボツ案の過程で発見したことです。
一回のボツ案で成長しすぎぃ!!

それもこれも先日、オンラインIQテストを受けまして、
平面構造を把握するIQが120以上あることが
判明しまして、それでいろいろやってみようと
考える状態になっていたんですよね。

昔から平面につよかったので納得感あります。
色塗りより線画が得意なのも、そのせいですね。

データで長所が判ると、それを活かそうと
思考が一歩先に進もうとする気がします。

(立体は人並み、数字系は人並み以下でした。)
(読解力や言論力が計れなかったのが残念です。)

ボツ案のイイところを活かした改善策で
地味だけどいちばん気に入ってるのが
テクスチャできらきらが表現できたことです。

さりげないキラキラの仕掛け

こちらはテクスチャを見やすいように
ブレンドモードを通常に戻した状態なんですけど、
よくみるとこれ、ただのチェック柄なんですよ。

でもこのテクスチャを文字の上に被せたとき
イイカンジにほどよいキラキラに見えると気付いて
1人で舞い上がってました。私、天才かと。

まぁ天才なんですけどねー(自分を褒めたい時期)

色数を絞った単色で塗られたロゴにも
さり気ない濃淡や質感を追加できましたし、
このテクスチャの功績は、地味に大きいですね。
クリスタ標準装備のやつです.

リボンはカリグラフィペンとかで描きました。

柚里様のお洋服をイメージしましたが、
細いリボンで情報量が増えるより、
大きくまとまったリボンの方が
後ろ飾りとして向いてるかなと考えました。

そんなこんなで、
イメージにぴったりなおなまえロゴを
作ることに成功しましたとさ。

急に端折りましたね。(眠くなってきたので)

++++エンドカードはこう!+++

さて、エンドカードについて書きたいので、
もう一度、動画を見せたいところなんですが、
動画は1記事に1ファイルのみなんですよね。

なんか、記事内転用とかできないのかしら……。
説明としてはカンタンな内容なんですけどね。

こーんなVRMの写真を撮って、

丸に押し込められるポーズ

画像の前面と背景の組み合わせを作ります。

前面
背景

前面はまさしく、全面に出ているものです
背景は影やぼかしなど、後ろにあるものです。

べつに1枚の画像として作ってもよかったのですが
エンドカードを静止画にはしたくなかったので、
こうして前面と背景に分けることによって
動画編集のパーティクルを使って、
前面と背景との間に星を流しています。

お空とお月様の、絵本のようなテクスチャ感、
個人的にとても気に入っています。

これもクリスタ標準装備だけで作ったわりに
それっぽくできたんじゃないかなと自負しています。

音楽はalaki_pacaさんのBGMを
使わせていただいています。
かわいいマリンバの音が気に入っています。

親しみやすい曲を多く配布して下さっていますが、
実はalaki_pacaさんのYouTubeHPを覗いて、
コンテンツの尖りかたが妙に気に入ってしまい、
「この人の音楽を使いたくなった」という、
ちょっぴり変わった経緯もございます。

++いよいよ中身を作らなきゃ++


ここまで来ましたら、いよいよ中身ですよ。
動画の本編を作らなきゃいけませんね。

とりあえず3つ、予定があるんですよね。

①ゲーム実況
②童話朗読実況
③ボイスサンプル
この3つです。

地盤を作る意味では
ボイスサンプルを優先したいと思うんですけど、
例によって、人様に頼れませんので、
台本を考えるのに時間がかかりそうです。

だって今から考えるんですもん。

こうやって、次になにするか明記していかないと、
なにもしなくなってしまうのが私ですので、
牛の歩みですが見守って下さい。

さーて、今回は何文字かなぁー
6000字かなー。えーと、ふーん。
7000字ですか。画像もいっぱい使ってねえ?

もはやいつか10000字いけばいいなと思ってます。

それじゃあまたね。

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