見出し画像

犬社会

最近、微妙に小忙しくて小疲れる。こういう時は人の少ない朝にウロウロ散歩するに限る。犬の散歩してる人がチラホラ居るから犬見れてラッキーだし。


今日も朝にウロウロしていたら犬の散歩をしているマダムたちが井戸端会議。連れている犬もなんだか皆んなデカくて、言い方は悪いけど高そうで良いとこの犬感が強い。私より良い生活してる事は間違いなし。


マダムたちがお高い犬連れて談笑している場から少し離れて、柴犬連れたお婆ちゃんがその様子をボーッと見てる。柴犬もボーッと見てる。2人ぼっちでボーッと見てる。
妙に哀愁あるけど、なんだこの感じ。別にマダムたちはお知り合い同士でただ喋ってるだけだろうし、お婆ちゃんたちもそれをただ眺めているだけだろうけど、見ようによっては異常に寂しい。
煌びやかなマダムとデカ犬、腰曲がりお婆ちゃんと柴犬。なんだこの感じ。別にお婆ちゃんも話に入れてあげてよ、とかそういう事でもないけど、勝手に疎外感を植え付けられるこの感じなんだ。


まぁ私の見方が良くないだけで、犬に貴賎なし。良いも悪いも高いも安いもないのだ。犬は全員素晴らしい。犬を可愛いと思うように脳ができているなら、犬を世話するために人間が存在していると言われても納得。とりあえず世話する係を人にやってもらって私は可愛がる係を引き受けよう。

ということでお婆ちゃんがボーッとしてる隙に柴犬の視覚に入って手をチロチロさせたりとアピールするけど全然私に興味持ってくれない。
ちぇっ、なんだよ。そんなんじゃマダムのとこの犬とも仲良くできないぞ。

なんとなくこの犬と飼い主社会の構図的に柴犬にも興味持たれなかった私が1番疎外感を抱く感じになったけど、こっちはそもそも見るだけでラッキーだから全然プラスなのだ。ガハハ。



しかし犬飼いて〜。



それではー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?