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楽天市場の送料無料の統一ラインの対象から「お酒」「酒類」が除外に!ガイドライン改定の理由とは?

楽天市場 では、2020年3月中旬頃に、楽天市場に出店する全店舗で商品購入時の金額が3980円以上の場合に、送料を無料とする送料無料統一ラインが制定される予定です。


宅配便の送料は、商品を発送する出荷元と、商品を発送する配送先の住所によって送料が決まりますが、沖縄県や離島に商品を送る場合は別途超過料金がかかる事が一般的です。

商品代金3980円を超えたからと言って送料無料にされてしまうと、沖縄県や離島から注文された場合、送料だけで2000円以上かかってしまう事も考えられるため、楽天側では、沖縄県と離島に関しては、送料無料になるラインを9800円に変更したことは楽天出店者の皆さんならご存知かと思います。


そして2019年11月28日(木)に、この送料無料ラインの統一制度に関して、新たなガイドラインの改変が行われる事が判明しました。

今回のガイドライン改変によって、共通の送料無料ラインの対象から酒類を除外するという事が発表されました。

なぜ「お酒」だけが送料無料ラインの対象から除外されたのでしょうか?

楽天の管理画面の情報によると、以下の理由により、酒類に関しては、送料無料ラインから除外したようです。

酒税法が定める「酒類」の定義に該当する商品は、店舗様の任意で共通の送料無料ラインから除外することが可能です。除外したい「酒類」の商品については、配送方法で「宅配便[特定送料]」(仮)を設定していただくようお願いいたします。
※「宅配便[特定送料]」(仮)は2020年2月中旬頃にリリース予定です。

なお、「宅配便[特定送料]」(仮)の利用は、あらかじめ楽天市場による「酒類の商材取扱審査」を通過している店舗様に限ります。また、酒税法が定める「酒類」に該当しない商品(甘酒、ソフトドリンク、おつまみなど)について本設定を行い共通の送料無料ラインから除外することはできません。


どうやら「酒税法」が関連しているようですね。

なぜ、酒税法があると、楽天の送料無料ラインから除外することになるのでしょうか?

恥ずかしながら店長、酒税法がどんな法律かあまり詳しく知らないもので、こういった時には詳しいサイトで調べるのが一番と酒税法を確認してみました。

Wikipediaで酒税法を確認したのですが、あたりさわりのない内容しかなく、より詳しいサイトで確認すると、まったくもって内容が頭に入ってこないくらいの法律的な内容でしたw

結局のところ、日本関税協会の「酒類の税率と課税標準」というページで分かったのですが、要するにお酒って言うのは、販売価格の中に「酒税」が入っている上、お酒の種類、製造工程やアルコール濃度によって税率、税金が異なるんですね。


楽天さんが勝手に決めた3980円で送料無料というラインにすると、販売しているお酒の種類によって当然ながらかかる税金も異なり、色々な不都合が生まれるという観点から、酒類は酒税法に関わるので送料無料ラインから除外したようです。

もしかしたら、他の理由で酒類だけ除外したのかもしれませんが、その真相を知っている読者の方がおられましたらコメント欄でも構いませんのでご教授頂ければ幸いです。

ともかく送料無料ラインの一律ルールに「穴」が生まれたというのが今回のガイドラインの改変という訳です。 しかし、酒類だけ送料無料ラインから除外するにはシステム的な問題はどうするのでしょうか? それも、先ほどの引用した内容に書いてあるのですが


除外したい「酒類」の商品については、配送方法で「宅配便[特定送料]」(仮)を設定していただくようお願いいたします。
※「宅配便[特定送料]」(仮)は2020年2月中旬頃にリリース予定です。


宅配便「特定送料」という設定が新たに追加されるようです。

これはシステム的には、この宅配便「特定送料」が設定されている商品は、個別送料、もしくは店舗設定送料が適用されるようになる「フラグ」のような役割だと店長は予想しています。

しかし、ますますわかりにくい仕組みが増える事になりますね。

また、今回は酒類のみ除外対象となっていますが、飲料製品なんて、利益率5%以下という商品もゴロゴロあるのが実情です。

3980円以上の販売価格で、すでに送料込みにしている商品であれば問題はないですが、3980円以上で別途送料をもらう事を想定している商品の場合、利益率5%なら、一件販売して200円程度の利益しかないのに、送料で1000円以上が自腹となるわけです。

これってやっぱりかなりキツイと思うんですよね。

楽天さん、考え直してもらえませんかね?

こうした出店者の悩みの結果が「楽天ユニオン」という組合を誕生させたわけです。



一時はNHKニュースにも取り上げられたんですが、今のところ楽天さんがこの送料無料ラインの統一を撤回するというような空気はありません。

なんとか、広くこの事実を知ってもらいたいものです・・・。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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