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投資するエリアを考える

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

投資対象の物件を探すときに、投資するエリアを絞っていないと、効率的に物件を探すことが困難だと思います。今回の記事では、投資するエリアにつて考えてみます。

都心か地方か

東京のように、人口が集中する都心がよりのか、東京以外の地方がよいのかといことですが、都心物件と地方物件の比較を下表にざっくりまとまとめてみました。

都心地方比較

都心の物件の方が、空室率が低く、リスクが低く見えますが、価格が高いため、購入時の借入金の比率が高くなると、借入金のリスクが高まります。

一方地方の物件は、空室率が高く、リスクが高く見えますが、物件価格が安いので、現金で購入できれば、借入金のリスクはなくなります。

都心の物件が良いか、地方の物件がよいかは、個人の投資スタイルによって変わってくるので、一概には言えません。

土地勘の有無

エリアの選定する場合、土地勘の有無の重要な要素です。最近は、インターネットで、知らない場所の情報も入手は可能ですが、最初なできるだけ土地勘があるエリアを選んだ方が良いと思います。

同じエリアの中でも、立地の良し悪しを判断する上でも、土地勘は重要になります。

遠隔地

現在住んでいる場所と投資エリアの距離も、投資エリアを選定する上で、大切な要素です。

理想的には、自宅に近いエリアに投資するのがいいと思います。しかし、自宅から離れた、遠隔地の物件でも、物件近くに管理会社に委託すれば問題ないと思います。また、ローンを組む金融機関によっては、融資可能なエリアが限定されることがあるので、このあたりも注意が必要です。

駅近 駐車場

人口の集中する都市圏は、鉄道やバスなどの公共交通機関が充実しているため、駅やバス停までの距離が重要になります。

一方 移動手段が自家用車に依存する地方は、駐車場の有無が重要になります。また、一家で複数台自家用車を所有している地方もあるので、ファミリータイプの場合、駐車場の台数も入居付けに影響します。

周辺施設

近隣にある大学に通う学生の入居を対象にしている物件は注意が必要です。特に、東京近郊は、20から30年前に、郊外へキャンパスを開設した大学が多くありましたが、近年、少子高齢化の影響で、郊外のキャンパスを都心も戻す大学が増えています。また、数千人を雇用する工場が、移転することもあります。

物件での周辺での大学や工場が移転すると賃貸需要に大きな影響を及ぼします。周辺施設の動向も、エリアを選定する要素の一つです。

まとめ

効率的に投資物件を探すには、投資エリアを絞ることが大切です。投資エリアどこにするかは、個人の投資スタイルによって変わってきます。また、選んだ投資エリアによって、物件の見方も変わってきます。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今日はこの辺で、次回また。

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