"金星の呼気" メモ

Op.3 ”金星の呼気” 

BandCamp : https://anotraks.bandcamp.com/track/--95

各種配信サービス 
: https://linkco.re/u4y3DeQn

 Lyrics

耳にまとわりついた青いノイズ払い退けて
君は小窓を開けた、
朱色に輝く惑星に叫ぶ
「私は、キャロルのように銀河を飛び回りたい!」
ねじれて醸造された感情、
星雲のバターを塗った密度を貪って
この船の小部屋で夢想に耽る

ついに鳴り止んだ嘘
裂けるオーロラ、誘う黄道
君は大窓を開けた、
僕を見ずに颯爽と駆ける
「私も、窓辺と海辺の違いくらい分かりたい!」
回折する光の森で愉快なキャンプをしても
クェーサーが嘲笑う
この船の小部屋で不満げに眠る

軌道を無視した公転で
偽りのネイト、棄て去り
微笑むケレスを横切って
君の想いはいま、空(くう)に放たれた!


(小さくて無機質な宇宙船の中に閉じ込められて育った我々は、ふざけた日誌を綴り続けるしかない)


トラック(ティンバー)リスト

Vocals (radio + auto-tuned) / Chorus / Nylon Guitar / Synth Bass / Electric Piano / Honkey-tonk piano / Synth Pad / Flute / Strings / Marimba / Glockenspiel / Wind Chimes / Triangle / Guiro / Shaker / Agogo / Drums /  Some Sound Effects

アレンジについて

打ち込みの無機質な感じを前面に出したくって、それに伴ってボーカルもオートチューンド+ラジオボイスにしてみました。こじんまりとした閉塞感と、そこから脱したいという解放への憧れをアレンジに反映しようと努力しましたが、果たしてそう上手くいったのか。

当曲とはあまり関係がないが、"Lo-fi Hip-hop"について思うこと

昨年大きな注目を集めた"Lo-fi Hip-hop"の文化に少なからず興味があって、今作のイントロでもほんの一瞬だけ雰囲気を混ぜ込んでみたのですが、そのコミュニティの発展の仕方やジャンル自体の持つ独特な心地よさに非常に惹かれる一方で、例えば、先日(2019年3月21日)放送されたTBS「アフター6ジャンクション」にてbeipanaさんが代表的なLo-fi Hip-hopとして紹介していらっしゃったelijah who氏の"it's finally raining again"なる曲なんかは、Bill Evansの"I Loves You, Porgy"(原曲はガーシュイン)の冒頭部を延々と繰り返し貼りつけたものにビートを足しただけの作品で、「創作」と呼べる代物なのかどうかは怪しく思っています。したがって、コーナー後半でも触れられていたEUの著作権法には僕は賛成です。サンプリング含む引用と密接な関係を持って育ってきた文化だとはいえ、著作権を犯さなければ成立しないジャンルなどでは当然ながら決してないわけであって、そうした呪縛から逃れてさらに自由な形で発展していってほしいなと切に願います。なんせ、あんなにもチルでクールでノスタルジックで様々な場面のBGMに適した音像ってなかなか無いと思うので。(Lo-fi Hip-hopについては、同じくbeipanaさんの以下の記事もとても面白かってです。☞https://www.beipana.com/entry/what-is-lofi-hip-hop)

おわりに

この楽曲は、以前Twitterにて声かけてくださったAno(t)racksの小笠原さんの手によって、Ano(t)racksレーベルより配信させていただく運びとなりました。厚く御礼申し上げます。


@urakamifamily



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