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noteで一緒に定期購読マガジンをやってくれる仲間を探しています

皆さん、こんにちは。秋山です。

少し前からnoteの共同運営機能を使って、定期購読マガジンを発行したいなと考えていました。その気持ちを、ふとTwitterに書いてみたら、意外に多くの方が反応してくださったので、真剣に考えてみました。

以下、こんな風なことをこんな風にやりたいと書きましたので、ぜひ読んでいただけたら幸いです。

自己紹介

まず、最初に私のことから。

秋山真琴(あきやま・まこと)と言います、今年で37歳になります。

子どもの頃から雑誌が好きで、特に印象的なのはファミ通や電プレです。メインの記事である新作ゲームの紹介よりも、クロスレビューやコラム記事、エッセイ漫画の方が好きです。読者ページが好きで、ハガキを送ったことも一度や二度ではありません。

高校時代は新本格ミステリにハマっていて『メフィスト』を読んでいましたが、『新現実』と『ファウスト』が創刊され、自分も雑誌を手掛けたいという想いがふくらみ『回廊』というオンライン雑誌を始めました。以後、あれやこれや編集してきました。以下、代表作の紹介です。

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他にも、小規模な作品を合わせると、全部で100冊以上、世の中に出してきました。もう少し詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。

サブスクリプションサービスを提供したい

ここ3年は本を出すことよりもブログの更新が面白くて、1日1記事更新を続けてきましたが、ブログだと目に見えない読者を追いかけてしまう……平たく言うとアクセス数至上主義になりがちです

そもそも、既にインターネット上における発信の場は、YouTubeに移って久しいです。効率だけで考えるとYouTubeに注力すべきでしょう。でも、文章を書きたいし、目に見える読者を向きたいので、noteにやってきました

noteで「2020年代を生き抜く20~30代のための生存戦略」という有料記事の連載をはじめましたが、毎回、公開するたびに買ってくださる方やいいねを押してくださる方を意識してしまい、そわそわしてしまいます。

そんな中で、定期購読マガジンをはじめたいという想いがふくらんでいきました。今は、最新記事を公開するたびに、上の「はじめに」の記事もアクセスいただけますが、やがて連載が終わり、更新がなくなったらアクセスは途絶えることになるでしょう。

コンテンツ作品の常ですが、いつだって最新の作品だけが読まれ、取り上げられ、昔の作品は、だんだんと埋もれていくのです。

しかし、サブスクリプションサービスの場合、その限りにありません。平たく、均されるかもしれませんが、過去の仕事も、すべて価値を持ちつづけるのです。幻想かもしれませんが、システム的には、そうであると言えます。

やりたいこと/やれること/求められていること

求められていることをやるのが仕事です。それが、自分のやりたいことでなかったら苦しいですが、仕方ないと割り切ることも大事です。

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雑誌を作ることは、私にとってやりたいことです。そして、幸いにしてやれることでもあります。無料記事ならば、単にやりたいことをやりたいようにやればいいだけでしょう。でも、有料記事として公開するならば、少なからず求められていることを意識する必要があります

ターゲットを定める

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どこにいる誰に向かって定期購読マガジンを出すのか?

もちろん、これから伸びる業界をターゲットとするのがいいですよね。しかし、いくら伸びる業界だからと言って、医療の知識がゼロの私が、医療業界向けの有料記事を書けるわけがありません。

比較的、馴染みがあるエンターテインメントをターゲットとしましょう

ただ、エンターテインメントと言っても広い業界です。そのなかで、何が伸びてきているかと言うと、ずばりデジタルゲーム動画配信サービスでしょう。

前者はeSports、AR/VR、スマートフォン向けゲーム、サブスクリプションサービス等がキーワードとして上がることが多く、後者はNetflixやHulu、アマゾンプライム等のサービス名が上がることが多いでしょう。

ここまで考えて、ふと、思い出しました。なにかの映画が見たくて、Netflixを契約したときのことです。無料体験期間中に、Netflixでしか見られないオススメ動画を探したのです。

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試しに、Googleに「Netflix オリジナル」と入れてみると、サジェスト機能で上から5個目に出てきましたね「Netflix オリジナル おすすめ」という文言が。どうやら、世の中には私の他にも、Netflixのオリジナルでおすすめの作品を求めているひとがいるようです

他の定期購読マガジンを見てみよう

実際に現在進行系で連載されている定期購読マガジンを見てみましょう。

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文藝春秋や早川書房のような企業が、情報発信のプラットフォームとしてnoteを使っていたり、著名な方がファン向けにメッセージ発信の場として使っていることが多いように感じられました。しかし、そんな中で『ゲームライターマガジン』は異彩を放っているように見えました。

プロのゲームライター陣がゲームについて語るマガジン。略してゲームライターマガジン。プロのゲームライター陣がお題に沿って記事を書いたり、「今すぐこのゲームの記事を書きたい!」と思ったときに情熱を書き殴ったりするマガジンです。

登録されているライターは8名。記事の大半は100円という価格設定がされており、単体で購入することもできますし、月額1000円で定期購読することもできます。月の投稿数が11件以上ならば、月額1000円はお得ですし、過去の記事も読めることを考えると迷う余地はありません。参考にすべきモデルケースとしては、最適と感じました。

こんな定期購読マガジンを作りたい

前段が長くなりましたが、こんな定期購読マガジンを作りたいです。

執筆者は私ふくめて6名。

ひとりひとりが月に1本は100円の記事を書く。

読者は好きな執筆者の記事を1本100円で買ってもいいし、月額500円のマガジンを定期購読してもいい。

定期購読マガジンの収益は、分配する。

絵にすると、こんな感じです。

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noteの仕組みを正確に理解できているか不安ですが、たぶん上記認識で合ってるはずです。マガジンに紐付けずに、好きに無料記事や有料記事を、それぞれに書いていただいても、もちろんOKです。

こんなひとと一緒にやりたい

定期購読マガジンは、長く続けることが肝要なので継続力のある方、と言うか、あんまり思い悩まず、長くゆるくやれる精神力をお持ちの方と一緒にやりたいなと考えています。

以下、よくある質問への回答。

「ライター経験なしでもいいですか?」

大丈夫です。あまり本格的なものを期待されると困りますが、できる限りお手伝いさせていただきます。もちろん文筆得意な方は、私の存在など気にすることなく自由気ままに書いてください。

「秋山と向いている方向が違うけれどいい?」

大丈夫です。違う視点/違う視線を集めたのが雑誌なのですから、エンターテインメントをターゲットとすることと、上記収益構造に納得いただけたら、何でもOKです。

「収益化に協力できないかもしれませんけれど」

大丈夫です。そもそも、まったく新しい試みですので、成功は約束されていません。何ヶ月やっても、ぜんぜん読者がつかず虚空に向かって文章を、書きつづけることになるかもしれません。もし、そうなったら、せめてお互いの文章をお互いに読んで慰め合いましょう。

で、結局、なにやるの?

決めていません。

いえ、冒頭に書いた通り、まずは仲間を集めたいんですよね。

エンターテインメントをターゲットにすることに同意してくれて、この収益構造に同意してくれるひとと一緒にやりたいと思っていて、具体的になにをやるかは、その方たちと相談したいな、と。

と言うわけで、関わりたいひとが顔を合わせる会を開催します。

【2月28日追記】日程、決めました!

・3月4日(木)20:00-22:00

https://us02web.zoom.us/j/88994619117

ミーティングID: 889 9461 9117

参加希望者はその旨、Twitterかコメント欄等でご連絡ください。折り返し入室時に必要になるパスコードをお知らせします。

ではでは、心よりご連絡お待ち申し上げております。

何卒、よろしくお願いします。

終わりに

私のことを元から知っている方は、ここまで小説、漫画、ボードゲーム、リアル謎解きゲーム、マーダーミステリーなどの言葉が、1文字たりとも出てこなかったことに驚かれているかもしれません。

今回、エンターテインメントの具体的な内訳としてデジタルゲームと動画配信サービスを挙げたのは、シンプルに市場規模を考えてです。noteの片隅で、著名でないひとたちが定期購読マガジンを打ち上げようと思うならば、少しでも市場規模の大きい、定期購読してくれる酔狂な人たちが少しでもいそうな領域を狙うべきと考えたからです。

長い目で見たとき、コンテンツのサブスクリプション化は止まらないでしょう。既にプラットフォームの争いは決着がつきつつありますし、2020年代はコンテンツがパッケージ売りされる最後の時代となるかもしれません。特定のゲームプラットフォームもしくは、動画配信サービスに限定し、専門的にレビューを仕掛けるのは、長期的に見て利があると感じました。かつてファミ通で真っ先に見ていたクロスレビューみたいなものにも憧れますね。

私の人生のテーマは、アートとゲームです。動画配信サービスで視聴できるドラマや映画は、広義のアートに含まれるので、私の関心に含まれます。実は、この3年間、映画もけっこう見るようにしていて、ブログでは100記事くらい映画の感想記事も書いているんですよ。ただ、感想じゃなくて、レビューみたいのを月1でもちゃんと書けば訓練になりますし、自分の幅が広げられるなとも考えています。

ただ、映画館の動員は右肩下がりですし、映画の感想ブログもアクセス数が少ないことに定評があります。いくらNetflixやHulu、アマプラの時代だからと言って、それらのオリジナル作品に限定したレビューというのは、いくらなんでも絞りすぎかもしれません。ここは識者の意見をお伺いしたいところです。

個人的には、プロジェクトEGGで配信されているPC98のゲームや、古本屋を回って入手したゲームブックのレビューを書きまくりたいですが、それこそニーズを見誤っています。コアなファンはいるでしょうから、何名かの購読者は得られるかもしれませんが、6人で共同運営した場合、得られる利益は微々たるものでしょう。

ボードゲーム、リアル謎解きゲーム、マーダーミステリーをお題に考えた場合、チームで作品を共同制作し、その様子を発表しつつ、最終的な成果物を購読者に無償提供……みたいな形なら成り立つかもしれません。もしくは、アナログゲーム全般を取り扱うこととし、TRPGやTCGも含めてアナログゲーマーズマガジン、みたいな。

長くなったうえに、最後は蛇足になってしまいました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

連絡お待ちしております!!!!!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。サポートは次の記事を書くための、カフェのコーヒー代にさせていただきます。