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TOKYO UPGRADE SQUAREを拠点に、 今後期待されるスタートアップ・シビックテックとの協働とは

東京におけるスタートアップ支援の拠点となるTOKYO UPGRADE SQUAREの開設に伴い、開設日となる1月27日(水)にオープニングオンラインイベントを開催。施設の紹介とともに、宮坂副知事と有識者の皆様をお招きして、スタートアップ・シビックテックとの協働について、トークセッションを実施しました。

参加者
■関 治之 様(一般社団法人 コード・フォー・ジャパン 代表理事)
■松本 真尚 様(株式会社WiL General Partner & Co-founder)
■藤本 あゆみ 様(Plug and Play Japan株式会社 執行役員CMO)
■宮坂 学(東京都副知事)

テクノロジーの活用で、効率的に包括的に
より多くの人たちが参加できるシビックテック

シビックテックを理解いただくために、好例として東京都コロナウイルス感染対策サイトを紹介。このサイトは東京都からの委託を受け、関 治之 様が代表理事を務める一般社団法人 コード・フォー・ジャパンが開発したオープンソース型のサイトです。外部の開発者が改善に協力できるような設計になっており、協力していただくことで日ごとに改善されていきます。
また掲出されているデータは、各自治体や他団体が使用可能となっており、他県の対策サイトとしても活用が可能。より広く多くの方に参加・利用いただける点で、シビックテックの成功例となっています。
サービスを「つくる側」「受ける側」ではなく、これからはデジタルテクノロジーを活用して、行政側と市民側が車座になって一緒に考え街をつくっていくというシビックテックの視点が、もっと求められてくると予想されます。

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日本のエコシステムは発展途上
海外に事例を学び日本型の確立がポイント

官民協働を考える上で、様々な組織・団体、様々な立場の人々が有機的に連携するエコシステムの課題は避けては通れません。そのエコシステムがどのように地域に根付いているのかを数値で表したスタートアップゲノムによる世界のエコシステムランキングをみると、東京は現状15位となっており、まだまだ発展途上の段階です。
ランキングによるエコシステム先進国は、世界の模範となっているシリコンバレー。松本 真尚 様が所属される株式会社WiLは、日本とシリコンバレーを拠点にベンチャー支援を行なっています。同社ではこのシリコンバレーのエコシステムを日本向けにローカライズして、日本型のエコシステムの確立を模索。発展途上にある日本では行政の舵取りが必要ではないかというご意見を頂きました。

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社会情勢に合わせ必要な支援をスピーディーに
そして人々が集うことでコミュニティは活発化

ベンチャーのエコシステムにおいて世界の模範となるシリコンバレーをはじめ、大学との連携が活発なボストン、バルセロナや台湾のシビックテック、シカゴの「CHI HACKNIGHT」やニューヨークの「CIVIC HAAL」といった拠点を中心とした官民協働の事例など、有識者の皆様から多くの事例が示されました。その中で、国内外で500社以上のスタートアップを支援するPlug and Play Japan株式会社で執行役員を務める藤本 あゆみ 様から、行政のスタートアップとの関わりを踏まえた、世界のスタートアップ支援についてお伺いしました。
ポイントはスタートアップが仕事をしやすい環境を、行政や自治体が揃えていること。さらに運営するだけではなく、社会情勢に合わせてどんどんブラッシュアップされ、必要な支援が必要なスピードで提供されています。
またコミュニティは市民が自由に使えるエリアを開放することで、様々な人々が集う場所として機能。日々進化を繰り返し、新しい場所が生まれる環境が整っており、国内においてもそのような躍動が生まれることで、大きな飛躍が期待されています。

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機会と情報、そして場所
東京都のエコシステムに感じる大きな可能性

海外のスタートアップは、日本の企業とビジネスを行うことに多くの機会を見出しています。日本のスタートアップも、国内企業はもちろん、海外のスタートアップと連携していくことで、より多くの機会と刺激を受けています。機会と情報、そしてそれらが集まる場所。その拠点から受ける刺激は協働を活性化させ、その現状を受けて、TOKYO UPGRADE SQUAREが開設されたことには、有識者の皆様から大きな期待が寄せられていると感じました。

TOKYO UPGRADE SQUAREの課題
共に学ぶ、共に創る、共に分かち合う、を実践するために

日本において官民協働の活性化をより進めるために、有識者の皆様から提言されたのは、行政とスタートアップ・シビックテックの皆様がフラットな関係で話し合える雰囲気づくり。お互いが情報を欲しており、コミュニケーションが円滑になることで、物事がもっとスピーディーに進むのではないかというご意見をいただきました。

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TOKYO UPGRADE SQUAREの開設は、これからの時代の官民協働に向けた第一歩。機会と情報、そして刺激が集まる場所として、より皆様にご活用いただける拠点となるよう運営してまいります。

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