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【日経MJ第6438号】気になる記事紹介

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個人的にラブな新聞の気になった記事を備忘録かねてご紹介します。
食/エコ環境/地方創生/新規事業の内容が多めです。
(※日経MJは有料記事です。読めなくてごめんなさい。)
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(1)行列できるステルスFC ギフト、屋号バラバラ354店
ロイヤルティー・加盟料ゼロ 食材出しても口出さず

【まとめると】
・個性的な飲食店のように見えて裏側の仕組みはフランチャイズチェーン「ステルスFC」が全国侵攻中
・茨城県土浦市「たくみ家 阿見店」実は個店ではない
・常連客が絶賛したスープも麺も、実は関東の工場で作られている
・スープは工場で煮込んだものを瞬間冷凍し、店舗で解凍して背脂などと混ぜ込んで提供
・生産を担うのが横浜家系ラーメン店「町田商店」を展開するギフト
・7月末時点で国内直営74店展開、「プロデュース店舗」354店
・加盟料やロイヤルティー(経営指導料)はない
・ギフトの取り分は供給する原材料などの販売額
・屋号や内装などもオーナー側が自由に決めメニューに独自性を出す
・ギフト18年11月~19年7月売上高は66億円で前年同期比で31%増、営業利益30%増

大手のフランチャイズチェーンのモデルが崩壊してきている昨今。ギフトのようなフランチャイズモデルが台頭してきた。

元々からあった暖簾分けのようなモデル。店長が独立するからオーナーになって暖簾分けして出す、と感覚は同じ。

美味しいクオリティが間違いのない食材や、運営ノウハウもあり、自分の名前でラーメン屋を開業できるなら、やりたいという人はいると思う。やってみて苦労することは多いだろうけど、自分の店を持つという夢を叶える人は多いだろう。

他の業態でも、フランチャイザーとフランチャイジーが並列に近い関係を作ること。今後フランチャイズの事業を作るときに重要になってくると思う。

(2)大戸屋の筆頭株主、コロワイド 3つの戦略
出店連携・出資比率上げ・株の売却

【まとめると】
・コロワイドは大戸屋ホールディングス(HD)に資本参加した
・コロワイドは1日、発行済み株式の18.67%を大戸屋HDの創業家から取得し、大戸屋HDの筆頭株主になった
・取得額は約30億円
・コロワイドの協業に向けた動きに株式市場は好感を示す
・コロワイドの出資比率は2割未満にとどまり、筆頭株主ではあるものの、経営判断への影響力は限定的
・事業面での協業。大戸屋HD株の買い増し。が狙い
・コロワイドは「牛角」「フレッシュネスバーガー」「かっぱ寿司」などの運営会社を傘下に収め事業規模を拡大してきた

外食産業第4位のコロワイドが、大戸屋を傘下に収めにかかってきた。お互いのシナジーがあるだろう。

今後どのような動きをしていくのか、続報を待ちたい。気になる動きです。

(3)毎日好きなランチ 月4980円

【まとめると】
・ITベンチャーのイジゲンはランチが毎日食べられるサブスクリプション(定額課金)サービスを開始
・イジゲンは企業・店舗のサブスクリプションサービスをまとめて紹介するネットサービスを提供
・新サービス「オールウェイズ ランチ」はイジゲンのネットサービス「オールウェイズ」上で提供
・利用者は月額4980円を支払えば提携するレストランやカフェ、カレー店などのランチが1カ月間毎日食べられる
・飲み放題の「オールウェイズ ドリンク」も開始
・ランチの対象は、開始当初は福岡市と京都市の計40店程度にとどまるが、2019年度中に500店まで増やす
・昼食を外で食べる20~30代の女性会社員を中心に浸透を図り、19年度中に1万人の利用者を見込む

今更新聞に載るんだという感じではありますが、このような似たようなサービスはたくさんあります。福岡版だったからですかね。

今後このサービスが全国的に展開できるのかは、サービスの使い易さ、いいお店の数、ユーザーが増えるか。お店の数を増やす方法をどうするのか、お店の数がめちゃくちゃ増えたら、福岡エリアでは可能性ありそうですね。

今後追加で、福利厚生への対応もしていく必要ありそうですね。売りになると思います。

類似サービスはたくさんありますよ。ご紹介まで。


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