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行政機関・福祉担当者の皆様へ。 「●●介護フェスタ」とか「介護の日✖︎✖︎イベント」を撲滅したいのですがどう思いますか?

以前より全国の行政機関と企画をご一緒させていただく中で感じてるのが、企画の多くが下記2点の問題があるということです。

1. すでに福祉業界で働いているか興味を持っている方向けの企画になってしまっている。

2. 地域文化を深め、理解し、表現するチャンスを失っている。

1. の点ですが、様々な地域で「福祉祭り」や「介護の日フェスタ」という名目でイベントを開催したり、「介護人材確保基金」を活用した企画を開催したりしていると思います。しかし、お客様として集まってる人は福祉職員かその家族か利用者、または福祉の学生などしかいないような状況です。原因として2点あり、1つが開催する場所がとても閉鎖的で、興味がないと一般の方がわざわざ来ないところで開催しているという点。2つ目が企画内容が一般の人にとって感心をそそられないことがあります。福祉業界で著名な方をブッキングしたとしても業界外の一般の方は参加する気持ちになりません。楽しいことがありそうだと思える場所にしか人は集まらないからです。だからこそ企画や開催場所を再考することは最も重要だと感じます。イベントのプロを入れることで、それは解決します。

2. 点目については、多くの地域で、「多様性理解」や「インクルージョン」、「誰もが暮らしやすい地域づくり」と謳っています。そうであれば「福祉祭り」やこれから地域を支える「福祉人材・介護人材獲得」への企画は地域を作っていく上でとても重要な企画であると理解しています。それを内側の人向けにお金をかけて実施し続けることはとてつもないチャンスを捨ててることと同じだと感じています。福祉という漠然としているものが出会いや経験をすることを通して、身近になる機会なのです。そこが他者への理解につながるチャンスだと思います。こういった小さな接点がその地域の文化を生み出し育てていくのだと考えます。福祉の現場だけで物事を考えるのではなく、その場所を作ってる近隣の人や企業・お店などと一緒にイベントを作り上げていくことが重要だと感じます。これはイベントのプロを入れても、不可能です。これこそが行政機関が担う役割だと思っております。


つまり、役割分担を提案したいのです。
イベントの企画、制作、運営のプロに渡して行く部分と、行政機関を中心に地元の人たちで担って行く部分と。この二つが融合することで初めて、良いイベントやプロジェクトが生まれるのだと思います。

実際に担当をしている行政機関の福祉担当者の皆さんはどう思われますか?もしよかったら考えを聞かせてください!!


ここから思いっきり営業です。私たちは行政機関の皆様に上手く使ってもらえるコンテンツを多数保有しております。そのご紹介をさせてください。


【医療福祉系謎解きイベント Mystic Minds】
今まで徳島、長崎、山梨、千葉、神奈川などで開催してきました。最近ではイオンモールやららぽーとなどでファミリー向けに開催しています。
手話や点字を読み解いたり、車椅子や白杖などを体験したりしながら謎を解いて行きます。キャストやスタッフは地域で働く医療福祉従事者が担ってくれています。



【医療福祉系シミュレーションゲーム THE Six SENSE】
自分の将来の人生をイメージしながら医療福祉と出会う「医療福祉系シュミレーションゲーム」です。人生ゲームのようなスゴロクを床面に投影し車椅子で移動しながら遊びます。各体験ブースのキャストやスタッフは地域で働く医療福祉従事者が担ってくれています。




上記の企画に共通しているのが、親子での参加ができるということです。もちろん、大人向けの研修仕様でも展開は可能ですが、、、小学生くらいの子どもがすぐに福祉や介護の職業につくことはありませんが、将来に繋がるためにはこの年での職業との出会いが必要です。職業理解で重要な要素を占めているのが親の存在です。親が福祉の職業に対して正しい理解を持たないことで子どもが職業に興味があっても進めることも認めることもありません。そして親世代の方々は即戦力になる可能性があります。特に女性で子持ちの方ですと働く時間に制限があったりする中で、生活を支える福祉の仕事であれば時間が合わせやすい。さらに日常的にやっている家事が仕事の能力になると考えています。

私たちNPO法人Ubdobe(ウブドべ)も2010年に起業してからもう10年になります。この10年で培ってきたノウハウを地域や国のために活かしていきたいと強く考えております。

最近、新たなプロジェクトを始動させました。

都市部の医療福祉従事者や学生と、離島や山間部の福祉法人をつなげて行く人材マッチングプログラム「福祉留学」です。


福祉の仕事は資格と経験と知識があればどの地域でも求められる仕事です。そのことを学生のうちから知り、体験しておくことで、自分の価値を知って欲しいのです。

そうすることで、たとえ自分に合わない職場があったとしても、ネクストキャリアの幅や高さを感じながら働き続けられるのです。

その事業所を辞めたとしても、福祉業界を辞めなくて済むような流れを作っていきたいのです。福祉留学生を受け入れる法人の立場に立ってみると、新しい間口から専門職を獲得するチャンスだと思ってもらえると思います。

各地から問い合わせも多数入っており、登録地域も増えています。

非常に長くなりましたが、もし少しでもご興味がある場合はご連絡いただければと思います!

以上、長文営業メッセージでした!!

もしよかったら知人や友人や家族に行政機関担当者がいたらシェアしてみてください!

よろしくお願いします!


※この文章はNPO法人Ubdobeの代表理事・岡勇樹と理事・中浜崇之による共著です

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