今野悠太郎

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浦和新FWユンカーはACミラン相手にどう立ち向かったか

 浦和レッズに移籍期限直前で加入、ルヴァン杯柏戦で初出場し58分まで出場したノルウェーリーグ1部・2020年得点王&MVPのデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(Kasper Junker)。獲得に際し、移籍したレオナルドの代役として獲得し、得点力に加えて前線から守備のスイッチになる役割を期待しているというコメントが西野TDからあった。 (ユンカー選手のプレー動画を見たが、どんなところを評価して獲得に至ったのか?) 「杉本健勇選手のプレーを見ていただければ分かるように、一番

    • 【10】2020年はキジェ浦和への準備期間なのか?

      ①西野努TDとの関係性 ②浦和と湘南の蜜月関係 ③空白の2020年問題 ④パワハラ問題をどうするのか 浦和レッズを追いかけている人間の中で噂話となっているのが、湘南ベルマーレ前監督の曹貴裁氏の将来的な浦和の監督就任である。 現在Jリーグ監督ライセンス停止中の曹氏は、研修の一環で関東大学リーグ2部・流通経済大学サッカー部を指導する予定であることが1月下旬に発表されたばかりだが、浦和の不可解な監督続投劇により曹氏のライセンス復帰までの時間稼ぎをしているのではとの見方が一部であ

      • 【9】諸刃の刃をサイドに携えるアルヒラル。対する浦和に勝算は?

        アル・ヒラルリヤドを率いるのは、ルーマニアの名将ミルチェア・ルチェスクの息子であるラズヴァン・ルチェスク。ギリシャのPAOKをギリシャ王者に導いた彼は2019年7月に途中就任としてリヤドにやってきた。 ACLの時間軸で考えると、ラウンド16からの指揮となる。 2年前のACL決勝を同カードで対戦した浦和にとっては勝手知ったる相手。ただ、メンバーはかなり変化しているとも変化していないとも言える。 2年前との違い変わっている部分は特に前線だ。前回対戦で退場した選手として浦

        • 【8】サポーターから浦和のサッカーを創るという考え方

          今季の浦和のサッカーを”見る”のはかなり苦痛である。(であった) 一度目はライブで見ることができるのだが、ここ最近は二度目への手が伸びない。どうしてか?面白くないという声がサポ仲間の一部から聞かれる。もしかしたらそれはミシャ全盛期のサッカーと比較してのものだろうか?勝利した後も勝てばOKというような感想が多く、結果問わず試合内容に不満を感じている人間は一定数いるように自分視点からだと思える。個人的には、私が繰り返し見る他の試合と比較した結果、ここ最近の浦和の試合からはプレー

        浦和新FWユンカーはACミラン相手にどう立ち向かったか

          【7】浦和界のHIKAKIN「紅夢」の屍を越えてゆけ

          悪魔の妄想noteの時間です。 近頃、浦和サポ界隈では紅夢氏のことが何だかんだ話題になっている。Twitterを皮切りに、note、YouTube、TikTokなど流行りのネットツールを利用して活動されている方だ。 ここではそれらに触れてみての僕の個人的な感想は置いておいて、氏の先駆者的な行動について暇だからわずかばかり考えてみる。 僕はnoteを見ているし、しばしば書いてもいる。YouTubeはHIKAKINが騒がれ始めた頃からだからかなり見ている(面白いと思ったこと

          【7】浦和界のHIKAKIN「紅夢」の屍を越えてゆけ

          【6】「あなたがいなくてもチームは勝つ」という事実を前にサポーターはどうすべきか

          今埼スタに僕はいません。 2017年まで浦和を無心に追いかけていた現在休学中の23歳大学生です。 とても悩んでいるし、迷走中です。 僕より一足早く就職し、そこで直面した悩みをnoteに切実に記した浦和サポの友人に触発され、書くことにしました。 ◾️浦和サポとしての生活日韓W杯の前後のベッカムフィーバーに乗りマンチェスターユナイテッド好きのサッカー少年であった僕は、当時浦和ファンであった父に連れられ埼玉スタジアムに行くようになり、中学生になる頃には単独や友達を連れゴール

          【6】「あなたがいなくてもチームは勝つ」という事実を前にサポーターはどうすべきか

          【5】杉山氏の文章にツッコミ始めたら逆に面白くなってきてしまった話

          普段なら杉山氏の名前を発見したらクリックしないのですが、Googleアプリにおいて名が伏せられた状態での当文章を読んでしまったのが始まりです。読んでいくうちにボケとツッコミの様な感覚で楽しくなってしまったのでここに書き残そうと思います。 浦和のオリベイラ監督は「これからチームはよくなっていく」と強気を装ったが、両チームの力関係は、浦和の状態が今後いくら上向いても逆転は難しいと断言したくなるほど離れていた。 様々な要因あれど、昨季リーグでは浦和がホーム&アウェイで二連勝して

          【5】杉山氏の文章にツッコミ始めたら逆に面白くなってきてしまった話

          【4】埼スタには銭湯もホテルも作れない? 浦和サポの僕が鹿島を推してしまう理由。

          若者で大学生である僕が今どのJリーグクラブのフロントに入れますよ。と言われたら(そんなことは天地がひっくり返ってもないのだが)確実に鹿島アントラーズを選ぶ。なぜ浦和レッズサポの僕が宿敵である鹿島を選ぶのか特に浦和方面の皆様どうか怒らず聞いてほしい。 当然僕はガチガチの浦和サポなので、本当なら浦和に入りたいし、浦和をアジアないしは世界に轟くビッグクラブへの道の手助けできるようになることが僕の生涯の野望だ。ただ色々と紐解いて行くと天地がひっくり返って今現在の浦和に入ったとしても

          【4】埼スタには銭湯もホテルも作れない? 浦和サポの僕が鹿島を推してしまう理由。

          【3】浦和の新たな改革は鈴木大輔から始まる

          「昨シーズン対戦した印象では、時間の使い方が上手いなと思いました。その時間帯に守るのか攻めるのか、リスクをかけるのかなど、最適なプレーを求めていますし、勝ちに対してしたたかな所と、同時に激しさも持ち合わせていることが、自分の中での印象に残っています。いろいろな監督を経験しているので、そうした引き出しを出しつつ、順応できると思っています」 鈴木大輔選手が浦和レッズ新加入記者会見でオリヴェイラ監督と浦和レッズのサッカーに対する印象を聞かれた際の言葉である。 失礼を承知で言えば

          【3】浦和の新たな改革は鈴木大輔から始まる

          【2】僕が伊東純也選手に浦和レッズ加入をあえておすすめするわけ

          杉本、鈴木大輔、汰木加入以降は放出リリース続きで絶賛やきもきしているレッズサポーターは、新加入選手の発表を今や遅しと待ち望んでいます。その中で特に名前が挙がるのが柏レイソル所属の伊東純也選手です。 まず浦和のサイドの台所事情を説明すると、昨季まで所属していた平川、菊池、駒井(昨季は札幌に期限付き移籍)がチームを離れ、2019年にはU20W杯が開催されるため橋岡や荻原が数ヶ月チームを離脱することも予想されます。 それらを加味すると宇賀神、森脇(本職は一列後ろ)、新加入まで目を

          【2】僕が伊東純也選手に浦和レッズ加入をあえておすすめするわけ

          【1】帰りたいスタジアム

          皆さんは帰りたいなとふと思うスタジアムはあるでしょうか。 理由は人それぞれあると思います。 好きなチームのホームだから、印象に残る試合があった所だから、あの人と訪れたスタジアムだからなど。 僕にとって帰りたいスタジアムは、辛かった時の心の拠り所となってくれたからとでも言うべきでしょうか。 ベルリン中央駅から電車で一本、ベルリン中心部に位置するベルリンオリンピアシュタディオンが僕の帰りたいスタジアムです。 今から三年前大学に入学してすぐの頃、原口元気(当時ヘルタベルリン

          【1】帰りたいスタジアム