【「儲けのしくみ 50万円からできるビジネスモデル50[読書本共有⑥]】6/21
[公式39]
宅配する。
家に何かを届けてくれるサービスは昔からあるが、食品などが一般的。
ただ、それ以外にも多くの宅配が考えられる。
Ex.)「HIROIE」
トランクルームへの出し入れを専門のスタッフがやってくれるサービス。
利用には保管料と梱包配送料がかかる。
◆保管料は0.2畳で月額3980円
◆配送料はダンボールに収まるものであれば、一箱千円。
一般のトランクルームは「場所」を借りるため、不動産の要素を持っており、
保管料のほかに、敷金や礼金、保証金などが発生する。
一方でこのサービスは月額利用料だけ。
0.5畳の料金で比べた場合、一般的なトランクルームの半額以下になるようである。
一般的なトランクルームの場合、利用者が出し入れに行かなければならないが、
今回の場合は利用者に代わって荷物の出し入れや運搬をすることで、
保管場所を地価の安い場所に設定することが可能。
★ビジネスが上手くいく理由
①手間を省いたこと
宅配の本来の機能は、利用者が「その場所」までいかなくても済むサービス。
雨の日などは非常に助かるサービスである。
②低価格
トランクルームサービスは、食品と違い、「差別化」が難しい。
選ばれる理由はどうしても価格になりがちである。
Ex.)
◆靴磨き
↓
汚れた靴をダンボールに詰めて送ると、キレイになって帰ってくるというもの。
◆服のお直し
◆着なくなった服の引き取りサービス
◆メガネやコンタクトレンズの販売
↓
ネットで自分の写真に合わせて、決まったものを購入する。
後日送ってもらうサービス。
◆書棚
↓
「家に置くスペースはないが、手放したくはない。」
時々読み返したい」
人向けの「書棚」サービス。
[公式40]
専用メディアを創る。
ヤフーなどのポータルサイトだけではなく、
レコメンデーション機能を持つグノシーやスマートニュースといったニュース専門のメディアも存在する。
全ての情報が載っているサイトをいまさら構築しても参入は難しいが、
何かに特化する切り口はまだまだチャンスがある。
Ex.)「MedPeer」
お医者さん向けの情報共有サイト。
メインは医療情報。
人命に関わり、一般的な仕事と比べ、大きなプレッシャーがかかるお医者さん。
そうした大変な状況にあるお医者さんが、同じお医者さん同士で見落としていたことや、
医療に関する問題などについて情報交換できるのがこのサービスである。
★ビジネスが上手くいく理由
「自分のことを分かってくれる人が欲しい」
人間に備わる強い欲求の一つで、何もお医者さんだけが持っている欲求ではない。
「自分と同じ立場や環境にいる人たちだから分かってくれるだろう」
そうした想いをつなぎ合わせている。
この欲求は永久的な需要がある。
Ex.)
◆学校の先生向けメディア
◆介護事業者向けメディア
◆就活生向けメディア
◆起業予定者向けメディア
↓
漠然と「起業」するのではなく、「飲食店開業者向け」「士業向け」など、細かくカテゴリーを分ける。
◆DIY利用者向けメディア
◆アスリート向けメディア
※このビジネスモデルは、そのポジションを取った人の勝ちで、二番煎じは難しい。
何か良い切り口が見つかったら、素早く取り掛かった方が良い。
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