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オンラインで一緒に学習しよう!「 UnleashMeet障害者向けオンラインもくもく会 」

10月8日(土)にて、UnleashMeetとしては10回目となる、障害者向けオンラインもくもく会を開催しました!

オンラインもくもく会ってなに?

改めてオンラインもくもく会とは?という話をしようと思います。

もくもく会とは、プログラミング等の学習を行うための目的で集まった人たちが、「黙々と」作業をするオンライン勉強会のことです。

UnleashMeetのもくもく会では、特に決まったテーマはなく、それぞれが自分で学びたいことを決めて、2時間一緒に学習を行います。

タイムスケジュールは以下のような感じです。
 10:00〜自己紹介、今日やること発表
 10:15〜作業開始
 11:45〜成果発表

メリットとしては、人の目があるとサボれない点です(笑)
一人だと少しだらけてしまうときもありますが、最初に「やること」を、終わりには「成果」を発表するので、少しだけ緊張感を保てます。

と言っても、もちろん体調が最優先です。
カメラのオンオフや途中入退出も自由なので、自分のペースで学べる時間になっています。障害や体調に合わせて、ご参加いただければ嬉しいです。

たまに参加者通しで雑談等を行うことで、色々な知識を得られるのも、この会の大きな特徴だと思います。

今回は雑談で色々な知識を得ることができました。

今回ははじめて、ヌルさんに参加いただきました!
ヌルさん は、障害者当事者であり、普段は車椅子に乗って生活をしており、システム開発の会社経営もされているそうです。

プログラミング教育についてのブログも運営されています!

NPO法人まちづくりエージェントの高見さんにも、ご参加いただきました!高見さんはフリーランスでエンジニアとして活動するかたわら、NPO法人の理事もされています。


リモートでの人に教える難しさについて

ヌルさんは会社の業務の一つとして、プログラムの教育に関わっているそうです。現在は、全盲の方や弱視の大学生の方に、プログラミング教育を行っています。

視覚障害者の方にもそうですが、健常者の方に対してもリモートでプログラミングを1対Nで教える難しさを感じているとおっしゃられていました。

理由として、生徒がわからないところがあった場合、画面を共有してもらわないといけないが、なかなか画面を共有したがらない(全員に見えてしまうため恥ずかしさもあり?)、またレスポンスの時間がかかるとのことでした。

高見さんも同じような経験をしたことがあり、その時解決した方法として、ZooMでブレイクルームを用意して、別の部屋で教える人が待機しており、わからない点があった場合は、生徒が移動して質問をしに行くという手段をとったそうです。

またGatherのような、バーチャルに自由に移動できるサービスを使うのも良いかな?等、色々な意見交換も出来ました。

他にも、ヌルさん高見さんから色々なお話をお伺いでき、とても参考になる会になりました。

もくもく会で行った作業紹介

声で聞くSBCの動画を作成!(高見さん)

シビックテックコミュニティの紹介動画を作成されていました!
以下、完成した動画です!

次回のもくもく会のお知らせ

次回のもくもく会は10月29日(土)の10時からを予定しています!
是非、お気軽に参加してもらえると嬉しいです。

※ UnleashMeetについて

世界中の『 障がい者プログラマー 』が、DX を進める社会を目指す。を目標に、Youtube配信やSlackでのコミュニティ等、様々な活動を行っています。

前回のYoutube配信の様子は、以下にまとめています。

コミュニティ案内

UnleashMeetは、Discord上でコミュニティを運営しております。

障害者当事者でIT業界へ転職を目指している方が相談ができる場所、またそのような方の支援をしていただける方などが集まっています。こちらでは一方的に伝えるのではなく、参加者自らが情報発信しながら相互にやりとりできるような場所を目指しています。共感できる方がいれば是非ともご参加いただければと思います。

プレゼンター募集

Youtube配信で行うプレゼンターを募集しています。

障害者当事者の就労経験、障害者雇用をしている企業の状況を発表等、各々の経験談を発表共有していただき、皆さんで一緒にIT業界の障害者雇用を盛り上げられたらと考えています。

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