志島道生

なにものでもないわたしは、なにものにだってなれる、なっていいんだ。

志島道生

なにものでもないわたしは、なにものにだってなれる、なっていいんだ。

最近の記事

付き合うということ

初恋は高校生の頃だった。 もちろん、「恋」ってやつの定義は曖昧模糊としていて掴み所がないとは思う。 例えば、小学生の頃にバレンタインチョコをあげたり、もらったりしている関係。 幼稚園児も同じだと思うけれど、彼らの 「好き!」 ってやつと、思春期を迎えてからの 「好き。」 ってやつは、まあだいぶちがう。 だいぶちがうとは言ったけれどそこに境界線なんてなくて、墨絵の濃淡みたいにちょっとずつ濃くなっていく。 濃淡で変わっていって、明確な境界線はない。 境界線はないのだけれど、

    • 愛するということ

      「私は何者でもない。」 「何者でもない私は、何者かにならなければならない。」 そう考えていた。 何者かでなければ生きている「価値がない」 そう思っていた。 では、どうやったら私はその何者かになれるのだろう。 ナニを持っていれば私は何者たり得るのだろうか。 学歴だろうか? 金だろうか? 地位だろうか? 社会的名誉だろうか? もしくは、能力だろうか。 リーダーシップがある、運動で秀でている、コードが書ける、人徳がある、ありとあらゆる「有る」があるけれど、世の中の他人の「有る

    付き合うということ