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【人を動かす信頼関係づくり】実りのある会話をしよう

ある会社でコミュニケーションの不足を感じて、会議室や一杯飲み屋を使って会話をしようとする課長さん(上司)がいたとします。
不協和音を感じた課長さんは、部下の考えを聞くのもそこそこに自分の思いを話し始めて、結果的には課長さんだけがすっきりとして、部下は帰り道で飲み直しが必要になるようなことがあるかもしれません。

不協和音を消すには、相手がどういう不満を持っているのかを知って、自分が何を直すべきかに置き換えて信頼関係を作り出すことがまず先決問題なです。
簡単にいうと、相手を尊敬する心がないと相手は心を聞かず、結果として、この問題については何の結果も出せない。

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話を聞いていても、話をしていても、一番大切な内実が伴うようになるには自分の内面を整えることが常に先決問題なのです。
心を聞いていない人同士が長時間会話を交わしたとしても、何の変化もないのではないでしょうか。
逆に、本当の友達などが心を開いて話をする時には、ほんの一言でも、気持ちを伝え合えて協力し合うことができます。

相手の思いを思える訓練。
それは、いつでもどこでも誰に対してでも尊敬ができるような自分を創り上げる訓練のことなのです。
そして、それが有意義な会話をする前提条件となるのです。

(書籍「会社を蘇らせる」より)

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