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文章と一緒に生活できたらなと思う人

ああだこうだ言う。めちゃくちゃ言う。
ほんと言う。これでもかってくらいに言う。
言っても言っても言いたりない。どうしようどうしよう言葉が止まらない。どうしてもどうしたっても止まらない。こんなんじゃだめだだめだだめだ、だめだって言ってもどうしたってどうしてもどうしたって止まらない。わからない。どうしても、とまらない。肩が痛い。いや痛くない。実は痛くない。誉め言葉吹きあれる。でも言葉が止まんない。
涙も止まんない。ぼたぼたぼたぼた、ぼたぼた止まんない。止まりっこない。壊れたダムみたい。貯めてた水分ぜんぶだしてるみたいに、涙が、涙が涙が止まんない。こりゃあ大変だって思うけど、でも、でも止まんない。
言葉と涙が流れ続けて、もう、前なんか見えない。どうしてもどうしたっても見えない。見えやしない。こうなったらもうおしまいかもしれない。お終いだろう、でも、だけどでも言葉も涙も止まらない。
言葉は、褒めて、褒めて、褒めちぎっちゃってもう、止まんない。だめだこりゃあって思っても、でもだめ、止まんない。どまんないの言葉と涙が。
スーパー止まんないの。でも、もう、いいよね? いいよねもう、立ち止まっても。
ということで今日も無名人インタビューよろしくお願いします!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは 次郎丸 さんです!

現在:旅のときぐらいはアクティブにというか、いろんな人と出会っていい日々を送れたらなと思ってますね。

くじら:今何をしている人ですか?

次郎丸:今は日本一周をしているところです。

くじら:いつからなさってるんですか? 

次郎丸:6月です。

くじら :お1人でですか? 

次郎丸:1人でです。

くじら:差し支えなければ、今おいくつかお聞きしてもよろしいですか? 

次郎丸 :22です。

くじら:日本一周以外で何かしていることってあるんですか? 

次郎丸 :一応、通信制の大学に通いながら日本一周してます。

くじら:旅をしながら大学って大変そうですね。

次郎丸 :いや、そんなこともないですね。

くじら:そうなんですか。

次郎丸 :休学するより全然、僕は。

くじら:授業はオンラインなんですか? 

次郎丸 :そうですね。一応出席するような授業もあるんですけど、今はそれを取ってなくて、オンラインだけの授業をメインでとってて旅が終わればそっちも取ろうかなと思ってます。

くじら:なるほど。その授業は夜に宿とかで受けるんですか? 

次郎丸 :そうですね。でも、基本、宿あんまり取らないんで。

くじら:日本一周は何でしているんですか? 

次郎丸 :原付です。スーパーカブですね

くじら:宿を取らないと、どこに泊まるんですか? 

次郎丸:いつもはキャンプ場ですね。道の駅とかのベンチに。
夏、冬はしんどいですけど、春から秋くらいだとわりとその辺の椅子で寝袋かぶって寝るみたいなのはよくします。

くじら:最近楽しかったことって何かありますか? 

次郎丸 :若干長くなるかもしれないんですけど、一昨日ぐらいまで沖縄にいたんですよ。沖縄にいたんですけど、沖縄でいろんな繋がりがあって。
七、八人で、一つの家でシェアハウスじゃないけど過ごすようなことがあって、その時やっぱめっちゃ楽しかったですね。
みんな初対面で、それぞれ別々の旅してるんですけど、なんか毎日ウクレレ弾いて歌ったり、お酒飲んだり自由な毎日を送れてて、めっちゃ楽しかったなって思います。

くじら:この仲間たちは、何をしているような方々なんですか? 

次郎丸:みんな旅人です、基本的には。でもそれぞれ路上ライブしながら稼いでる人とか、ミサンガ作って路上で売ってる人とかいろんな人いるんですけど、それが偶然みんな集まってって感じですね。

くじら:なぜそこのシェアハウスに行こうと思ったんですか? 

次郎丸 :僕が沖縄で寝るとこ探してたときに、そこのシェアハウスというか、そこの家主みたいな人と元々知り合いで、今度キャンプ行きましょうみたいな話はしてたんですよ。
そしたら、実は今家持っててみたいな。家借りてるんやけど良かったら来ん?みたいな感じで、行ったらいろんな人がいたって感じですね。

くじら:次郎丸さんは結構人脈は広いタイプなのですか? 

次郎丸:いや、全然です。

くじら:では、本当にたまたまの重なりで出会ったんですね。

次郎丸 :僕はほかの旅人であんまり連絡を取るってことをしないんですけど、その人だけ唯一何かキャンプに誘って。夜な夜な焚き火しながら、一緒にお酒飲んだりとかできるような関係やったんで、その人じゃなかったら行ってなかったかもしれないですね。

くじら:その人はどういう方なんですか?

次郎丸 :めっちゃ…尊敬できる人ですね。自由なんですけど、ちゃんと自分の意志があって。結構年上なんで何とも言えないですけど、上からになってしまいますけど。その人も日本一周してるんですけど、今その人1年経つんですよ。1年たってまだ沖縄しか行ってないみたいな人です。

くじら:1年で沖縄。

次郎丸 :沖縄しか。結局なんかダラダラしてずっと沖縄にいるみたいな人だったんですけど、

くじら:自由人なんですかね。将来はそんな人になりたいですか?

次郎丸 :いや、そんなことはないです僕は。

くじら:次郎丸さんは自分ではどんな性格だと思いますか?

次郎丸 :僕は本当はあんまり旅には向いてないんで。内向的で、めちゃくちゃインドアなんですよ。本読んだりするのが好きで。
だから、この旅も今年で終わって、来年からは普通に過ごそうと思うんですけど。旅のときぐらいはアクティブにというか、いろんな人と出会っていい日々を送れたらなと思ってますね。

くじら:日本一周はなぜしようと思ったんですか?

次郎丸 :興味が大きいです。日本のこと全然知らんのに日本おるのもなみたいな。だからとりあえず日本一周して、日本のいろんな文化とかを知って学べたら。学ぶって大変ですけど感じるもの感じ取れたらいいなと。

くじら:日本一周が完遂できたとしたら今の自分の進捗は何%ぐらいですか?

次郎丸:今はちょうど半分ぐらいですかね。

くじら:今まで、どちらに行かれたんですか?

次郎丸 :北海道から、日本海側通って沖縄まで行ったんですよ。今沖縄から鹿児島に出てきたとこなんで、あと太平洋側は半分が残ってるって感じですね。

くじら:先ほどご自分で内向的だとおっしゃったんですけど、人からはどんな性格だと言われることが多いですか?

次郎丸 :初対面とかの人だとやっぱ静かって言われるんですね。ある程度慣れたり、高校の同級生とか中学校の人とかは、わりと喋るんで静かとは多分言われないです。むしろうるさいかもしれないですね。

くじら:人見知りですか?

次郎丸 :ですね。

くじら:でも、気を許してきたら、お喋りがすすむ感じ。

次郎丸:はい。

くじら:どんなタイプのご友人が多いですか?

次郎丸 :旅するまでは、何て言うんですかね、旅とかそういうのに関係ない本当に真面目な人たちばっかりです。真面目で、旅するような人たちとは全然出会ってきてなくて。
旅する前に仕事してたときに、そこの店長さんが旅してたんですよ、偶然。世界を回ったりしてるような人で、それでその世界の話とか聞いたら、日本ぐらいはみたいなと思いました。

くじら:好きな食べ物って何ですか?

次郎丸 :これ聞かれたらいっつも困るんですけど、何か食にそんなにこだわりがなくて。好きな食べ物も嫌いな食べ物もなくて。
私、寿司が好きですかって聞かれたら寿司好きですけど、焼肉とかも好きなんですけど。
別に何かこれが一番っていうのはあんまりなくて、あったら食べるみたいな感じですね。栄養が足りないから食べるみたいな感じで食事をしてます、僕は。

くじら:例えばこれを飲めば、1食分完璧な栄養素が摂れるというものがあったら?

次郎丸 :それめっちゃ欲しいです。
いつか、それこそ栄養を取らんでも生きていけるような体になりたいなっていう、無謀な夢ですけど。例えばビタミンB1とかあるじゃないですか。ビタミンB1だけを1ヶ月間取らなかったら多分生きていける気するんですよ。それ以外の栄養はとるんですけど、ビタミンBはだけとらん生活みたいな。1ヶ月したらもうなんかビタミンB1がいらん体になるって思ってて。

くじら:慣れていくんですか?

次郎丸 :そう、慣れていくって思ってて。それをいろんな栄養素で繰り返していけば、いつかいけるんちゃうかなとかしょうもないことはずっと考えてますね。

くじら:結構そういう想像は普段から好きなんですか?

次郎丸 :そうですそうです。そしたら毎日水だけでいけるじゃないですか。

くじら:そうですね。究極ですね。

次郎丸 :最高の生活ができます、そしたら。

くじら:食事にかける負荷がなくなったら何をしていたいですか?

次郎丸 :寝ますかね。寝るか、本読んだりする。

過去:たぶんそれまでの流されてた自分を変えたいとどっかで思ってたんやと思います。

くじら:次郎丸さんは子供のときはどんな子でしたか?

次郎丸 :子供のときは、流される人でしたね。親にやれと言われたことをとりあえずやってみたいな。
高校卒業して働いたんですけど、高校も就職先も自分でめっちゃ決めずに適当に周りがこうやからみたいな感じで選んでました。

くじら:小中高と一貫して何かずっとやってたことってあるんですか?

次郎丸:ラグビーをずっとやってましてね、小1から高3まで。

くじら :長いですね。ラグビーは自分で楽しくてやってたんですか?

次郎丸:いや、違います。それも小学校一年生の時に、無理やりクラブチームみたいなのに入れさせられて仕方なくやってて、中学も高校も成り行きでやってたって感じですね。

くじら:中学とか高校で、何か他にこれいいかもって思ったようなことはありましたか?

次郎丸 :サッカーとかはずっとやりたかったですけどね。

くじら:サッカークラブに入らなかった理由とかってあるんですか?

次郎丸 :いやあ。特にないですけど。
でも中学はラグビーがそこそこ強くて、チームも大阪でベスト3とか入って、個人でもなんか代表に選ばれたりとか。それなりに頑張れたんで、まだ何かやっててよかったかなとは思います。

くじら:ラグビーはどこのポジションだったんですか?

次郎丸 :15番。五郎丸の、わかります?あれです。

くじら :私も詳しいわけではないんですけど、走るポジションですかね。チームの要といいますか。

次郎丸 :そうなってるんですかね。

くじら:ラグビーをしていて、これが一番楽しかったなという瞬間は何ですか?

次郎丸 :なんでしょう。なんかあるかな。
自分より大きい相手を倒したとか。そんなぐらいですかね。

くじら:ラグビーをしていると親御さんとかはほめられたりとかは?

次郎丸 :喜びはしますね。

くじら:親御さんってどういう方なんですか?

次郎丸 :母はわりと過保護な感じです。結構面倒くさいタイプの、ずっと心配するような人で。
父は何も言ってこない人です。それこそ12年間ラグビーやってきて、試合見に来ることもほとんどなかったですし。たまに、今それこそ日本一周とかしてると、心配の連絡が来ます。

くじら:お父様からですか?

次郎丸 :そうですね。

くじら:お母様からは連絡来るんですか?

次郎丸 :母は、わりと来るっちゃきますけど。大学の何か書類届いたよとかそういうことが多いです。あんまり心配の連絡は来なくなりました。

くじら:先ほど読書も結構されるとおっしゃってたんですけど、子供の頃も読書はされてたんですか?

次郎丸 :僕が初めて本を読み切ったのが中2のときで。周りに比べたらわりと遅いんですけど。何か偶然転校してきた男の子がいて、その人が本が好きで。僕は本が嫌いやったんですけど、たまたま仲良くなって。おすすめの本を1冊もらったときに、その1冊がめっちゃ面白くて、それからその1年は多分、その人に借りた本を読むみたいなを繰り返してて、そっからいろんな自分でも本に手を出すようになって感じですね。

くじら:今でも大切な本とかってありますか?

次郎丸 :大切な本って言われたらあんまないんですけど、なんですかね。大切な本か。思い当たらないです。

くじら:次郎丸さんにとって本っていうのはどんな存在ですか?

次郎丸 :本は中高の時助けられましたね。暇なときずっと読んで、授業中も読んでみたいな日が毎日だったんで。

くじら :そのご友人はかなりファインプレーですね。

次郎丸:たぶんもう会えないと思うんですけど、連絡先も何も知らずに。

くじら:子供のとき流されやすかったとおっしゃったと思うんですけど、その頃からずっと内向的だったんですか?

次郎丸 :そんなこともないですね。中学校から静かになりました。何かの小学校から上がるときって、近隣の二つか三つの小学校が1個に合わさるじゃないですか。その時、僕が小学校のときに仲良かった周りの人たちがみんな他の中学校の人と仲良くなって、何か置いてかれた感じはありました。

くじら:ラグビー部の部活の人たちと仲良くはなったりしたんですか?

次郎丸 :ラグビー部の人とは仲良くなりましたね。

くじら:その部活の中だとどういう立ち回りをしていたんですか?

次郎丸 :わりと盛り上げてたタイプやと思います。

くじら:例えばどんな盛り上げ方をしてたんですか?

次郎丸 :でも副キャプテンとかキャプテンやってたんで、声出したりとか、偉そうな態度って言ったらあれですけど上からっていうか、指示出したりとかはよくしてました。

くじら:チームの士気を高めるというか、リーダーシップがある感じなんですかね?

次郎丸 :リーダーシップはあんまりあると思ったことはないです。

くじら:その当時チームのメンバーからはどんな評価を受けてたと思いますか?

次郎丸 :ええ…評価。どうなんでしょうね。難しいけど、ある程度信頼されてたと思います。

くじら:チームの雰囲気は目標に向かってみんなで頑張るぞという感じだったんですか?

次郎丸 :そうですね。学生の頑張るぞなんてしょせん、どっかでさぼったりとかはするじゃないですか、どんだけ強いチームでも先生の愚痴言いながら。なんか見えないところでサボったりみたいなのは多少ありましたけど、それなりにみんな頑張ろうっていうのはありましたね。

くじら:ラグビー以外で何か楽しかったこととかありますか?

次郎丸 :僕がちょっとこういうアウトドアというか、行動するようになったきっかけが、19のときで。前職がマジックバーっていうところで、その店長マジシャンなんですけど、その旅人の店長と出会って、本気で頑張れば全然できるよみたいな。

くじら:マジックをですか?

次郎丸:そうですそうです。それで、今まで社会人までずっと周りに流されてきたけど、初めて全部やめてマジックバーで働くのを自分で決断して。入ったときはもう地獄でしたけど。
毎日何かしんどくて、でも慣れてきたらめっちゃ楽しくて。人前に立ったりとか知らない人の接客をするみたいなんがめっちゃ苦手な自分がだいぶ成長したなと思います。

くじら:マジックバーで実際に次郎丸さんもマジックをされてたんですね?

次郎丸 :そうですそうです。そんときの名前が次郎丸なんで次郎丸にしてます。

くじら:そのマジックとしてステージに立てるまでどれくらい練習をしたんですか?

次郎丸 :ステージに初めて立つまでは1ヶ月ぐらいですね。いつも2時ぐらいに仕事が終わるんですけど、夜中の。そっから5時ぐらいまで練習してみたいな。

くじら:その店長さんに教えてもらってたんですか?

次郎丸 :そうですね。しんどくて1日ちょっと遅れて行ったんですよ。もうしんどいと思って行って遅れたらめっちゃキレられて。その時のキレられ方も、なんで来うへんのというんじゃなくて、別に来たくなかったらこんでいいよみたいな感じで。
それでめっちゃその辺の時期はメンタルやられましたけど、それもあって頑張って、初めてステージに立ったときは緊張プラス楽しさが結構ありました。

くじら:最初のステージに立って店長さんから何か言われたりしたんですか?

次郎丸 :別にそんな言われはないししてないですけど。

くじら:マジックバーに入るっていうかなり決断だったのかなって思うんですけど、なんで決断できたんですか?

次郎丸 :いやほんと、その店長なんかめっちゃいい人で。
それまで普通にお客さんとして通ってたんですよ。で、いろんな話ししていくうちにその研修制度があるみたいな。誰でもできて研修終われば普通に働けてみたいなっていうの聞いてやってみたいと思ったのと、たぶんそれまでの流されてた自分を変えたいとどっかで思ってたんやと思います。

くじら:マジックバーに入ってから結構しごかれて、でも今も店長さんはいい人だと思うんですか?

次郎丸 :そうですね。

くじら:どういうところがいい人なんですか?

次郎丸 :いい意味で、わりと適当なところですね。自由にはさせてくれるんですよ、めちゃくちゃ。自由にしていく中で、楽しさとお金の稼ぎ方というか生きるために必要なものをしっかり教えてくれて
今その人はもう店長辞めて、自分で会社立ち上げて社長してるんですけど。今でも全然連絡はとってます。

くじら:そのマジックバーにはどれくらい勤められたんですか?

次郎丸 :2年いました。

くじら:2年経って日本一周を始めたんですか?

次郎丸 :そうです。

くじら:マジックバーで2年間勤めてて、一番印象に残ってることって何ですか?

次郎丸 :応援してくれる人ができたときですね。そういうのってないじゃないですか、基本。そういうのあるのって、プロのスポーツ選手とかだと思うんですけど。
マジックバーにいて普通に接客してて、もちろん1回で終わる人たちもいるんですけど、2回目来たときに、僕がおったから来てくれたみたいな人とか、そういうの言ってくれたときは結構嬉しいですね。思い出というか心に残ります。

未来:ですけど将来孫とかできたときに、本とかやとなんか何か違うくて。本出せるのはすごいと思うんですけど。出せるなら出してみたいですし。でも、なんか新聞のそのコラムのところを切り取って保存してあるみたいな。

くじら:次郎丸さんは5年後とか10年後あるいは死ぬときまででもいいんですけども、想像してみて未来についてどんなイメージを持ってますか?

次郎丸 :未来は僕はもうのんびり過ごせたらいいなと。

くじら:それはいつぐらいに達成したいですか?

次郎丸 :もう旅が終わればサクッと、普通って言葉使うのはあれですけど、大学も終わって、一般的というか。それなりの会社に就職して、結婚して子供ができてっていうのをできたらいいなと思ってます。

くじら:もう普通の日々を送りたいという感じですか? 

次郎丸 :そうです、はい。

くじら:仕事で何かこれをしたいなというのがあるんですか?

次郎丸 :それはやっぱり本に携わる仕事がしたいですね。出版社でもいいですし、本屋さんでもいいですし、図書館とかライターとかでも全然何でもいいんですけど。文章と一緒に生活できたらなと思います。

くじら:未来については、いいイメージを持ってますか?それとも何かあんまり考えたくないなというマイナスなイメージですか?

次郎丸 :いいイメージですね。

くじら:そういう穏やかな暮らしを手に入れた暁にはどんな感情でいると思いますか?

次郎丸 :幸せにはなってないとは思いますけど。まあいいんじゃないですかね。そんなもんで。

くじら:死ぬときどんなふうに死にたいって思いますか?

次郎丸 :死ぬとき…それはあれですか看取られたりとか?そんなんはないんです。
苦しんで死にたくはないです。苦しんで、焼けて死ぬとか溺れて死ぬとかそういうのは嫌ですね。

くじら:死ぬまでにこれだけはやりたいというようなことってありますか?

次郎丸 :今の夢はインスタでも書いてるんですけど、僕、新聞の毎日コラムとかあるじゃないすか。コラムとかあれの掲載したいなとは思います。いつかとかは夢としてあります。

くじら:それはなぜやりたいですか?

次郎丸 :何か残したいですよね。

くじら:生きた証ですか?

次郎丸 :ですけど将来孫とかできたときに、本とかやとなんか何か違うくて。本出せるのはすごいと思うんですけど。出せるなら出してみたいですし。
でも、なんか新聞のそのコラムのところを切り取って保存してあるみたいな。そのたった数百字に意味があって、自分のもっと先の子供が小学生とか幼稚園の頃からそういう短い文章なら読めると思うんですよ。そういうとこから言葉を好きになってほしいなみたいな。意味までは汲み取れなくてもこういう人がおってみたいな、こういう言葉を書いてきた人がおるみたいな、説明しにくいですけどそういうのができたらなと思います。

くじら:自分が本とか文章に出会ったように自分の子供にも出会ってほしいなと思いますか?

次郎丸 :はい。

くじら:なるほど。もし今、ぽんと100万円が渡されたとしたら何がしたいですか?

次郎丸 :100万円渡されたら何しようかな。カフェでのんびりお茶でも。くじらぐもさん誘ってカフェでお茶をします。

くじら:鹿児島まで行きますね。

次郎丸 :僕がそっちまで行きますよ、全然。

くじら:ありがとうございます。カフェで。

次郎丸 :そんなもんでいいかもしれません。そんなもんでって言ったら、くじらぐもさんがそんな人になってしまいますけど。
普通に30分ぐらいでもコーヒー飲んで、どうでもいい話でもしてゆっくりした時間を。

くじら:やっぱり何か次郎丸さんってゆっくりのんびりな時間が好きなのかなって思ったんですけど。

次郎丸 :そうですね。

くじら:都会の喧騒とかそういうのはあんまり好きではないですか?

次郎丸 :嫌いじゃないですけど、騒がしいのあんまり好きじゃないんで。
でも、都会でもやっぱり都会の図書館とか行くと、それなりに心地いいじゃないですか。みんなルールをちゃんと守ってて、だからその人が多い少ないとかじゃないですけど。都会もいいとこあるなとは思います。

くじら:これから日本一周を続けていく中で、どこが楽しみですか?

次郎丸 :今1人でずっとバイクで走ってて。やっぱどんだけ1人でゆっくりが好きって言ってもこの半年間でわかったんですけど、寂しいときが来るんですよ。その寂しいときに、いろんな人に出会えたらなと思います。

くじら:いろんな人っていうのはどこで出会うんですかね?

次郎丸 :どこで出会うんですかね。でも基本、もう偶然。ゲストハウスで出会った人とインスタを交換してて、こないだ、桜島でキャンプできるところ聞いたんですよ。そしたらキャンプできるとこないって言われて。その人は東京に今いるんですけど、鹿児島に一軒、家借りてて、将来民宿をするみたいな。で、家ん中めっちゃ汚いけどその工事中みたいな家なんですけど、ポストの裏に合鍵あるからそれで勝手に入って寝ていいよみたいに言ってくれて。今はその人の家にいるんですけど。そういう出会いが結構ありますね。

くじら:そういう何か偶然というか、一期一会な感じが好きですか。

次郎丸:はい。

くじら:次郎丸さんもこれから誰かにそういう機会というか、提供していきたいと思いますか?

次郎丸:もちろん。じゃあ旅人に配っていきたいですね。会った人にどんどん。でも、お金配るのは面白くないんで、ご飯連れてったりとかそういうのしたいですね。

くじら:じゃあ私とのカフェ代を抜いた残りで。

次郎丸:そうですね。

くじら:ありがとうございます。
もしこれまでの次郎丸さんの人生で、本とか文章の魅力に気づいていなかったとしたら、どんな人生になっていたと思いますか。

次郎丸:どんないや結構つまらん人生送ってたと思いますよ。何してたんですかね。普通。本に出会ってなかったら。今日も明日仕事やーとか思いながら寝てたんじゃないですかね。

くじら:やっぱり次郎丸さんにとって本っていうのは人生に深みを与えてくれたというか?

次郎丸 :そうですね。うん。

くじら:今も旅をしながら本は読んでるんですか?

次郎丸 :読んでます。あんまり読めてないですけど。大学の教科書も積んでて大学の教科書8冊ぐらいと、小説を三、四冊積んで旅してるんで。全部あの1回、雨で濡れてビチョビチョなんですけど。

くじら:カピカピそうですね。

次郎丸 :そうです。

くじら:大学ではどんなことを学んでいきたいですか?

次郎丸 :別に。でも今入ってる学科コースが心理と教育っていうとこで、心理学が専攻なんですけど、心理学は普通に好きで勉強してて。あと、他にあんまおもしろそうな単位がないんですよ。だからこれから最低限必要になりそうな英語の基礎とか取れたらいいかなぐらいです。

くじら:次郎丸さんはマイペースな感じの方なのかなって今日お話して思ったんですけど、どうですかね、マイペースですか?

次郎丸 :どうでしょう。マイペースがあんまりわかんないんですけど。マイペースって自分のペースって意味じゃないですか。
今日僕、その一つ下の人と遊んでたっていうかね、野球のキャンプに行ってたんですけど、その人めちゃくちゃ自由で。自由というか好き勝手にどっか行く人で、めっちゃ歩くのも早いし、車の運転も早いしみたいな。それもマイペースなんかなとか思いながら。

くじら:確かに。

次郎丸 :その人にとってはそれが自分のペースであって、僕も一生追いつけなかったですけど、今日。だから僕も今のこのスピード感にストレスは感じてないんで、マイペースはマイペースやなと思います。

くじら:これから読みたい本とかってありますか?

次郎丸 :なんか人間味のある本が好きで。
一番好きな作家が朝井リョウって方なんですけど。霧島部活やめるってよとか、全然、恋愛小説とかそういう面白い展開とかがなくて、いや面白い展開あるっちゃありますけど、そうなんかわりと人の感情とかをリアルに書いてる本をめっちゃその人が書いてて。そういうのが好きなんで、そういう本にもっと出会えたらなと思います。

くじら:これから次郎丸さんが未来を歩んでいく中で、人からはどう思われたいなとか、そういうのってありますか?

次郎丸:そりゃあかっこよくて、面白い人ですよね。
いや…どうでしょう。どういう人って思われるのはどうでもいい気もしますけど。
くじらぐもさんはどう思ってますか。

くじら:いやあ。私もうあんまり未来についていいイメージを今持ててなくて。なんか路頭に迷ってるんですよ。

次郎丸 :失礼ですけど、おいくつなんですか?

くじら:私は26なんです。

次郎丸 :年上の方をカフェに誘ってしまった。

くじら:いえ、ぜひ。ぜひっていうのも変か。

次郎丸 :絶対行ってくれへん。

くじら:私は今神奈川にいるので、ちょっと通ることがあったら

次郎丸 :通るなあ。

くじら:通りますね。

次郎丸:通ります通ります。おっしゃ、行こう。

くじら:楽しみにしてます。

次郎丸 :見つけたら声かけてくださいね。

くじら:わかりました。

次郎丸 :くじらぐもですって言ったら絶対わかります。

くじら:うん。もうちょっとしてスーパーカブ見かけるようになったら、おーいって。

次郎丸:そうです。後ろに日本一周中って看板つけてるんで。

くじら:わかりやすい。走って追いかけますね。そしたら。

次郎丸 :お願いします。

くじら:頑張ります。最後に言い残したこととかありますか?

次郎丸 :インスタのアカウント名でも。

くじら:いいですよ、何でも。

次郎丸:本気で何か誘ってるみたいになるんで。いや、全然僕は行きたいですけど、こんなインタビューみたいなのを口実に誘うのはどうかと。

くじら:じゃあ今日の感想とかも、もしあれば。

次郎丸 :いや、楽しかったですよ。

くじら:本当ですか。良かった。

次郎丸 :今日、それこその一つ下の人と一緒にいて、話がもう全然できないんですよ。それ車で2時間半ですよ、片道。話しかけたら運転に集中してるからって言われて、なかなかショックじゃないですか。でも助手席で寝るのは何かいやあと思いながら、寂しい思いをしてたんで。

くじら:よかったです。そしたら、思う存分話せましたでしょうか?

次郎丸 :しました。

くじら:ありがとうございます。

あとがき

ゆっくりのんびりと過ごすのも、思い切ってやってみたいことに挑戦するのも、自分を変えたいって考えるのも、全部がひとつづきの人生なんだよなぁ…と思いました。
私が路頭に迷っているのも、必然でしょうか。
でも、きっとそれでいいんですよね。
次郎丸さん、ありがとうございました!

【インタビュー・あとがき:くじらぐも】

【編集:mii】

【文字起こし:さりあ】

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