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限界を作っちゃ駄目なんですよが答えの人

お財布にお金を入れて歩く。そういうことが最近減った。電子マネーで。
電子マネー便利ですね。スマホだけでぴっぴぴっぴお会計するの、楽です。サイフ持ち歩かなくなりましたね。いいですよね、ほんと。
長いこと生きてると、いろんなことがあります。子供の頃、テレビで見てた人たちがさいきんよく死にます。マンガ家さんとかもよく死にますかね。松本零士さんとか。私の倍くらい生きている人たちは、どんな心境で生活してるんでしょうか。いやまあ、何が起ころうが、何が変化しようが、自分は自分なんでね。でもまあ、そういう心境に私がなったのも、40過ぎてからかな。20の時には二浪になり、30の時にうつになり、40の時には会社を自分の本意ではなく退職したり。でも、どちらかというと、そういう負の経験があったあとのほうが、バキっと変わったりするものです。人生は成功よりも失敗のほうが多いので、失敗することに慣れてしまったほうがいいのですよね。まあ、成功にも慣れたほうがいいんですけど。うぬぼれるから。
よ、ようするに経験しろってことですね。
まあでも、時間は限られているので、あまり同じことはするな、とも思ったりするのですが、同じことをし続けることで得られる経験もあるので、なんとも言えないですね。まあまあ、ほどほどにいろんなことするのが、良いんじゃないかしら?
ああ。
また散漫なことを書いてもうた。。
インタビュー2回目の方でした! 前回のインタビューはこちら。今日の無名人インタビューも楽しんでいってねー!!! ください!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは 孝太 さんです!

現在:去年は2回失業してますね。ようやく年末になって歩み始めたっていうのが自分の中では強いです。

イワナ:孝太さんは今何をされてる方でしょうか?

孝太:それは仕事という観点からでいいですか。

イワナ:何でも大丈夫です。

孝太:わかりました。今はカーテンを作ってる会社で働いてます。インテリア業界にいて、そこで主に事務系の仕事に従事してます。
社長直下で、一部秘書のようなこともやりつつ、メインは経理と人事の仕事に従事してます。
これは26歳くらいからずっとやってきたことで、今も変わってないです。

イワナ:今のお仕事は始めてどのぐらいになるんですか?

孝太:実はまだ2ヶ月弱ぐらいなんですよ。この過去の話もちょっと踏まえて話させていただいていいですか。

イワナ:お願いします。

孝太:2022年、去年ですね。
僕にとってある意味試練の年というかめちゃくちゃな1年でした。
ちょっと仕事面だけ先に話させていただくと、いきなり4月に勤めていた会社から減給を宣告されまして。当然、生活もままならなくなるということで、6月に辞めたんですけど、理由が何かもうほとんど因縁、言いがかりに近い内容で、もうお前は使えないから減給なみたいな話になって、結局1万5000円ぐらい給料下げられちゃって。
ただでさえ安い給料でこれ以上下げられたらやっていけないぞということで、辞めました。
6月末で辞めた後、転職活動を2ヶ月ほどしまして、ただこの猛暑ですからなかなか動けないですし。やっぱり会ってくれる所も限られてくるわけで。転職エージェントを利用して動いていたんですが、幸い9月にその転職エージェント経由で決まりました。
ここまでは良かったんですよ。ところが2週間ぐらいでいきなり解雇されまして、思ったのとお前間違うからもうクビなと。
でも後で理由を調べたら、エージェントって、要は、紹介料をその人の年収の35%から40%払うことになってるんですよね。僕の年収はちょっと控えますけど、僕の年収×35から40パーっていうのが1ヶ月間勤務したら、エージェントに払う金額でやっぱり結構な額になったんですよ。当然3桁超える訳で。

イワナ:なるほど。

孝太:それをやっぱり払いたくないっていうのが会社側の本音だったみたいで。だから、何かよほど優秀な人材じゃなきゃどうのこうのなど因縁に近いことを言われて、理由をつけて解雇ってなったんですけど、さすがにそれは不当だということで1ヶ月は在籍させて保証金を払わせまして、それで退職しました。
これはもう当然紹介してくれたエージェントの方にも経緯を話していて、正直もうこれ訴訟案件に近いし、やってることは悪質だということで、ハローワークとか労基には話すよということを伝えて、実際に双方に伝えました。
その後2ヶ月ぐらいずっと公私共に低迷期が続いちゃって、11月に入ってからも精神的にどん底だったんです。
それでもリクナビとかそういったWebの媒体を利用し続けて、12月になると徐々に面接が入りだして、結果的に今の会社の社長と会い、ぜひ君に来てほしいというふうに言われまして入社に至りました。
なので去年は2回失業してますね。ようやく年末になって歩み始めたっていうのが自分の中では強いです。
すいません。なんか上手く言えてないんですけど。

イワナ:いえいえ、ありがとうございます。

孝太:はい。

イワナ:今の仕事をしていて、どんな感じですか?

孝太:そうですね。今までは組織の一員として、例えば経理はその中の一工程をやってればいいっていう感じだったんですけど、今はもう本当に少人数の会社ですんで、全部僕にのしかかってくるんですよ。
最初の1ヶ月はやっぱりきつかったですし、戸惑いも多かったですけど、いざやってみたら「あれ、俺出来るんじゃね?大丈夫じゃないか」ていう自信が湧いてきて今はすごく充実してますね。
本当に全部です、やってるのは。
社長の御用聞きから、各所に連絡をしたり、文書を作ったりとか。あるいは本当に決算までの準備や、税理士や公共機関との折衝なんかも全部やってますし。あとは、そうですね。給料の計算も含めて、社員の事務的な相談にはのるような立場でもあります。社員は僕以外全員女性なんですよ。

イワナ:なるほど。

孝太:最初はそうじゃなかったんすよ。男性が2人だったのが1人になっちゃったんですよね、当初はやっぱりきつかったっていうかすごい不安も大きかったですけど、今になって自分の立ち位置が確立できてきて、仕事面では不安はなくなってきてますね。

イワナ:現在不安はなくなってきてるってことだったんですけど、最近は仕事してるときってどんなふうに感じてますか?

孝太:難しい質問ですね。

イワナ:気持ち的には、安定した感じでしょうか?

孝太:余計なことは考えなくなりましたね。あんまり暇じゃないってのが結果的に良かったんでしょうね。
暇なときもちろんあるんですけど、あんまり暇じゃないから周りの目とか全然気にならなくなったし、どうしても組織にいると、その立ち位置で、なんていうか人が多い中で自分は何か変なふうに見られてんじゃないかとか、余計なことを元々僕の性格上、気にしてしまったんで、それで仕事ができてもできてないっていうか。
他者の評価ばっかり気にするようになってたところはあったんですけど、今の仕事は自分でジャッジを下すことが多いから、責任はもちろん重大なんですけど、その分他者の評価なんて気にしなくなるんですよ。これは俺がやればいいんだとか、ここは俺の判断でいくべきだ、でも最終決定は社長に委ねようとか、
自然と自分で組み立てが、できてるんですよね。
40過ぎた大人がこんなこと言うのはおかしくて、本当は30すぎたあたりで、確立しなきゃいけなかったんですけど、前回のインタビューでも答えた通り、いかんせん就職について挫折の連続だったので、それが今の40代になって、自分で管理者やるようなってから、ようやく出来るようになったと思います。

イワナ:そう実感できるようになってちょっと落ち着いてきたのは、先ほど言われた管理者っていう立場になったことが大きいんでしょうか?

孝太:管理者っていうと大げさですけどね。1人で全部やるようになってるから、部下がいない立場ですけど、逆に自分で回せるからこれやりがいあるなって、面白いなっていうのは思えてきてますね。

イワナ:どういうところが面白いですか。

孝太:やっぱり一番は自分が判断して自分で決定下すことかなと思います。責任はすごい重大ですよ。そりゃあ当然。だってそこが会社の意見になっちゃうから。
でもなんていうか今まで本当に僕、自信なかったんですよ、仕事もプライベートも何もかも。やっていく中で常に怖いという気持ちが常に働いてて、助けてじゃないけど周りになんていうか判断委ねちゃったりとか、意見求めちゃってるとかすごくあったんですけど、この仕事をすることによってそれは消えてきましたね。
最初はありましたよ、前任者の人にいろいろ聞いたりとかもしてたし。でもどっかで自分でやんなきゃいけないって気付かされたっていうか。もう本当に自分以外がわかる人がいなくなっちゃったときに。
人間って意外と窮地に追い込まれたら強くなるもんだなって今思ってますね。偉そうなこと言えないですけどね、僕も。

イワナ:そんな状況に置かれたら自分はできるんだ! って思われたのは初めての感覚ですか?

孝太:本当に初めてです、これは。ずっと自信がなくて、そのまま40代迎えちゃって、どこかで「このままでいいのか俺?」ていうのは思ってはいたんですよ。思ってはいたけど、やっぱり水は低きに流れるってことわざと一緒で、だらだらと生きてきたんです。
やっとこの年になって心への引っ掛かりというか不安感は消えましたね。
あと去年大病にかかりましてね。心臓病が発覚しました。10月ぐらい。そう、ちょうど失業してるときですかね。狭心症がわかったんですよ。
その前にもちょっと健康診断で心肥大があって、そのときに、やっぱり今までの自分の生き方がこれじゃまずいな、でも仕事決めなきゃなってずーっとぐるぐる思考で回ってたんですよね。それで仕事決まって自信ついてきてからは、やっぱり自分の生きたいように生きようかなって思うようになりました。
この辺は前のインタビューでもちょっと言ったりしたんですけど、それが今より強くなって確立されたってのありますよ。

イワナ:なるほど。良い方向に向かいつつあるっていう感覚ですかね。

孝太:そうですね、はい。だから恋愛観とかもすごい変わってきてるし。

イワナ:恋愛観は、どんな感じで変わってこられたんですか?

孝太:なんだろ、昔の僕だったらなんですけど。
もちろん過去にお付き合いした女性もいました。今はいないんですけど。
その中で例えば片思いの人がいても、もう俺なんかじゃ駄目なんだろうなとか、これじゃあちょっとなって、自分は自信がないし、絶対釣り合わないとか、とにかくできない理由を探しちゃってたんですよ、簡単に言うと。
それでもう勝手に諦めちゃったっていうか。それでもちゃんと向かっていくことはあったんですけど、結局駄目オーラがすごく出ちゃってるから、だから最後は保身をはかっちゃって言いたいことも言えないで終わっちゃうとか。
これ何も恋愛に限らないで、他はプライベートでやりたい事があっても同じでした。
例えばそうですね、音楽やりたいと、バンドやりたいけど、でも、どうせ俺は駄目なんだろうなとか駄目な理由を探して、逃げちゃったところが僕あったんですよね。でも今はだいぶそれは減ったかなと思います。
最初は釣り合わないとか上手くいかないとかネガティブな事をすごく考えていたんですよ。
でも今の仕事やることによって自信ついてきて、あれ?でも、ここだったら俺いけるよなとか、この糸口だったら進めるよなとか。何も恋愛に限らず、プライベートに関してもこういうことで何かできるかもしれないとか、いろんな可能性があるよなって自分に対して自信っていうか可能性があるって思うようになってきましたね。
もちろん相手の迷惑を考えるってのはちゃんと考えてますけどね。
それ踏まえた上で、あれって周りがぎゃあぎゃあ言ってるけど、そんなこと言われる筋合いはないよなとか、冷静になってきたらじゃあ俺の考えでいけばいいじゃんとか。前向きにはなっていますが、まだやっぱり自分の人生で責任取るの怖くて周りに頼っちゃうところが時にはあります。

イワナ:孝太さんは、プライベートではどういうことがお好きですか?

孝太:そうですね。プライベートは旅行とライブ行くの好きですね。実は僕、qbcさんと同世代なんですよ。

イワナ:なるほど。

孝太:だから彼に聞いたらわかると思うんですけど、僕たちのときっていわゆるビジュアル系ブーム第1期で、今のビジュアル系とちょっと違くて、もう当時やってた方の大半は引退されてるか、表舞台から去ってて裏方に行ってる人ほとんどなんですよ。第一線で残ってるのつてGLAYとかL'Arc~en~Cielぐらいで、あとはPENICILLINとかかな。
いわゆる、それよりちょっと言い方悪いけど、そこまで人気がなかった人たちって、やっぱり第一線ひいてて、それでも今小さいライブハウスでやったりとか、独自に活動されてる方がほとんどなんですけど、その方たちのライブに行くのが今楽しいかな。
実際、その当時のビジュアル系でちょっと名前伏せさせていただくんですけど、テレビとか出ていて、僕と同世代の子がいて、その彼とは友達になって今もやり取りしてますしね。
やっぱり彼のライブ行ってて思うのは、いいライブやってるよなって、実際そういう小さいライブハウスって出演者とお客さん話すことできるんですよ。それがすごく楽しくて、僕は行ってますね。
今若いミュージシャンでnoteもやってる子もいるんですけど、今度26日にその子のライブも行きますしね。
なんていうか、普段はやっぱり会社と家の往復じゃないですか。僕らサラリーマンって。
でも、そういう場に行ってこういうことを考えてこの曲作ってんだよとか、面白いよなとか馬鹿話するのがすごい楽しいんですよね。だから今の楽しみって言ったら旅行があんまり行けてないからそっちに行ってるかなという感じです。

イワナ:ライブ自体は結構遠出もされるんですか?

孝太:いや、してないですよ。逆に東京だからいろんなとこでやってるかな。で、ライブハウスが近いんで、そこに見に行ったりしてますね。
福岡に行ったときからやってはいたんですけどね。福岡のDRUM Be-1っていうライブハウスがあって、そこにわりとやってる人アマチュアからプロまでやってる人が出演してて、そこでミュージシャンの方と話す楽しさを知ってからですよ、行くようなったのは。

イワナ:なるほど。

孝太:昔なんかこの人出てたよなって人たちがいて、話せるのかなと思って楽しみに行って。だからツイッターも僕やってるんですけど、そういう方ちとの交流も結構多いですね。

イワナ:そうなんですね。どういうことをお話されることが多いですか?

孝太:そんな大したことじゃないんですよ。お互いツイート見てるから、「お前最近大丈夫なん?」とか声をかけられたら、「ごめんな心配かけちゃって、でも今こういう状況だ」とか。
当然仲良くしてる彼に関しては僕の状況も知ってますし、失業をしたってことも知ってるし。
「お前心配したんだよー」、「ごめんよー」って。本当馬鹿話から始まって、でも良い声してるよねとか良い曲だったよとか、そっから音楽の話したりとか、今度ライブやるから来てよってつってたら、おお、了解どこでやるんとか。
でもね、なんだろう、この言い方は難しいんですけど、どうしてもステージ上にいる人って、なんか距離遠く感じるじゃないすか。テレビとか出てるとか、でもライブハウスでこういうふうに何か近い距離感で話すことによってすごい親近感があるし、何かプライベートを共有できてるっていうか、話してて楽しいっていうか。ちょっと表現下手くそなんですけどね、なんていうんだろう。時間を共有できることがすごく楽しいですね。

もうひとつの旅行については、あと日本で行ってないのが青森県だけなんですよ僕。

イワナ:そうなんですか!

孝太:去年は和歌山も行ったし、だから今年は絶対に青森県に行きたいっすね。

イワナ:いいですね。
青森県に行ったら何したいですか?

孝太:まだね。全然決まってないんですよ。ただいつものパターンが、大体、旅先で夜飲みに歩くんですよね。
青森はどっかですごくヒラメの美味しい丼があるってところがあると聞いたんでそこ行ってみたいのと、青森か弘前は見てまわりたいなと思ってます。今んとこそんな感じですかね

イワナ:現地のお酒を飲むことを楽しみに行かれるんですか?

孝太:それもあるんですけど、あえてローカルっぽいところに行って地元の人と話をするのも楽しいですね。
全部が全部できるわけじゃないけど、それこそ僕、前回のインタビューで答えたんですけど2008年から2020年まで九州にいたんですよ。実家は埼玉県なんですけどね。
そのときにいろんなところに行く楽しさっていうか旅行するのが趣味になって、島根とかそれこそ鳥取とか行って、そこで地元の人と話す機会があって、それが楽しみになっちゃったってのはあるかな。宮崎に行っても同じことやってましたし、それがね東北ではまだできてないんですよ。

イワナ:なるほど。結構、人とお話されるのが好きなイメージですね。

孝太:はい、僕は好きですね。あんまり人見知りはしないと思います。

イワナ:老若男女を気にせずお話するっていう感じなんですか?

孝太:そうですね。あんまり気にしないです。それこそ面白かったのが、何年前だったかな。
今から4年前かな、島根に行ったときに、たまたま宿取れなくて松江のユースホステル泊まったんですよ。そのときに旅行中の関東の大学生知り合いになりまして。というか会って話して。
彼が言うには、
まだ未成年なんです、親からお金をポンともらってプレゼントされて旅行行ってこいって言われて、放浪の旅でもいいからなんかどっか行ってこい、と。
その時、僕車で来てたんですよ。で、
わかった。明日、俺、岡山に行くから米子まで乗っけてってやるよって。
本当こういう縁もあってね、ゲゲゲの鬼太郎のそれこそ境港などのロードがあるじゃないですか。

イワナ:ありますね。

孝太:そこちょっと付き合わせたりしちゃったんですけど、一緒にちょっと回らんかって言って、そこの観光をちょっと一緒にしていって、米子の駅まで送ってったんですけどLINE交換して今も彼とは付き合いありますからね。関東帰った今もね。4年経ってますけど、これも縁だなと。
島根県の浜田に行ったときだったかな。あのときは75歳のおばあさんがいて1人で飲んでたのに声かけられて、ずっと結局閉店ぐらいまで一緒に飲んでましたね、兄ちゃんぐらいの息子いるんだよみたいな話で、その人はそれっきりになっちゃったけど。やっぱり年齢が年齢なんで。
今も交流があるっていえばがInstagram上なんですけど、姫路行ったんですよ。これもね、5、6年前だったかな。本当は、彼とは一夜限りの縁で終わるはずだったんですよ。
たまたまね、1人焼肉ができる店入ったんですよ。そのときに彼がいて、年が僕の一つ下だったのかな。当時まだ福岡だったんですけど、なんかいろいろ気が合っちゃって、結局深夜の2時ぐらいまで2人で飲んで。
そこで縁終わるかと思ったらたまたまインスタで彼が僕を見つけて僕、本名伝えてたから。
それからずっと続いてて実はこの間、姫路行ったときに、ちょっと彼ともう1人女性の方と会っての3人で飲むかっていう構想があったんですけど、結局彼が都合つかなかったんでこれは駄目になっちゃって、さみしく1人飲みなっちゃったんです。

まあ、そういうのが旅の楽しさかなって僕は思ってます。いろんな楽しみ方があると思うんですけどね。僕がちょっと特殊なのかもしれない(笑)。

過去:結局ね、昔は白か黒かしか僕は判断できなかったんですよ。それが今は別の判断ができるようになってきてるのかなって。うまくいいとこを取り入れてこうするべきだなとか。折り合いをつけられるようになったのかな。

イワナ:2年前インタビューを受けられた時点。あのときって今思えばどんな時期でしたか?

孝太:ちょっと暗かったかなと思いますね。
人間ってやっぱり暗い時期と明るい時期あると思うんですけど、あの時期は僕にとって暗い時期ですよ。
直近の暗い時期はそれこそさっきお話した10月から12月あたりかなって僕は思ってますけどね。あの時は今の直近よりちょっとマシだったけど、あまり明るい時期じゃなかったですね。

イワナ:あのときはまだ九州にいらしたんでしたっけ?

孝太:いや、もう帰ってきてました。帰ってきて初めてインタビューを受けて、受けたきっかけもね、なんかミュージシャンのYouTube見て面白そうだからこんなのやってみたいなと思ったら、うってつけだったんですよ。
自分で言っちゃうのもあれですけど、こんなに落ち着いて話してなかったです、あのとき。

イワナ:そうなんですか。

孝太:ただ自分の言いたい言葉わーわー言ってた感じでした。あれあえてノーカットで僕編集ほとんどかけなかったんですけど、記録として残すためにああしたんですよ。

イワナ:現に今、いい記録として見返すことできますもんね。

孝太:はい。で、今日はもう話すことある程度自分の中で考えてたんで。あの、わりと早口なんでちゃんと話せてますかね。

イワナ:すごくわかりやすいです。ありがとうございます。
気持ち的には2年前に比べて結構落ち着いてる時期であられてるってことですね。

孝太:そうですね。いろんなことでちょっと覚悟も固まってきてるし、そういう意味では落ち着いてると思います。

イワナ:さっきちょっとちらっとお聞きしたんですけど、以前インタビューを受けたときからは、どういう感じで今まで推移されてきてるんですか。

孝太:そうですね、あのときが多分2年前の3月ぐらいでしたよね。
今は状況もだいぶ変わってますし、交友関係とかもやっぱり変わっていますね。
あのとき全然交友関係がない状態だったから、それと比べると広くなってきてるから、やっぱりものの見方も変わってますし、今思うと当時は余裕がなかったですね、一番の差は、具体的に言うとなんだろう、物事をなんか広く見れてないのかな。でも今は見ることができてると思いますね。
なんていうか一方通行でしか物事を見れなかったと思います。でも今は多方面からとまでいかないけど少しは複数の面から見られてんじゃないかなと思います。

イワナ:余裕がなかったときから何かちょっと開けていくきっかけとかってあったんですか。2回ほど多分、お仕事は変わられたってお聞きしたんですけど。

孝太:とあるちょっと出会いがあったんですよ。その方とあったことで僕すごく変わったんですよね。
本当に服装とか2年前は全然気にしなかったし、なんていうか本当にもう駄目親父まっしぐらだったんですよ。
でも今すごいそういうのを気にするようになって、別に自分がイケメンだとかそういうわけじゃないけど、容姿とかも自信を持つようになって。スッゴイ変われたんですよ。
自分の中ですごく変われた良いことがそれかな。ただそのことが弊害で周りからも結構叩かれたんですよ、10月から12月にかけて。それをようやく最近になってうるさいお前ら関係ねえだろって吹っ切ったっていうのが大きいかな、こういう話し方になれたのは。

イワナ:うんうん。

孝太:とにかく気にしないことというか、気にすべきことだけを気にするようにして変われたのかなと思うんです。
それから、福岡時代の友達から誘いがあって、彼女からちょっといろんなこと一緒にやらないって、お誘いがあってね、実際僕今始めてるんですよYouTubeとか新しいことをね。

イワナ:なるほど。

孝太:まだカラオケのやつをテストでアップしただけで実は今日もこの後ちょっと撮影に行くんですけど、ちょっと遠距離リモートになるけど、編集とかサポートするか一緒にやろうって、
彼女自身もYouTubeとかやってるし、それでせっかくだし一緒にちょっとやってこうよってことでサポートするからさって誘いがあって、僕自身もやってみようかなって気持ちになって。
でもこういう気持ちってさっき言った出会いがなかったらならなかったですね。だからすごい感謝してんですよそこは僕。
一番はそこですよ。

イワナ:福岡の友達に誘われて始めたのはどんな活動なんですか?

孝太:実はね、ほとんど決まってないっていうか、やりたいことをやっていくってだけですよ。なんかコンセプト決めてるわけじゃなくて。

イワナ:なるほど。

孝太:今年西新井大師にお参りに行ったんですよ。
あれも本当はYouTubeに残したかったんですよね。
でもやり方が分からなくて動画の撮り方とかね。
やる自信がなかったってのもあったんですけど。
今ちょっと考えてるのがすごく好きな漫画があってクローズっていう漫画なんですけど、それの最新版っていうかスピンオフの最新版で鳳仙花っていう漫画があって、そのレビューをいまだかつて誰もやってないんですよ。
だから最初の第1号で絶対俺がやるぞっていう気持ちがあって、今の構想はそれですね。ただ著作権の問題があります。ツイッターで作者をフォローしてるから、レビュー動画を出したい旨を言って許可をとっておこうと思います。
だからもし公開するとしてもだいぶ先にはなりますけどね。そのレビュー動画をちょっとやりたいと。
あとは、バンドやりたいってのがあって。
まだ全然構想だけですけど、それこそさっき言ったその昔のビジュアル系バンドのアマチュアでやってる人とかといつかセッションして、僕もステージに立ちたいって夢があるんで、それが実現したらそれをちょっと動画でアップしたいっていうのありますね

イワナ:やりたいなって思えること、沢山ですね。
そうやって前向きに思えるようになったのは、やっぱりその出会いがあったからっていうことなんですかね。

孝太:どうなんですかね。それはもちろん100パーじゃないけど、はい40パーぐらいあると思いますよ。
でも残りの60パーはやっぱり今の仕事をして、ああ俺やれるんだって自信持っていいんだと思えたからかな。ここですね。

イワナ:すごく悩んでらした時代っていうのは、あんまりこれをやりたいあれをやりたいっていうのはなかったんですか?

孝太:いや、できない理由探して逃げちゃってたってことだと思います。
俺じゃどうせ駄目なんだと思うって。
うちの親父がよく言ってるんですよ、絶対に言っちゃ駄目ってのがあるって3Dだったかな、どうせ、だけど、あとなんだったかなあ。一個忘れちゃったんですけど、とにかく否定しちゃ駄目だっていうことかな。
自己否定ばっかりしてたんですよ。本当に。
それこそ8年間付き合ってた彼女のために福岡まで行ったんですけど、別れたときもやっぱり自分責めちゃったし。もちろん相手にも責任あったし僕にもあったんですけどね。でもとにかく自己否定が強かったと思いますね。
それはやっぱりいじめられた経験もあるし、社会人になってからとにかく駄目出しばっかりされたから。だからどこかで卑屈になってしまいまして。
誰もがそうだと思うんですけど、お前は駄目だって駄目出しばっかされるとどんどん自信なくなっていくし体裁も変えていっちゃうんですよ。
もちろん失敗って誰でもあると思うんですけど、その失敗を糧にやるって、そこで復活するって難しいんじゃないかなって今僕も思うし、なんか本当にあるきっかけなかったら人間って変わらないと思うんですよね。
でも、僕の場合はたまたまその方との出会いだったんですよ。あとは今の仕事就いてからなんですよね。でもそういうきっかけってなかなか難しいかなとは思うかな。

イワナ:そうですね。

孝太:逆に僕お聞きしてもいいですか。
イワナさんがそういうのってありました?
自分が何か変わるきっかけ、こういった企画をされるっていうことも結構特殊なことじゃないですか。
僕は結構平気ですけど、普通の方って全然知らない方と初対面、その状態でインタビューするのはすごい勇気いると思うんですよ。

イワナ:確かにそうですね。

孝太:それは仕事においてもそうだと思うし、これ仕事じゃないじゃないですか、言い方ちょっと悪いけど。

イワナ:うんうん、これはそうですね、違います。

孝太:でもこんな企画っていうかこの難しい企画に挑戦しようと思ったっていうのはすごい勇気のあることだと僕は思うし。

イワナ:そうですね。でも私も無名人インタビューを受けたことが一つのきっかけやったかなとは思いますね。

孝太:なるほどね。
それはそうですね。確かに、なんか1回やってみたら変わるってのありますよね。

イワナ:そうですね。やってみることって大事だなって思いました。

孝太:僕もYouTubeの動画とか作るのがやっぱり怖いし、正直言って。
さっき言った福岡のその友達にちょっと送って編集とかしてもらうんですけど、今日ネタ作ってから。
環境に恵まれてると思ってます。こうやって協力してくれる友達がいるから。これはでかいですよ。
1人でやっぱり全部やるってきついですもん。でもこういうのやるから、一緒にやらないかというお誘いがかかるのはすごいありがたいですね

イワナ:2年前のインタビューのときってなかなか今ある環境が悪いってわかっていても逃げられないとかやめられないっていうお話だったと思うんですけども。
仕事、ここは駄目だって思ったときにすぐに決断できるようになられていて、それはどういう変化だったんですか?

孝太:この言い方が正しいかわからないですが、プライドを傷つけられたことかな。安い給料で働いてるのに挙げ句の果てにはダメ出ししやがっててめえら何様だって僕の中でありました。一番はそこですね。
パワハラとかも普通にハラスメント横行している会社だったし、やってる本人がやったら俺が訴え返しててめえら人生壊してやるからなとか言ってる頭のおかしい奴だったんで。
彼58歳だけどまだそこにいますからね。辞めたあとも文句つけてますし、それで1回僕とやりあってますからね。出るとこ出るぞまで言ってるんですよ。
そういう方がいた会社で何やってんだ俺って段々思ってきたのかな。ハラスメントっていうものを本当は考えなきゃいけないのに、
これ、勝手な僕の印象ですよ。印象ですけど、1960年代の生まれのやつらとか、50年代後半の人間ってそういうのを認めたがらない人が多いんですよ。なんでちょっとやったくらいいいじゃないかっていう。
それは僕たちの年代でも多少あって、逆にハラスメントハラスメントって訴えて逃げ回るモンスター社員を僕見てきてるから気持ちはわからなくはないんですけどね。ただそれを通り越していくらなんでもこの扱いはひどすぎだろと思ったから変えましたね。
もう減給と言われた時点でもうこの会社にやることなんもねーわ俺と思って。逃げられない環境とかそういうんじゃないんですよ。自分のプライドっていうか自分の本当に気持ちの問題ですねそこは。

イワナ:自分が大切にしていることだったからこそ、そこ傷つけられたからこれはもうやめるしかないっていうことですかね。

孝太:はい、そうです。そこが大きいからやっぱりかな。そういうのを持ててなかったんですよずっと。最近になってそれがすごい強くなってきてると思います。

イワナ:ここ2年くらいで、ご自身をすごい確立されていってますね。

孝太:それはあると思います、僕も。確立っていうか生き方は固まってきてますよ。そこは。
ただやっぱりプライベートはまだグダグダですよ。その恋愛についてだって自分の中でまだ、やっぱり不安っていうかこのままでいいんかなとか周りに意見求めてしまう事もありました。でもそれも最近やめたもんな。
もう求めても仕方ないよなって段々思ってきて。
あとになって僕もちょっといろいろ考えてきていろんな人の意見聞いてきたら、ここはちょっと傲慢なんですけど、あれちょっと待ってよこの人たちって俺のことを支配しようとしてないかっていうとこが結構見受けられてきて、ちょっと違うよなこれって思ったら、ああって。
元々ね自分の中で解決っていうか消化できない人間なんですよ僕。だから周りに意見をわーって求めちゃうし結婚も一回失敗してますし、それで。結婚というかバツイチじゃないんですよ、結婚寸前でちょっと失敗しちゃってるんですけど、それは僕の性格にあると思ってますしね。それがちょっとまだ悪いとこではあるかなと思います。

イワナ:それでも今まで考えてきたやり方とかを切って新しくするっていうの、すごい勇気いることやなと思います。

孝太:ありがとうございます。それはありますよ。ただ残してるとこもいっぱいあるんですよ。
仕事とかだったら、このやり方良かったよなとか全部が全部否定するわけじゃなくて、結局ね、白か黒かしか僕判断できなかったんですよ昔。
それが今は他の判断ができるようになってきてるのかなって、うまくいいとこ取り入れてこうするべきだなとか。

未来:多分限界を作っちゃ駄目なんですよね。自分の中で。それが今の自分の中でも答えかなと思ってます。

イワナ:5年後とか10年後とか、死ぬときっていうところまでイメージしてもらったら、未来ってどういうイメージですか。

孝太:考えたことなかったな。イメージね。やっぱり細々と暮らしてるイメージがあるのかな。やっぱりこういう状況で収入とかもなかなか少ないですし、でもこれじゃ夢ないよな。なんて言ったらいいんだろう。
イメージっていうか、僕の中で決めてることがあって、後悔しない生き方かなって。
病気いろいろ発覚して、前回のインタビューでも話したんすけど、脳梗塞で左腕が不自由なんですよ。心臓も弱いし、だから本当にいい方悪いけど4年後に死んでるかもしれないって常に思ってるんですよね。
でもそのときに自分が満足した人生生きていけるかって思うんだったら、後悔しない生き方をしていたいっていうのはあるかな。
だから楽しく過ごしてるかな。やっぱりイメージって言ったら。そこでしょうね。
少なくとも笑顔でいたいですよ。

イワナ:ありがとうございます。
もしも、明日世界が滅んでしまったら、今って後悔はありますか?

孝太:ありますよ。いっぱい。
昔好きだった子に好きだという気持ちは伝えられなかったこととかね。

イワナ:なるほど。

孝太:過去に戻れるならそれはちゃんと言っておきたいですね。もう本当に死んでしまうんだったら。一番はそれかな、他には何だろ。特に思い浮かばないですね。

イワナ:これをするまで、絶対死ねないなっていうものってありますか?

孝太:ツイッター上でいわゆるその昔の推しじゃないけど憧れのバンドマンがいて、ドラマーなんですけどその人今はもうやめてて、突発イベントとかアマチュアバンドのときは出てるんですけど、この人とのセッションを死ぬ前に絶対やりたいって思ってます。

イワナ:めっちゃいいですね。

孝太:それは自分がどんなパートやるにしてもキーボードでもベースでもボーカルでも何でもいいんで。僕ボーカルやってた時期もあるんですけど。
でも、楽器もキーボードもやってたこともあって。本当ににわか程度ですけど。
あのバンドを見る中でボーカルばっかりみんな目にいきがちの中で、楽器が上手いなってのが最近ようやく感じ取れるようになってきたので、そういう魅せるプレーを一緒にやりたいっていうのがあるから。
それができるまでは死にたくないかな。

イワナ:ありがとうございます。

孝太:もう一つそのビジュアル系バンドの昔のやってた中でインディーズで解散しちゃったバンドなんですけど、その後も消息不明というかずっと表舞台に出てなかった人が今回出てきたんですよ。
その人って言い方悪いけど僕と年近くて地味なおじさんになってたんですよね。
でもギター弾いてたら別人になってたんですよ。なんだろう。
あのね、見た目じゃない理屈じゃないかっこよさを見せつけられたっていうか、なんだろうな、やっぱり男だ、この人めっちゃいいって。
あれを見たときに昔憧れた姿はまだ健在だったと思えたから、目標っていうんであればああいう大人になりたいってのありますね。
もちろん収入もすごい稼いで会社の社長をやられている方なんで。
でも、そのいわゆる普通のおじさんじゃなくなってんですよ。もうギター弾いてるとき全くの別人になってるんだから。ああいった一面を俺も持ちたいなっていうのは思ってますね。

イワナ:なるほど。

孝太:さっきのこれをするまで死ねないっていうところで言ったらそれもかな。

イワナ:ありがとうございます。
もしも、憧れのドラマーの方とセッションをして、すごく良いセッションができたとしたら。
次ってどういうことをしたいですか?

孝太:そうだな、やっぱりバンドは続けるでしょうね。僕自身もどんなパートであれやっぱりやってきた。
そこでまたさっき言った仕事に繋がるんですけど、きっと自信がつくと思うんですよ。
そしたら次多分ね、そのときにならないとわかんないんですけど、人間って欲張りなもんで、なんかの動画で見たんですよ。
余命数ヶ月の男の結構どろどろ系の話の動画なんですけど、世界の涙っていう不倫の動画だったかな。
彼が復讐を果たして、しかも命が長引いたんですよ。だから孫を見ることができ、娘、息子と息子夫婦と和解したかなんかしたのかな。そしたら次は孫の顔が見たいからもっと長く生きたいって。
見たときに、人間の欲望って際限のないものだって思って。
きっと成功したら新しい目標を自分で見つけると思いますね。次は自分が中心になってバンド引っ張ってステージに立とうとか、そういうのはきっと出てくると思います。
だから多分ね、他の人はそこで終わってしまうかわかんないけど、僕は終わらないと思いますね。昔の僕だったら終わってたと思うんですけども満足だ、って。多分もう満足にならないと思います。

イワナ:それが生きがいになって人生の目標がどんどん更新されていくんですね。

孝太:そうですね。それがやっぱり一番でかいんですよ。

イワナ:なるほど。

孝太:でも結構そういう人って多いと思うんですよね。うちのおふくろもそうでしたもん。海外旅行にはまって、何十回も海外に行ってるんです。うちの両親って。
でもね、そこでやっぱりコロナで駄目になったら次国内にいくのもやめるのかと思ったら、国内が大丈夫だから国内行こうとかなんやかんやで終わらないで趣味とめてませんからね。
目標を持って今後達成したらといったら、そういう血を引いてるのかなって気がしますよ。

イワナ:その方が人生も楽しいですよね。どんどんこれやるぞこれやるぞって。
さっきちょっと憧れの方のお話いただいたんですけど、孝太さんが憧れる、理想の自分ってどんな感じですか?

孝太:一つの分野において輝ければいいんかなって思ったな正直あれを見て。
もちろん仕事して、そつなくこなして毎日やってく生活のためってのもあるから。今安月給ですし、収入もそんなにないんですけど、その中で安定した収入を得たいなって思ってる自分もいます。
それは公の面での自分ですよね。
でもプライベートな面でぱっとしないけど今、でもそういうなんていうか表現できる場所を見つけてその憧れの人がドラマーやギタリストなんですけど、僕だったら例えば、何かやるならボーカルなりピアノやるなりでワーッていうふうに何かみせられるものを持ちたいなってのありますね。

イワナ:なるほど。

孝太:それが例えばYouTubeの、もちろん別に収益でやってるわけじゃないんですよ。YouTubeアップしてみてこんなのやってますよっていう表現の場でもいいし。まだちょっとその辺固まってないんですけど、みんな今表現の場ってすごい増えたじゃないですか。
だから、昔はそういうのなかったから線引かれていたと思うんですよ。
芸能界行く人はここまでとか、そうじゃない人もここでもうこれ以上言っちゃ駄目みたいなのが、今それが壊れつつありますよね。
ふわっちとかツイキャスとかが出てきてから。そういう場を使って自分がもしやりたいことあるんであればどんどん発信していいと思うんですよ僕。
だからそういったことをやっていきたいっていうか、自分の中でどういう大人なりたいかって言ったら、うーん。答えになってないなすいません。
なんかでもその輝けるもの一つ持ってそれを発信していきたいってのあるかな。
その人みたいにね。
その人がどう思ってるか僕知らないですけど、僕が見たその人はすごいかっこよかったです。あの中で一番輝いてましたもん。
この人普段やってねーのにこんなすげえのみたいな。なんだろう20代のときのあの人じゃないですね。20代のときは20代で良さはあったと思うんですけど、今多分40後半で50近くなってからこそできる多分技っていうみせられる技なんでしょうねあれは。すいませんちょっと偉そうな言い方になっちゃったんですけど、いやでも僕がみたその人はそうでした。

イワナ:20代の頃と比べてやっぱり孝太さんもいろんな経験をされてるわけで、その方も自分の経験があるからこそ今、年齢を重ねてすごくかっこよく見えるんでしょうか。

孝太:そうですね。僕自分で言っちゃうと20代のときにいろんなことやんなかったんですよね。遅れちゃってるんですいろいろ。
正直それは恋愛も含めて20代で自分の中で限界を決めちゃってたんですよ。
だから20代ときに、これ前回qbcさんにも話したんすけど、前カノに浮気されて別れてるんですよ。
しかも既婚者の男に取られて、そこでもう自分で限界を決めちゃったんですよねどこか。もう俺は恋愛無理だって。
そしたらどんどんつまらない人生になってちゃって親から家出ろって言われて。東京の吉祥寺で一人暮らし始めてからまた楽しくなったってのはあるんですけど。
だからそういうふうにどっかで自分で限界を決めて俺はもうここでいいっていうふうにリミットを作っちゃったせいで、つまんない人生を送ってるなっていう後悔はありますよ。
それに気付くのが今になって、なんてもったいないことしてたんだって。それがさっき言ったある人との出会いもあるし仕事の出会いもあるし。
多分限界を作っちゃ駄目なんですよね。自分の中で。それが今の自分の中でも答えかなと思ってます。
多分憧れてるあの人も自分の中で限界を作ってないんだと思うんですよ。あの人も俺はまだやれるぞってのがすごい伝わってきましたもん。演奏を見てて。

イワナ:なるほど。

孝太:憧れのドラマーの人も、20代でメジャーでやってたときと全然厚みが違ってましたしね。まだ俺はやるぞじゃなくて、今の俺はこれなんだみたいなのが、すごい伝わってきたんですよ。
本人に言ったらお前偉そうなこというなって怒られそうだけど(笑)。すごいそれ伝わってきましたね。
他に一緒にベースやった人もそうだし、その人はずっと現役でミュージシャンやってる人なんですけど。
3人からそれがすごく伝わってきました。だからやっぱり俺もやっぱこうしなきゃいけないんだよなって負けてらんないなって気持ちはすごいもらいましたよ。

イワナ:インタビューとしては以上になるんですけども、最後に何か読者の方向けとか独り言とか、何かあればお願いします。

孝太:さっきとかぶるかもしれないんですけどね。自分で限界を決めないで欲しいなってことかな。
いくつになってもっていうとちょっと難しいな、5、60代だと、また僕も考え変わってくると思うんですけど、45歳の自分が言うんだったら、自分で限界を決めちゃったそこはもう伸びないと思うんですよ。
もっと変わりたいって思うのはいつでも変われると思うし、やり直しきくっていうちょっと無責任なことは言えないけど、
もし一つのことでもう駄目だと思った中で、自分の可能性を感じるものが一つでもあるんであれば、それをやってみたら人生変わると思うなってとこですかね。
やっぱり人間だからへこむときもあるでしょうけど、それに囚われないでチャレンジするっていうか、なんか一つやれそうだなってことを見つけたらそれに邁進してみるのが一番いいのかなっていうのが僕からのメッセージです。

イワナ:ありがとうございます。

あとがき

孝太さん、ありがとうございました。
無名人インタビュー、2回目。
ある時代までの自分を記事にして残しておくと、客観的に読み物としてその頃を振り返ることができますね。
何年、何十年後にこうやってまたインタビューを受けるのはとてもいいなって思いました。
もしかしたら過去の栄光に憧れるかもしれないし、もしかしたらその頃からの成長を感じられるかもしれない。
2年の月日でこんなに人は変わるんですね。
ひと一人の人生、今回わたしが聞いたのはたった2年分のストーリーですが。
生きた年月分インタビューをしたら、それはそれは立派な小説になることでしょう。
今わたしは20代も後半に差し掛かりますが、30代、40代と歳を重ねて、今をどう感じるんかな、って思ったインタビューでした。
憧れの人を思い浮かべて、その人のどこに憧れるかを考えてみると、自分がなりたい姿が見つかる気がする。とおもってなかなかゆっくり考えたことはありませんが。

是非、孝太さんの何年後かのインタビューを読みたいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました❀

【インタビュー・編集・あとがき:イワナ】

【文字起こし:さりあ】

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