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スマホゲーム動画SNS「RDY」をリリースしました

スマホゲームは好きですか?僕は大好きです。パズドラやモンストは勿論ハマりましたし、ラブライブ(スクフェス)、グラブルやFGO、シャドバは課金をするまで楽しんで、今ではモバレと第五人格にハマって会社のみんなでやってます。

今では、パズルやRPGだけでなく、カード、レース、バトロワ、FPS、音ゲー、ストラテジーと色んな種類のスマホゲームが出ており、多様なゲームが遊べる様になってきました。

ここまで増えてきたのは、開発技術の進化、通信環境/インフラ改善によるレイテンシ向上、若年層(特に中~高生)のスマホ所有率の増加、中国のスマホゲーム企業によるアジア/グローバル進出、大手IPホルダー(任天堂など)によるスマホ参入、国内eSportsの盛り上げなど様々な要素の掛け算によるものだと思います。

1. スマホゲーム4.0

順を整理すると下記のような流れです(⚠︎個人的見解)

1.0 iPhoneとカジュアルゲームの登場 (代表例:Paper Toss)
2.0:スマホならではのソーシャルゲームの立ち上がり (代表例:パズドラ、モンスト)
3.0:ジャンルの多様化とIP展開 (代表例:FGO、ガルパ、アイナナ)
4.0:同時接続対戦ゲームの隆盛 (代表例:荒野行動、シャドバ 、第五人格)

3.0時代までのいわゆるソシャゲは「ゲームをクリア」することがゴールになっています。なので、こういう編成でこういう戦い方をしてという攻略情報が非常に重要でした。極端に言えば、キャラを獲得して、レベリングして、そして攻略情報が分かっていれば誰でも上位にいけました。

しかし、今10~20代を中心に勢いがあるのは荒野行動やシャドバ 、第五人格のような、同時接続で複数人と戦って、「相手に勝つ」ことがゴールのゲームです。課金対象は衣装(スキン)やキャラ追加なので、お金をかけなくとも上位を目指せて、誰でもゲームの本質の楽しさが存分に体験できます。 

これらのゲームは自分のスキルやチームとの連携、相手との駆け引きなどが大事です。要するに昔と比べ、「攻略情報」よりも「プレイヤースキル」が肝になってきました。

例えば、荒野行動のプレイヤーさんなんかは特にプレイヤースキルの向上に盛んに取り組んでいて、Twitterを探せば多くの中~高生がクラン(グループのようなもの)を作って、DiscordやLINEを使って毎日の様に集まり、部活さながらにゲームの練習をしています。なんと、クランや個人のマネージャーもTwitter上にいたりします。


2. RDYをつくった理由

話は変わりますが、去年の12/27にゲーム動画専門のSNSサービス「RDY(レディ)」のα版をリリースしました。

https://rdy.tokyo/feeds

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今はゲームタイトルも第五人格だけに絞っており、不具合やもっと良くした部分が100個以上あるほどに、まだまだこれからな状態なのですが、それでも既に熱量高くRDYを使って動画を作ったり、動画を見ているユーザさんが一定数いる状態です。

初期のサービスにしては動画投稿率、直帰率や平均視聴時間の数字もかなり良く、手応えを感じられていてホッとしてます。改善要望のお問い合わせも沢山きており、RDYに対して期待して頂けてる証かなと。


実はRDYの原型はインスタの#タグのフォローです。僕は好きなゲームの#タグをフォローしていて、だらだらゲーム動画を見るのが好きでした。

YouTubeあるじゃん?ってなるのですが、YouTubeは音声付きで10分以上、情報量が多いのが当たり前なので、どこか気合い入れないと見る気がしなくて。しかも見たいのもいちいち検索しないといけないから、すごく面倒だと思っていました。

ただ当然インスタはそういうメディアでないので、ゲーム動画自体そこまで多くなく、「もっと気軽に自分の好きなゲーム動画だけをだらだら見れるサービス無いのかな?」と思い立ったのがRDY誕生のきっかけです。

ただ当時は「ゲーム動画専門」くらいしか決まっておらず、そこから色んなゲームのプレイヤーさんにインタビューをさせて頂きました(延べ100人くらい)。そこから得られた意見やインサイトから、編集機能などを加え、今のRDYが完成しています。


3. RDYの想い、叶えたい世界

1章で説明した通り、現在スマホゲームはオンライン同時対戦が主流になってきており、プレイヤーのゴールは「クリア」から「勝つ」というものに変わりました。さらに5Gの普及によりレイテンシーが改善され、4.0時代のゲームはもっともっとバラエティが増え、プレイヤー人口は爆増していくはずです。

そうなると、多くのスマホゲームユーザに求められるのは先述の通り「攻略情報」ではなく「プレイヤースキル」になります。

そのプレイヤースキルが必要とされる時代では、「テキスト」よりも「動画とコミュニケーション」が鍵になってくるというのが僕の考えです。当然動きを覚えるには文字よりも動画で見たほうが早いですし、動画を通して人に教えてもらったり意見交換するほうが上達するはずです。

キャラやステージ、立ち周りごとなど色んな動画に触れて学べて、沢山のユーザと交流したり意見交換をし、動画を投稿して称賛されたり、アドバイスを貰ってより上手くなったり。そんな動画視聴と動画による交流こそが、次世代のスマホゲーマーには求められてくると信じています。


RDYが叶えたい世界は「ゲーム動画という新しい自己表現の民主化」です。

皆インスタのストーリーやTikTokにはいろいろ動画を投稿するのに、ことゲーム動画においては投稿する人はまだそんなに多くありません。実際にゲームをやっている人は沢山いるのに。

「ゲーム好きって言うの後ろめたい」「上手じゃないとゲームの動画ってあげづらい」、、色んな理由があるかと思います。

ただ一番感じるのは、「そういう場所がないから」ということです。
インスタもあの世界観だからおしゃれに加工しても浮かないし、TikTokもあの世界観だから気軽に踊れるのだと思います。それが当たり前だから。

だからRDYはゲーム好きが、

ゲームであった一喜一憂を、何を気にせず、同じゲームが好きな人たちと気軽に分かち合える。

そんな新しい世界をつくっていきたいと思います。


株式会社brossom 代表取締役
宇野想一郎

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もしRDYについて興味をお持ち頂けましたら絶賛採用進めてますので、ぜひお気軽にメッセージください!(デザイナー、エンジニア、諸々全般)
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