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早口シャワー

私の住む部屋は老朽化の影響なのか、なんだか過ごしにくい。上の階からの水漏れや、出窓近くに謎に木々が生い茂りツタが部屋に侵入したりと自然豊か。

今はガスがバカになってるのか温度をいくら調節してもド熱湯になる。シャワーを浴びる時にいつも一人でダチョウ倶楽部みたくなる。あっつい!聞いてないよ!

でもこれを大家さんに言うのも忍び無いんだよなぁ。何か部屋のトラブルがある時にご連絡するとすごい謝ってきて下さるからなんか心苦しい。優しいおばあちゃんという感じなのであまり頭を下げさせたくは無い。
この間もおしゃべりした時に気を使ってくださったし。その間ずっと私の名前間違えてたけど。前に住んでたらしい方の名前で呼ばれてた。私はもう7年ほど住まわして貰ってるんですけど。顔と名前だけでも覚えて帰って下さい。ちぇっ。


話が逸れました。問題は私の影の薄さではなくガスの事。このままガスの異常なのか知らないけど、コレを放置していたらいつか爆発するんじゃないかと恐れおののきながら熱い熱いとシャワーを浴びる毎日。
そんな中で、「ブスバスガイドバスガス爆発」っていう早口言葉のバスって、車の方じゃなくて風呂の事だったんだと気付く。ブスバスガイドに引っ張られて騙されてました。容姿についてとやかく言わないけど、さも車のバスの事と勘違いされるように誘導しているのはガイドとしていかがなものでしょうか。
この件はどこにクレームを入れればいいのでしょう。早口言葉の著作権利を持つ方に連絡してもらうために「東京特許許可局」に電話しようかしら。んもう。


しかし「ブスバスガイドバスガス爆発」って早口言葉は令和の時代においても生き残れるのかな?前半悪口で後半事故なんて。人を傷つける事と不謹慎がキライな心優しい人しかいない今のご時世どうかな?そんで上記のように無茶なクレーム入れる私みたいなのにやられたらドンマイ。まぁ個人的にそもそもそんなに残す程の言葉でも無いっつーのはあるけど。


なんかやたらと話が逸れる。どうでもいいんだご時世とか。そんな事よりも度を越した熱いシャワーのせいで浴びるのに毎回覚悟がいる事で時間をくう事が問題なんだ。裸で5分ほど熱湯を見つめる時間が毎日無駄でしょうがない。いざ浴びると熱すぎてすぐに終わるし。そんで汗流すためのシャワーを浴びた後に熱すぎて結局汗かくし。意味あるのか?


リラックスするための風呂で苦行を強いられている私なのですが、クソ熱いシャワー浴びてるせいか逆にちょっとした風を感じやすくなって涼に気づきやすい気もしなくはない。良いか悪いか分からないけどある種のリラックス効果を他で得ていると思い込みましょう。


皆さまもクソ熱い風呂入った後に風を感じ、肌のセンサーを狂わせてみてはいかがでしょうか。かしこ。


それではー。

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