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世界1カンタンなコーヒーのいれかた

 20種類弱のコーヒーのいれかたを回ってきて、最終的にたどり着いた「コーヒーのいれかた」。

 これまでコーヒーについて何万文字も詳細に書いてきたけど、あまりにマニアックで余計複雑になってしまった。こだわってみるのも楽しいけれど、おいしく飲めればそれでいい。そういう視点で反省してシンプルに。

ミル

いきなりですが、かなりの盲点だったのがミル。意外と重要性が浸透していないんですよね。料理でいうところの包丁なんで、お一つ買っておいてください。豆で買うのと粉で買うのでは鮮度が5倍くらい違います。

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コピー商品は買わないで日本メーカーを買いましょう。

フレンチプレス

 適正な量のを 適正な温度と 適性な量ので 好みの時間だけ抽出するフレンチプレス。

 器具の洗いさえ厭わなければ、フレンチプレスが一番簡単においしく仕上がります。多少粉っぽいと敬遠される方もいますが、メッシュフィルターの代わりに紙フィルターを使っているものがあったはず。そちらを使うと解決すると思います。あれ? なかった…かな?

 ちなみに紙フィルターだと香りや風味成分の一つであるコーヒー油が吸着されてしまい、充分にカップへ届かない事になってしまいます。ペーパーを濡らしてから使うか、少し粗引きにして微粉も取るなどメッシュを通り抜けないように気をつけるのがベストです。

あ、メッシュをネルに変更したときは洗いが面倒すぎてすぐに嫌になったから個人的には却下で。

粗挽き15グラム、250cc、93℃、4分。

 はじめのうちはそれぞれ一つづつ変えて試し、自分好みのバランスを見極めてください。

 焙煎原理を理解したゴミなしの豆ならそれで充分。コーヒーの素材感をすべて抽出することができるので、良い豆なら良い味に、ダメな豆ならダメな味に。

 購入時の注意点は、ハンドルが真っ直ぐなこと。ガラス本体の場合は下面にクッションが付いていること(割れやすいから)。蓋の向きがわかりやすいか、容量表示がなみなみなのか仕上がり量なのか調べてから購入すること。

 次はペーパードリップでのいれ方。

ペーパードリップ

円錐の”ドリッパー”と粉を濾過する使い捨ての”ペーパー”。お湯を沸かす”ヤカン”、出来たコーヒーが溜まる”コップ”。温度を測る”温度計”。

・豆は1杯分15グラムで200cc~300cc。濃さはお好み。
・お湯は1分沸騰させてから90℃以下に冷まして使います。
・使い捨てのペーパー付きドリッパーだったら片手で抑えて使うこと。
・お湯をはじめに少しだけいれて30秒蒸らすと味が出やすい。

・コクと濃いめがスキなら85℃くらいの低温でゆっくりと抽出
・さっぱりスッパめがスキなら90℃くらいのお湯でさーっと早めに抽出。

・粉の細かさを粗挽きと細挽きで比べてみると結構違います。
・ドリッパーは最後の一滴が落ちきる前にカップから外すと爽やかに。

ペーパードリップ中級者

 味の細かい違いが見えるようになってきたら試すといいこと。

・ペーパーを湯通ししてから抽出すると味が濃くなることがわかる?
・微粉をフルイなどで取るとエグみが減る理由がわかる?

そこら辺が解り始めたら次の段階です。

…なんですけど、

 ペーパードリップは確かに入りやすいですね。道具も手に入れやすいし情報も多い。

 でも、本当に一番カンタンにおいしくコーヒーをいれたければ、良いコーヒー豆を手に入れることが一番。本当に良いコーヒー豆さえ手に入れられれば、抽出温度(と濃さ)だけ気を使えば後は何やったっておいしいから。

 逆に、ペーパードリップでこれ以上技を使わなければいけないのは、豆がおいしくないからです。色々な技を使わなければいけないのは、おいしくないコーヒーをどうやっておいしくするか考えた結果だと私は思っています。

 だからおいしいコーヒーが飲みたいなら、バリスタ(笑)のテクニックでどうにかしようなんて思わずに、良い豆を手に入れることを考えたほうがいい。

 お店でバリスタがいれてくれるコーヒー。あれに感動して同じ豆を買って帰っても同じ味になりませんよね? 

 輸入されたコーヒー生豆は時間と共に傷んでいきますし、ゴミの混入もとても多い。焙煎前にゴミを完全に捨てる作業は非常に細かくて体力も時間も使うので、普通はざっと見て目立つものしか捨てていません。本気で仕分けしたものはグラム売りで気軽に手放せるようなものではありません。

 私は店で飲ませるコーヒーと持ち帰りの豆売り豆が同じ豆ではないと90%疑っています。豆で売っている個人の焙煎所でも、1日に1キロ以上売ってる店から、まともな豆が届くと思わないほうがいい。嘘だと思うなら、自分で検査して自分で焼けば、味がうまく出せなくても、あなたが未熟なせいではないことはすぐに分かります。

 逆に、「うちの豆は豆売もドリップも同じ豆だ」と堂々と言える店は誇っていますからわかります。ちゃんとやってる店を見つけたら大切にしてください。

個人的には

 私はプレスのフィルターを洗うのが面倒なのと、良い豆を使っていますし細かい手順も身についているので、結局ペーパーに落ち着いています。ただ、お湯を沸かしてからしばらく台所にいないといけないので、そろそろ新しいプレスを買ってみようかなと思っている所です。


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人工知能とコーヒー、焙煎機を開発中、の先行予約中焙煎機は https://uracata.com/ 豆は https://anocoffee.com/
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