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通信制大学の卒業生が書く!自習でモチベーションを保つコツ

こんにちは。うぽるです。
今回は、以前の記事「フリーランスの振付師が人生で初めて”学校を卒業”した話。」のスピンオフになります。

通信制の学校、資格取得のための勉強、語学などの勉強。
ちゃんと続けられたら目標達成できるのに、3日坊主で終わってしまう、モチベーションが続かない……という方も多いのでは?

この春無事に通信制大学を卒業できたので、「どうやったら自学自習がスムーズに進められるの?」「モチベーションを維持できるの?」といったあたりのノウハウをまとめてみます!


通信教育とわたし

本題に入る前に、うぽがこれまでどのように勉強してきたかをざっくり振り返っておきます(この項は読み飛ばしてもいいです)。
まず進研ゼミ時代。小5〜中3まで不登校だったためベネッセの進研ゼミで勉強していました。高校受験の塾通いもなし。進研ゼミは、モチベーションキープ、勉強スケジュールの立て方などのノウハウ提供がとても手厚く、うぽが今「自学自習できる人間」になれたのは、100%進研ゼミのおかげだと思います。ちなみに赤ペン先生は皆勤賞でした(笑)

高校では通学制に通っていましたが、その間独学で音楽理論を勉強していました。その時は本をひたすら買って読んで、時々単発でレッスン受けて……といった感じでしたね。
そしてこの春、通信制大学を卒業しました。大学で何を学んだか?あたりは前回の記事を(長いですが)読んでいただくとして、今回は勉強法にフォーカスしていきます。


何より大切なのはモチベーションのコントロール!

さてここからが本題です。
通信教育を続ける上で、何が一番大事だと思います?
学校や教材選び?時間の確保?勉強法?

どれも大切ですが、何よりも大切なのは「モチベーション」です。
モチベーションが高ければ、自然に時間も確保するし、勉強すれば成果もでる。教材が合わないなら変えればいいのです。逆にモチベーションが下がってしまったら、全てが立ち行かなくなってしまい、3日坊主まっしぐらに。

どうしたらモチベーションを高く保てるんだろう?」ということを自問し続け、試行錯誤する。これが何より大切です。これさえできれば、自学自習は必ず続けられます!!


何が効くかは、十人十色。

じゃあどうやってモチベーションをキープするの?ということで、実際うぽがやっていたやり方を書いていこうと思います。
ただここで大切なのは「あくまでうぽはこれで効果があった」ということです。
一人ずつ、性格も、勉強の目的も、生活習慣も違うはず。これから書く具体策、いわば処方箋を参考にしつつ、ひとりひとりが自分のモチベーションに向き合って、自分のために試行錯誤してあげるのが一番の処方箋だと思います!


勉強スケジュールは”前倒し”と"ざっくり”で。

まずは勉強スケジュールの立て方から。

①ゴールとそこまでの道のりを確認します。
大学なら「最終試験までに、15回分受講しなければならない」
資格試験なら「資格試験日までに、この200ページのテキストを終わらせなければならない」などですね。

②その試験日の少し前(目安として2週間前くらい)を、「仮の試験日」に設定します。こうすることで、忙しかったり、体調不良で遅れてしまっても、試験前に余裕ができます。(実際はそれでも焦るんですけどね…)

③勉強の開始日と「仮の試験日」とを逆算して、1週間あたりのノルマ算出し、スケジュールに書き込みます。この時、勉強用のカレンダーなどを別に用意するのではなく、あくまで普段使っているカレンダーに書き込むこと。日常の中に勉強を溶け込ませるためです。ちなみに週ごとの締切日は(一般的なお仕事の場合)日曜日がおすすめ。平日に遅れた分を最終日に挽回しやすいからです。

④ 更に1日あたりのノルマを算出します。平日と休日など、明らかにライフスタイルが変わる方はそれも考慮すると良いですね。うぽの場合は仕事が不規則なのでそれはしませんでした。そして、これはあくまで「1日あたりのノルマをざっくりと把握する」のみにとどめ、スケジュールまでは落とし込みません。「だいたいこれくらいのペースで進めればいいんだな」ということを理解しておければ良いだけ。これを1日あたりのスケジュールにしてしまうと、数日遅れた時に全て計画を書き直さなければならなくなります。貴重な勉強時間を勉強スケジュールを立てるために使ってしまってはもったいないです。あくまでも「ざっくりとペースを把握する」という目的を見失わないようにしましょう。


ヤル気がでない時は、10分だけ勉強する。

スケジュールも把握して、あとは実行あるのみ!なのに、どうしてもやる気がおきない。
そんな時は「10分だけ勉強する!むしろ10分”しか”勉強しない!」と自分に言い聞かせ、10分のタイマーをかけます。「10分ならやってやるかー。でも10分だけだぞ??」って感じで良いのです(笑)
どんなに面倒でも、タイマーがなるまで”だけ”は勉強してみます。
案外、やり始めたらやり続けられたりするものです。10分やってみて、まだもうちょっとやれる。と思ったら続けます。


タイマーは勉強のつよーーーい味方。

研究によれば、人間が高い集中状態を保てるのは15分が限界だそうです。
うぽもいろいろな分数を試しましたが、個人的には17分がベスト。
がっつり勉強したい時は、17分勉強→3分休憩くらいのサイクルでやってました。
17分を3セットやれば、約1時間。漫然と1時間やるより、確実に高い集中状態が保てます。


効果的なご褒美法。達成感は最大のご褒美!

勉強の定番(?)、ご褒美。これにもコツがあります。
「今日のノルマを達成したら、ご褒美に美味しいものを食べる」のようなご褒美の仕方をしてしまっていませんか。
そもそも達成感は最大の快楽、最大のご褒美なんです。だから「達成した」といえるタイミングはむしろご褒美は不要。
達成感を得られない地味〜なタイミングこそ、「自分にご褒美」を用意するのがおすすめです。
「今日は4時間勉強しよう!」と決めたなら、時間を半分に区切って、2時間経過時点でご褒美をしましょう。4時間達成した時は、「達成感」を存分に味わって。


スキマ時間とマルチタスクをフル活用して、勉強を日常に。

勉強は何も、机に向かってやるだけではありません。むしろ「机に向かわずにできる勉強の比率をいかにあげるか?」を考えるのがおすすめ。
うぽが卒業したサイバー大学は全て動画授業だったため、スマホで授業を再生させ、bluetoothイヤホンをして、授業を聴きながらずっと家事してました。今では掃除や洗濯、洗い物をするときに何も聞いていないのは落ち着かないくらいです(笑)

というわけでスキマとマルチ時間の作り方。

①散歩の時間、通勤時間、家事の時間。スキマでマルチな時間を徹底的に探す。
②音声や動画で勉強できるような教材を探す、スキマ時間で暗記できるようアプリに書き込む、教材はpdfにして満員電車でもスマホで読めるようにする。
③2を実行するために必要な投資は惜しまない。bluetoothイヤホンは動きが自由になるので超おすすめ!

これらのスキマ・マルチ時間を活用するのは、勉強時間の確保だけではないステキな効果があるんです。
これをやっていると、勉強と日常の境目が限り無く減っていきます。日常=勉強になっていく。そうすると、机での勉強をするためにいちいち気合をいれる必要がなくなるし、モチベーションのアップダウンを減らしていけます。


思い通りにならなくても大丈夫。ホドホドを積み上げよう。

ここまで読んで、ひえーー。無理。できない。ってなった方。(笑)
まずはできることから「ほどほどに」やっていきましょう。

例え話をします。
毎日1時間勉強しよう!と計画したけど、結局1日20分しか勉強できなかったAさん。
そもそも勉強に挑戦しようとしなかったBさん(当然勉強時間は0時間)。
半年後、一年後、成長できてるのはどっちですか?
絶対Aさんですよね。

まずはやろうとすること。挑戦すること。やってみること。
少しずつでも、行動すること。
その積み重ねは、全く何も行動しなかった人とは必ず大きな差が開きます。
思い通りにならなくてもいい。
挑戦しているだけで、あなたは凄いんですから。


続かない100点より、続けられる60点に価値がある。

先程の話とも関連しますが
テストで毎回60点だったけど、全ての試験を受けたAさん。
テストで100点だったけど、1回だけ受けて、以降は燃え尽きて受けられなかったBさん。
勉強目的にもよりますが、Aさんの方が結果的には成長できるでしょう。
1回の点数が高いことより、学び続けられる人が強いと、うぽは思います。
燃え尽きちゃうくらいなら、100点を目指すのは潔くやめちゃいましょ!


なぜこの勉強が必要なのか?目標を掘り下げよう

努力していれば、うまくいかないこと、大変なこと、飽きること、いろいろあります。
その時に踏ん張れるかどうかは、結局「この努力は自分にとって絶対必要なんだ」って信じられてるかどうかだと思うんですよね。
学ぶ中で最初決めた目標から変わっていってもいいけど、「目標がない」「目的がない」って状態にはしない方がいいです。

そして目標は具体的であること。
なんとなくで「英語ができるようになりたい」じゃダメなんです。「TOEICで800点取る」なのか、「海外ニュースをスムーズに読めるようになりたい」のか、「海外旅行先で現地の友達を作りたい」なのか。それぞれやりたいことは違うはずで、そのためにやるべき努力の仕方も違います。
自分自身の思いと向き合い、掘り下げ続けることが大切です。


道筋が違うなら、辞めたっていい。

目標を掘り下げてみたら、今やってる勉強じゃダメだってわかった。
だったら、辞めましょう。その勉強。
自分の目標に近づく、もっとストレートな道筋があるなら、なるべく早くそっちのルートに移るべきです。
辞めたっていい。でも、この道にこそ意味があるから、このやり方で勉強するんだ。って勉強する方が有意義じゃないですか?


自学自習が得意になれば、人生は自由になる。

やらないと先生に怒られるから。勉強しろって親に言われるから。
そんな理由で勉強する人生はもう終わりにしましょう。
実年齢なんて関係ない。そんな思いで勉強してるうちはまだまだコドモです。
自分自身の内面から湧き上がってくる思いで勉強したら、勉強はもっともっと楽しくて有意義なものです。それこそがきっと本当のオトナです。
やらされる勉強ではなく、自ら学ぶ勉強へ。
自学自習は、あなたをきっと自由にしてくれます!


ここまでのざっくりまとめ

・勉強でなにより大切なのはモチベーション維持
・自分自身の思いと目標に向き合おう
・自学自習で人生は自由になる


また長文になってしまいましたが、何かひとつでも、お役に立てる内容があったら嬉しいです。そして、きっとこれは、勉強だけじゃなくて、いろんな努力に応用できるはず。
せっかくの自粛期間、有意義に過ごせる人が増えますように☆

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