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賃貸経営のプロは?

こんにちは、大家兼不動産屋の廣田です。

今回の記事では、賃貸経営のプロは誰かというこのについて書いてきます。

「素人大家」ってあり?

大家さんと会話の中で、
「私は素人大家だから....」と言う方がいらっしゃいます。
確かに、相続などで急に大家さんになり「賃貸経営に関しては素人である」というようなニュアンスで使われていると思います。

個人的には「素人大家」という言葉に違和感を感じています。物件を所有し家賃を稼いでいる大家さんが「素人」であっていいのでしょうか?

入居者さんから家賃をもらっている大家さんは、素人ではなく「プロフェッショナル」であると思います。「プロフェッショナル」という言葉が適切かどうかは別として、少なくとも「素人」ではないと思います。

物件を所有し、家賃を稼ぐとういビジネスを営む大家さんは、規模の大小や経験の有無に関わらず、賃貸経営のプロです。同じプロでも新人もいれば、ベテランもいます、レベルの差はありますが、大家さんである以上が、賃貸経営のプロであると自覚しましましょう。

管理会社に丸投げでよいのか

管理会社からの、募集条件や原状回復工事の内容などの様々な提案に対して
「任せる、うまくやっておいてくれ」といように管理会社に丸投げする大家さんが多いようです。

「管理会社は賃貸経営のプロだから任せておけば安心」と考えがちです。
確かに不動産屋さんはプロではありますが、賃貸経営のプロありません。入居者さんを募集し契約を締結したりする宅建業や、入居者さんの管理をする賃貸管理業のプロなのです。

管理会社から提案される、家賃の設定や原状回復工事内容は、入居者募集にも影響があり、その結果が大家さんの収支に跳ね返ってきます。管理会社の提案をそのまま受け入れるのではなく、その理由や背景などのよく聞き、納得した上で、判断することが大切だと思います。

たとえば、募集家賃の値下げを提案されるケースで、
「家賃を2,000円下げて、50,000円で募集しましょう」という提案に対して
・なぜ、2,000円減額しないと入居者が決まらないか?
・近隣の物件の家賃の相場は?
・競合物件の動向は?
など、不動産屋さんの考え方を聞いてから、減額が妥当であるかを判断すべきだと思います。

また、原状回復工事に関しても、見積書の総額だけを見て判断するのではなく、見積の明細にも目を向け、どんな内容の工事が含まれているかを把握し、要否を判断します。工事に使用する資材(クロス、床材など)の仕様も適切がどうかを判断する必要があると思います。

管理会社とどう付き合うか

決して「管理会社の言いなりになってはダメ」って言っている訳ではありません。大家さんと不動産屋さんは、考え方の違いがあるので、十分コミュケーションをとり、納得してから物事を決めたほうがいいと思います。
最初は管理会社の提案に対し、何を質問していいか分からないし、判断する知識もなく、「そんなことできない」と思われる大家さんも多いと思います。しかし、何回かやり取りをするうちに慣れてきますし、賃貸経営のプロである大家さんは、そのような知識を習得して行くことも重要だと思います。まずは、やってみることです。

まとめ

収益物件を購入して大家さんになってと言ことは、賃貸経営のプロになってころど同義です。賃貸経営のプロだという意識を持って、管理会社と付き合っていきことが重要です。


最後までお読みいただきありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。


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