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夕刊UNI 有料版note

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noteで売れているエッセイだけを集めました。 追記型マガジンです。
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2014年7月の記事一覧

マックorマクド?

先日から色々話題に上っているマクドナルド。 マクドナルドはどんどん違う方向に向かっているような気がする今日この頃である。 デフレ時代には勝ち組と言われたマクドナルド。ハンバーガーが一個59円になったときには心底驚いたものである。 「ご飯に代わる食べ物が缶コーヒーより安いなんて!どないなってんねん!」 こんなふうに言っていた記憶がある。残業の差し入れといえばハンバーガーが安くつくって感じであった。 それが今度は超高級バーガーなどという一個1000円のハンバーガーが登場し

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教習所

自動二輪の免許を取得して随分経つ。 教習所では実に様々な顔ぶれの方がいた。 強面な方、ケバいおねえちゃん、お上品な女性、チャラい学生、おじいちゃん。そしてよくわからない先生風な人。 特に印象に残っているこのよくわからない先生風な人のことを書こうと思う。 なぜかわからないがこの先生は教習所のいろんなことにやたらと詳しい。 教習所のスケジュール、コース上での注意点などやたらと色々アドバイスしてくれるのである。 実に顔が広く、教習所内では皆に声をかけ、幅広いジャンルの人

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ちゃっかりの夢

写真はちゃっかりが3歳のもの。顔切れてるから出しておこう。 本日はちゃっかりのピアノの発表会であった。 愛すべきフォロワーの皆さまにはたくさんの励ましをいただき、おかげさまで無事練習の成果を発揮することができ、感謝しきりのちゃっかりとunimamである。 毎年この季節になると毎日胃がキリキリしてくるのである。 年に一度のピアノの発表会は夏休みが始まって間もなくの時期に開催されるからである。 「練習は?やったん!?」 「やった。もう5回弾いた。指が疲れる。」 こん

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先生って?

このたび、某企業さまより30周年式典のプログラムに載せる書の依頼を頂いた。ありがたいことである。 依頼された文字は「夢」である。 夢。とても素敵なことばであるが、書に気持ちを載せるのがとても難しいお題であった。 若い人ががむしゃらに追い求める清々しい夢。 何年も持ち続けている大切な夢。 道半ばで消えてしまいそうな、でもあきらめたくない夢。 老いて新しく見つけた夢。 眠るときに見る夢とは違う、「夢」。 これについては、色々考えながら何枚も何枚も書き続けた。 依

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あだ名

学生時代呼ばれていたあだ名って人それぞれ思い出があると思う。 苗字の頭だけで呼ばれていた人。苗字と名前の一部分ずつ混ぜて呼ばれていた人。きちんとした名前を全く違うものにして呼ばれていた人。 自分はこのうちの最後の呼ばれ方、きちんとした名前を全く違うものにして呼ばれていた人に該当する。 本名は「いずみ」である。 しかし、その時々であだ名は変化していったのでなぜそうなったのかいまだに謎なのである。 小さいころは「いーちゃん」と呼ばれていた。 それがなぜか小学校に入学し

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ドカ弁先生

いよいよ夏休みである。 受験生の夏休みはその過ごし方が大切だと学校で釘を刺されまくっているドカ弁。 そうは言っても、朝から晩までひたすらボールを追いかけまわしていた部活を引退したばかりのドカ弁がそうそうシャンとした姿勢にシフトするのは極めて難しく、この夏休みをどうすればいいかと頭を痛めていた。 そんな矢先、次女(通称ちゃっかり)がやらかしてくれたのである。 つい先日のこと。 いつものように掃除していた朝、ちゃっかりの机の上に一枚のプリントが置かれていたのだ。 なんや

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やるんかゴラァ!の夢

先日、「先生って?」で書いた「夢」の書のお話の続きというか、結果報告である。 本日「夢」の書をご依頼頂いた企業様の30周年記念式典が兵庫県内で開催され、私もお招き頂き、式典に出席させていただいた。 社長さんのお望みのイメージの「夢」がどのようなものであるのか分からず、4種類のパターンの字体の「夢」を書き、お選び頂いたのがこちらの書であった。 やるんかゴラァ!の荒々しい野性的な書をお選び頂いたのが意外であったが、今日、式典での社長さんのご挨拶、各関係者様のご挨拶、社員の方

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けったいな店主のいる店

noteの皆さま、旅先で入った地元の飲食店が「なんか緊張走る」雰囲気だったことってあるだろうか。 今までもごくたまにそういうお店に入ってしまったことってあったのだが、今回のお店はちょっと衝撃が強すぎたので夕刊UNIに紹介しようと思う。 兵庫県の山間部にあるこのお店。 宿泊したホテルで夕飯を食べずに、地元の店でおいしいものを探しにいこう!と探して向かったのがこの店であった。 本当にポツンと建っているので一度通り過ぎてしまったのであるが、Uターンして無事そのお店に到着した。

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歩合制導入について

夏祭りの季節である。 毎年この季節になると、納涼祭、盆踊りとお祭りが続くので子どもたちは大喜びであるが、大人は本当に大変なのである。 ドカ弁が6年生の頃、くじ引きで校区子ども会長にあたってしまったことがあった。 それはもう、地域の一員としてがんじがらめに拘束され、死ぬほど働いた一年であった。 納涼祭も校区子ども会主催、地域の重鎮方を中心にした自治会が共催というとても責任が重い仕事であった。 祭り当日に雨が降れば延期、翌日も雨が降れば仕入れた材料はみんなパーである。

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鬱ツイート

ドカ弁の嫌いなヤツに自称恋愛プロフェッショナルなオンナがいるそうだ。 その子は顔はバカボンに似ていて、ちょっと先生に好かれる能力に長けていて、思いっきり性格がブサイクという典型的な嫌われキャラの代表選手の風格を持っているのだという。 自分も知っている子だが、たしかにちょっと残念な顔をしていて、声がデカくてギャーギャー出しゃばり、周りに偉そうに説教こくので、あー同級生にもしいたら絶対友達にはなれんなーってタイプの子である。 ドカ弁がツイッターをチェックしていて、あ!と声を

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soba

蕎麦と言えば出石、出石と言えば蕎麦である。 出石と書いて「いずし」と読むのであるが、ふつうに読めば「でいし」と読んでしまう人も結構いそうである。 先日、その出石に蕎麦を食べに出かけたのである。 今から10年以上も前に、出石で食べた蕎麦の味が忘れられず、いつかもう一回食べにいきたいなと思っていたのでとてもワクワクしていたのだ。 「前来たときに入ったお店がむっちゃおいしかってん!ガイドさんに一番美味しいですよ!って教えてもらったお店やってん。でも店の名前思い出せんねん。あ

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桜の木

夏になると、地元の小さな神社の敷地は雑草で覆い尽くされてしまう。 その状態のままでは夏祭りが開催できないので、毎年この季節になると地域の老若男女が出動し、神社の雑草の草刈りと清掃を行うのである。 そんな時にものすごく活躍されるのは農家のおっちゃんたちである。 何台もの軽トラや草刈り機が続々と神社に入ってくるのだ。 おっちゃんたちは草刈り機をめっちゃクールに操り、あっという間に伸び放題だった雑草は刈り取られていく。 刈り取られた雑草の山をひたすらゴミ袋に詰め込んでいく

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ちゃっかり、勉強する。

先日、「ドカ弁先生」で書いたが、次女(通称ちゃっかり)の夏休み算数教室の途中経過を書こうと思う。 一昨日から始まった「夏休み算数教室」であるが、午後14時~15時30分まで小学校に行き、算数の理解が足りていない部分を先生に教えてもらっているのである。 13時40分くらいになるとそわそわ落ち着かない様子のちゃっかり。 「ちゃっかり、あと5分したら出るよ!トイレ行った?」 「うん!もう5回行った!」 こんな調子で緊張している様子であるが、小学校の門まで送っていくと 「

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オトコはん

オトコはんはなー!オトコはんを立てんと!オトコはんにはなー! 以前勤務していた会社の上司に「Mr.オトコはん」がいた。 この人は完全なる「男尊女卑」丸出しの人で、とにかくオトコはんが枕詞になっているちょっと痛々しいおっさんであった。 その徹底した男尊女卑根性はあらゆるシーンで登場するので本気でドタマかち割ったろか―ゴラァ!とガラ悪く言ってやりたいことが日常茶飯事であった。 Mr.オトコはんの常識でいくと、小学校1年生の男の子には1万円のお年玉、中学校3年生の女の子には

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