ICC責任者への挑戦を振り返ってみた
はじめに
はじめまして!Growth PartnerスタートアップチームでインターンをしていますMiyaji(@upsider_miyaji) です。
先日2024年2月19日〜22日にて福岡で開催された「Industry Co-Creation (ICC)サミット FUKUOKA 2024」(以下、ICC)に当社も出展させていただきました。
※2022年に初めて当社が参加したICCについて、マーケティング責任者のMomokoが振り返っておりますので、ぜひこちらもチェックしてください✍️
当社では、ICC は通常マーケティングチームが出展に向けて責任を持ち、出展のプランニングや実行を担っているのですが、今回新たな挑戦として、カンファレンス出展の責任者を任せていただくことになりました。カンファレンスの出展に向けた準備はもちろん、カンファレンス当日までの困難やどうチームやICCの皆様のサポートがあってイベント当日を迎えることができたのかを綴っています✍️
具体的な出来事を振り返りながら本記事を執筆しているので、今後ICCのスポンサードを考えていらっしゃる皆様にもぜひ、読んでいただけると嬉しいです。
ICC出展担当することになった背景
私は普段「Growth Partner」と呼ばれる、法人カード「UPSIDER」をご検討くださるスタートアップユーザー向けに、導入のご提案からカード決済における決済フローの構築支援など、カードの利用を通じてユーザーのビジネス成長を支援する業務を行うチームに所属しています。
多くの成長企業が集まるイベントであるICCは、日頃私たちがなかなかお会いすることができないユーザーにお会いできる絶好の機会です。
日頃多くのユーザーと接している私達Growth Partner だからこそ、これまでと違ったアプローチでイベントを盛り上げることができるのではないかと思い、マーケティングチームが主導していたものから、今回のICCのスポンサーシップ出展はGrowth Partnerのスタートアップチーム主導で進めることになりました。
ICC準備期間に工夫をしたこと
今回、当社は「スポンサードセッション」、「ガーディアン・カタパルト」、「ガーディアン・アワード」の計3つのセッションに参加させていただきました。どのセッションも準備には社内、社外のたくさんの方々にご協力いただきました。
社内のメンバーは通常業務を抱えながらも、相談にのっていただいており、ブースのコンセプトに基づいて、UPSIDERの機能をどのように紹介するべきかという体験設計を一緒に考えてくれたり、開催日近くに急遽必要になった資料を急ぎ作成をしてくれたりと実際ICC出展に向けて支援をしてくれました。本当に感謝しています。
今回はその中でも、特に私が深く関わった「ガーディアン・アワード」の挑戦についてお話させてください。
ガーディアン・アワードは初めてUPSIDERがICCにスポンサードさせていただいたときから取り組んでいる企画になっています。
今回は合計10社がガーディアン・アワードに出展することになりました。
それぞれ、本企画をメインで進められている方は、社会人経験を積まれた20代後半から30代の方が多かった印象です。
初めてのICCで準備を進めことには不安がありましたが、前回も参加したICC KYOTO2023の総合3位で評価いただいたことがありがたい反面、「絶対に優勝したい」という悔しい思いも持っており、アツい意気込みでICCの準備に臨むことができました。
そこでまずは、前回のガーディアン・アワードの振り返りから始め、反省点を探すことから始めました。
そこで見つけた、反省点は以下の3つです。
1. ICC参加人数は多いものの、うまくその人数を活かせていない
2. UPSIDERの機能がより印象に残るような工夫ができていない
3. 各審査員にマッチした個別提案ができていない
特に上記の反省点を解消できるように準備を進めました。
1. ICC参加メンバーの人員配置の見直し
前回までのICCではイベント当日、当社参加メンバーが多くいたにも関わらず、役割分担が上手く設定できておらずもっと上手く人員配置ができたのではないかという反省がありました。ですが、今回のICCでは、審査員の方がUPSIDERのブースに来て次のブースに移動するまで、どのメンバーが何をするのかを明確に決めて臨むことにしました。
例えばご来場いただいた方へ、誰が資料やノベルティを渡すのか。5分のうち、誰が何を何分話すのかという細かな点まで詰めたうえで、人員配置の計画を立てました。
2. UPSIDERの機能がより印象に残るような工夫
審査員の方々は、一つのブースに5分と制限された時間の中で体験にきてくださいます。いかにその5分が印象的なものになるのかが勝負になります。この制限時間の中でいかにUPSIDERのプロダクトの印象を持ってもらうのかについて工夫をこらしました。
当社ブースでは「金運UP」をコンセプトに設け、コンセプトに則った機能体験をご案内することにしました。
ブースの見た目には鳥居を立てて、参加者の方にお渡しするノベルティはお守りをお渡しすることにしました。
そして、法人カード「UPSIDER」の機能を体感していただけるように、証憑の提出体験を設計しました。
体験の流れとしておみくじに模した運勢が記載された証憑をお渡しし、法人カード「UPSIDER」のスマートフォンアプリを介して領収書を読み取っていただくというものです。これまでのICCで当社ブースでは審査員の皆さんに口頭説明をするだけでしたので、実際に審査員の方にUPSIDERを体験していただく流れは初めての試みでした。
3. 各審査員にマッチした個別提案
ICC KYOTO2023 ガーディアン・アワードで優勝経験のある方にいただいたフィードバックをいただき、今回工夫をしたポイントがあります。
その方の過去のプレゼンテーションを振り返ると、毎回審査員の名前が登場していたり、審査員の方々が自分ごととしてプレゼンを楽しめる構成になっていました。
ですが、私たちのこれまでのガーディアン・アワードは、プレゼン自体は個別化した提案をしていたものの、審査員の方々が感じる実際の体験としては、個別化された内容ではなかったと考えています。
よりわかりやすく、審査員の皆さんに個別化した体験をしていただけるように、証憑に模したおみくじの但し書きの部分に審査員の方々の事業や趣味、興味などをすべて調べて、個別化した内容を記載し準備しました。
ICC当日
いよいよICC当日。ご来場の皆様が楽しんでいただけるような工夫を凝らしたブース、そして「参加者の皆さんの挑戦」を書いて貼っていただく絵馬をモチーフとしたパネルを設営して臨みました。
当日のリハーサルでは、ICCのスタッフの皆様(以下、ガーディアンズ)にフィードバックをいただき、その夜発表の直前まで、内容の修正に励みました。
当日まで抜け漏れがないように綿密に準備を進めましたが、イベントにはサプライズがつきものですね。ガーディアン・アワードの初日は予想外の出来事が多くありました。当社メンバーに欠員が出たことで当日の人員配置やオペレーションの変更が必要となったり、ブースの装飾が倒壊したりといったアクシデントがありました。
一番衝撃的だったアクシデントは、プレゼン中に大きく声を張った結果、発表の途中で自分の声が出なくなってしまったことです。そんなときも、一緒に参加していたチームメンバーが審査員の皆様へ代わりに説明をし、ガーディアンズが飲み物を差し入れてくださったりと、最後の最後まで多くの方に支えていただき、無事2日間乗り切ることができました。
結果発表
2日間のプレゼンを終えたのち、ガーディアンアワードの結果発表がありました。
結果は2位でした。
部門賞としてイノベーション部門、接客態度部門、オリジナリティ部門でそれぞれ2位をいただきました。結果が発表されるとき、鼓動の高鳴りをすごく感じたことをすごく覚えています。前回のICCよりも順位を上げることは嬉しい気持ちでしたが、準備当初から意気込んでいた「優勝」という目標に届くことができず、個人的には悔しさが残る結果でした。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
上記のICCの準備や当日の設計についてですが、今回UPSIDERに任せて頂いたことにとても感謝しています。
インターン生の立場でありながら、このようなカンファレンスの場で会社の顔として出る機会がある環境はないと思っています。
もし、ここまで読んでくださったなかで、UPSIDERに興味を持ってくださった方や入ったらどんなことができるのか興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら是非お話させてください!
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