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海外に飛び出してみて気づいた小さな大きな発見

皆さんは海外旅行をしたことはありますか?
コロナも明けて規制がなくなってから大分経ち、数年ぶりの海外旅行を楽しんでる人もいると思いますし、
今円安なのでなかなか…と考えてる人もいると思います。

私の人生初めての海外旅行は、十数年前中学校の修学旅行で訪れたオーストラリアでした。
まさか30過ぎてからオーストラリアにしばらく住むことになるとはその時は想像もしてませんでした(笑)
人生わからないものですね~😂
今日は私が初めて海外生活をしたロンドンで感じた小さな、でも私の中では大きな発見のことを書きたいと思います。

初めての海外生活、ふとした気づき

修学旅行から時が経ち、20代後半でイギリスワーホリを決めて、ロンドンで生活を始めます。
(なぜ海外生活を決意したのかはまた別の機会に)

初めて自分の意志で、自分のお金と時間と労力を使って暮らし始めた海外生活、何もかもが新鮮でした。
日本との違いに驚いたり苦労したことが多々ありますが、
そんな中でも私が精神面で楽になったことが1つあります。

それは、”人と違って良い”ということです。
いや、そりゃそうでしょ、と思う人もいると思うのですが、
私はずっと”みんな同じでなければならない”という呪いに苦しんでいました。
しかし、自分がそのことに苦しんでいることすら海外に出るまで明確に気付きませんでした。

世界に一つだけの花…?

もう20年も前にSMAPの「世界に一つだけの花」が流行ったのを覚えてますか?

世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい

みんなそれぞれ違う人間だからそれぞれの魅力を持つってことですけど、
素敵な歌ですが、あまり腑に落ちてませんでした。
なぜなら日本では個性を大事にしようという教育で育ってないからです。
そして見えない暗黙のルール、圧力がとても多いです。

ここ最近は少しずつ緩和している気もしますが、例えば
・適齢期に結婚
・結婚して子供を産んで家庭を守ることが女の幸せ
・役職に就くのは男性
・今年の流行カラー、ファッション、メイク
・この季節にはこの服装を
・子育ては女性がするもの(男性は手伝うもの)
・年齢に合わせた服装、メイク

などなど、上げたらきりがありません。

時代の流れで変化している考え方もありますが、未だに似たような暗黙ルールが存在していると思います。
このルールの中で生きていると、ルールから外れれば途端に”ちょっと変わった人”に認定されます。
結婚をいつしても・またはしなくても、子供を持たなくても、旦那さんが子育てして奥さんが働いても、どんなファッションをしても、その人が幸せならそれでいいはずですよね。
周りに迷惑かけてるわけじゃないですし。

全然そういうことを気にせず自分がしたいことを好きなようにしてる人はたくさんいます。
でも私はそのガチガチな日本式洗脳と、必要以上に周りの目を気にするHSPゆえに、とにかく”変わった人”認定をされないように自分基準でなく他者基準で物事を考える癖がついてました。

ロンドン、とある雨の日

ロンドンに暮らし始めて間もない6月のある日、朝から雨が降っていました。
日本式洗脳済みの私は、自分がどんな服を着たいか、肌寒いから少し厚着したいな…というよりも、
”6月ならきっとこんな服装をしなければならない”
”雨ならば傘をささなければならない”
という、相変わらずの”世間的にはきっとこうすべき”基準でした。

しかし、バスに乗って周りを見渡すと、みんな全く違ったものでした。

傘をさしている人 / 傘をさしていない人
レインブーツをはいている人 / ビーサンの人
Tシャツ・短パンという薄着の人 / ダウンコートを着て厚着の人

なぜだかこの日のことがとても印象的に残ってます。
みんな本当にバラバラなんですよね。
でも、かといってどれかが間違っているかというとそんなことない。
とても当たり前のことなんですけど、そんなことすら新鮮に思い、その瞬間心がふと楽になりました。

あ、私今まで苦しく感じてたのか…と、ふと自覚して、
私も違ってもいいんだ、と安心した瞬間でもありました。

日本が悪い!というわけではないですが、
これはきっと日本でずっと暮らし続けていたら麻痺して気づけない感覚でもありました。
行動して、飛び込んで、感じてみてこそ気づけるものってありますよね。


それでは、また😌

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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#海外生活 #海外 #気づき #発見

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