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【日経MJ第6483号】気になる記事紹介

企画アイデア立案の ”ヒント” ”気づき”に。
個人的ラブな新聞の日経MJ新聞約80〜100記事から気になる記事3〜5を備忘録兼ねて紹介。時間効率よく新たな企画&アイデアにご活用ください。
内容はフード/コンビニ/エコ環境/地方創生/新規事業/エンタメが多めです。(※日経MJは有料記事です)
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(1)社員YouTuber ゆる~く濃~く 自前で週3本、機材15万円 親近感、企業イメージアゲアゲ

【まとめると】
・社員ユーチューバーがありのままの会社や社員、サービスを伝える手法は、企業ファン作りにつながる
・第二新卒、既卒、フリーターなど就活・転職支援UZUZユーチューブチャンネル「ウズウズch」MCは同社の川畑翔太郎専務
・2017年開始、チャンネル登録者数8000人超、ユーチューブで食べていくのに必要とされる1万人大台まであと少し
・ユーチューブで稼ぐためではなく「求職者を集めるウェブ広告はコストが高く、競合他社がいないユーチューブに目をつけた」
・初期費用はカメラ、三脚、照明、動画編集ソフトなど15万円程度で、編集は内製化、週3本ペースでアップ
・大半はカウンセリングを担当する同社社員がユーチューバーのように語る
・ユーチューブ動画を通じ集客だけでなく社員のタレント化による効果期待
・エン・ジャパンYouTubeは社内報の動画版だが一般の人も見られるブランディングの一環でもある
・制作会社がつくった採用PRビデオより、社員がMC務めるユーチューバー風の動画の方が楽しそうな雰囲気が求められている時代にはぴったり

今回紹介されていた企業のYouTubeチャンネル。
ちょっと頭だけ流し観したけど、ゆるくて面白いですね。
これからますます企業のYouTubeチャンネルが増えていくだろう。

SNSで宣伝広報として、企業Twitterアカウント、企業フェイスブックページ、企業LINE@アカウント、企業Instagramアカウント、がどんどん追加で当たり前になってできた。運用する人が必要になり、ノウハウもリソースも足りなくなった。

そして、企業YouTubeチャンネルも、今後当たり前になってくる。

その中で、他社とどう差別化するか、企画プランナーが必要だったり、制作チームが必要だったり、リソースも足りなくなり、どうしようと悩む企業が増えるだろう。

さすがですね、同じ号にこのようなものが小さい枠で紹介されていました。

(2)芸能人ユーチューバーを支援

【まとめると】
・サイバーエージェント、テレビで活躍するタレントに向け「ユーチューブ」活動を支援する事業開始
・テレビ番組など企画と制作のイースト・ファクトリーと共同提供
・チャンネル開設、コンテンツの企画から運用まで一括して支援
・タレントの「ユーチューバー」を支える
・イースト・ファクトリー、ユーチューブチャンネルで発信する動画の企画と制作を担当
・サイバーエージェントがファンとの交流やファン獲得のマーケティング担当


事業化していくタイミングが絶妙ですよね。
まずは、成功しやすいタレントに特化して、実例を獲得していく。誰もがわかりやすい成功例を作る。並行して、大手企業の運用も手伝い、企業向けのサービスも始まるんじゃないかなと。

YouTubeチャンネル開設制作会社は、他にも同じようなサービスがたくさんある。その中で、サイバーエージェントの力で、他社サービスと差別化できる大きな要素になってくるかもしれませんね。


(3)グンゼのゴムなしパンツ 解放感がイイネ 「エアーズ」若者にフィット、客層広がる

【まとめると】
・グンゼ、ウエストゴムを使わない男性用下着ライン「AIRZ(エアーズ)」売れ行き好調
・2018年7月発売から約1年半シリーズ累計売上枚数120万枚突破
・独自パターン設計でゴムなしでずり落ちないフィット感&解放感を実現
・同社男性用下着は30~40代が多かったが、20代以下の開拓につながる
・エアーズはブリーフパンツ、トランクス、ボクサーパンツに次ぐ「第4世代のパンツ」として開発
・最大の特徴は解放感の高いはき心地
・「下着で不満に思う点」という質問で「腰周りのゴムの締め付け」との回答が最も多い
・素材の組み合わせとパターン設計のバランスでゴムがなくてもずり落ちない下着を作ることに成功
・人気を受け続々と新商品開発
・他ブランドとの共同開発やスポーツ向け新製品の開発などを進め、29年度にシリーズ売り上げ50億円目指す

パンツにこだわりのない人には、特に興味がないのかもしれない。
パンツに対して不満がない人にも興味がないかもしれない。
だが、逆にいつでも履いているパンツだからこそ、改善したい人たちがたくさんいるんだろうと予測できる。

今回の記事をみて「第4世代のパンツ」と発信したことが、うまくいっている要因と感じる。
ゴム無しのパンツができたではなく、次世代パンツができたのだ。
そのちょっとした見せ方の違いは、大きな違いを生む。


(4)(消費を斬る) グルメ検索、AIに丸投げ 個人の好みをロックオン!!

【まとめると】
・AIが口コミを分析して厳選した店を教えてくれるアプリ「シンクロライフ」
・2018年8月サービス開始、ユーザー数は1年前比べ2.5倍増
・食の関心が高く金銭的に余裕がある35歳以上男性が多く利用
・また行きたいと思う店の感想を書くとAIがその人の嗜好を学習
・趣味が合う他の利用者の口コミを参考にレストランを割り出す
・利用者が口コミを投稿する動機があるので評価をつり上げようと書き込みする「サクラ」対策につながる
・運営するGINKAN、ユーザー利用動向を加盟店に提供し、アプリ利用者食事代金5%を受け取る
・LINE CONOMIが展開するレストラン情報アプリも20年内AIが店を薦めるサービス開始計画
・代表的なグルメ口コミサービス「食べログ」有料会員数、19年3月時点で17年3月と比べ4割減

先日の【日経MJ第6479号】気になる記事紹介で取り上げたグルメサイトの点数を信じるかどうか問題。

グルメサイトの点数ランキング表示「あまり信頼していない」21%、「まったく信頼していない」5%で合計26%、「信頼しているが、あくまで情報源の1つ」56%多数を占めた、「飲食店選びの基準になっている」と答えた利用者12%にとどまる

こちらだった。ほとんどの人がある程度の基準として捉え、信用していない結果となっている。あくまで大多数の一般意見の点数だった。

このAIを使ったアプリは、大多数の中から、自分と似ている趣向の人を選び出し、その人が紹介するお店を、お勧めとして紹介する。このアプリの今後にも注目したい。

この考え方は、グルメサイト以外でも、通用するような内容だと思う。

(5)TKG お店でこだわり 卵かけご飯、生食でも外国人に人気

【まとめると】
・「卵かけご飯」を楽しめる店が人気
・生や半熟で卵を食べられる国は世界で珍しい
・日本はメキシコに次ぐ世界2位の卵消費大国
・1人当たり年間330個以上の卵を食べ、世界でほぼ唯一、生食が可能な国
・サルモネラ菌による食中毒の危険も少ない
・海外では加熱調理して食べるのが常識、基本的に生食はできない
・鶏料理店の喜三郎農場、5~6種類の卵が選べる、来店客の3割が卵が食べ放題の「卵かけごはん御膳」(740円、税別)を注文する
・ネット通販で1個50~100円で売られている卵、ビタミンEが通常の約20倍ある三喜鶏園「ゆうやけ卵」、エサにコメを与えてコレステロールを約3分の1に抑えた半沢鶏卵「お米卵」など付加価値を高めた卵が並ぶ
・九十九里ファーム「たまご屋さんコッコ」で、取れたての卵を使った卵かけご飯を提供
・地元の人に卵へのこだわりを知ってほしいと10年前から販売
・並べるのは質の良い若鶏の卵、500円で卵とご飯をお替わりし放題

朝食の卵かけご飯が人気のようだ。世界でほぼ日本だけで生卵を食べていると記事にある。インバウンド客にとって新たな食の体験になるものだろう。

今朝の情報番組で鎌倉の人気朝食でこのお店が紹介されていた。
卵かけご飯だ。

一時的な人気というより、当たり前に人気。

卵とご飯と醤油しか差別化できないので、シンプルにその3点にこだわり提供すれば、これからお店作ってもヒットする可能性あると感じる。


また、父母ヶ浜のハンドインハンドのたまごサンドで使用していたのは、「父母ヶ浜・Sたまご」。地元で育てられたこだわりの卵。これが本当に美味しいんです。

浪越養鶏場さんが「とっとちゃん家」を営業していて、美味しい卵ごはんが食べれます。ぜひ行ってみてはどうだろうか。


(6)吉野家、「ねぎだく」を定番化 1号店発祥 築地流、タマネギ4倍

【まとめると】
・吉野家、定番メニューに「ねぎだく牛丼」追加
・「ねぎだく」は築地店発祥の牛丼の食べ方で、牛肉量をそのままにタマネギ量を追加
・ねぎだく牛丼並盛(税別454円)の場合、通常に比べてタマネギ量4倍
・丼に載りきらないこともあるためタマネギは別皿で提供
・通常店舗でねぎだく注文を受けた場合、肉とタマネギ量を変更していた
・定番メニュー化で肉量をそのままにタマネギ量を増やす
・価格は税別434円~824円、通常牛丼に比べて100円程度高い

ただただ食べてみたい。最近、吉野家行ってないなぁ。
ということで、これから行ってきます。

では、また次回お会いしましょう。


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