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オタク語り

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#考察コラム

私のFrozenⅡ①|むかしむかし…

私のFrozenⅡ①|むかしむかし…

邦題「アナと雪の女王」、前作は世界中で大ヒット。子供たちは「レリゴーレリゴー」と歌い、大人も(アメリカ海軍兵さえ)登場人物が自由を手にし、真実の愛の新しい解釈を示す物語に感激しました。
そして、これまでのディズニーらしさは払拭され、王子はヒロインの王子様では無く悪役となり「真実の愛は恋愛にあらず」を打ち出しました。
メイキングフィルムでも語られるように、ディズニーは元ネタとなるアンデルセン童話「雪

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私のFrozenⅡ②|あの結末からみんなは…

私のFrozenⅡ②|あの結末からみんなは…

引き続き、アナ雪2のストーリーを辿りながら、チャチャ入れスタイルで私に見えた世界を記しています。

「いつまでも幸せに暮らしました」のその先
時は変わって、幼かった姉妹も大人になり、前作のハッピーエンドから平和な日々を送っているアレンデール国の様子が始まります。

相変わらず繊細な様子のエルサは、子守唄を思い出しながら、国の平和な様子を見つめていますが、不意に「声」を耳にします。自分にしか聞こえな

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私のFrozenⅡ③|冒険がはじまる

私のFrozenⅡ③|冒険がはじまる

いよいよ冒険の始まりとなります。(アナ雪Ⅱチャチャ入れ考察の①はこちら)

さあ、エルサが「声」に応えたことで、精霊たちが目を覚まします。
今まで姿さえ見せなかった、存在すらつかめなかった精霊たちがアレンデールの土地の水を止めて、風が吹き荒れ、火が消えます。そして大地が揺れ動きアレンデールの人々は崖の上へと避難します。
アレンデールの土地はそもそも、海の上に浮かんだ城下町までのようなので、そこから

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私のFrozenⅡ④|森ともうひとつの故郷

私のFrozenⅡ④|森ともうひとつの故郷

いよいよ冒険の重要なファクターとなる「閉ざされた森」について迫ります。

エルサと自然の関わり森の中を進むうち、精霊たちが攻撃?を仕掛けてきます。
とはいえ、個人的には攻撃ではなくちょっかいをかけているような、存在を訴えかけているように見えましたが。

風は枯れ葉を巻き上げ、竜巻になってエルサたちを捉えますが
エルサの魔法の力をみると案外すんなりと攻撃の手を止めてくれます。
その際、一体の空気を凍

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私のFrozenⅡ⑤|第五精霊とは

私のFrozenⅡ⑤|第五精霊とは

ここでいよいよ私のめんどくさい「オタクらしさ」が発揮されていきます。

エルサはノーサンドラの女性ハニーマレンから刺繍に描かれた意味を教わり、4つの精霊をつなぐ存在である第五精霊の存在を知ります。

ここで夜は北にいるはずの大地の精霊が現れます。
別に何か悪さをするわけではないのですが、イエレナの口ぶりから“異常なこと”のようです。
風、火、大地と精霊たちが終始自ら現れることから“エルサの存在”に

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私のFrozenⅡ⑥|恋は盲目

私のFrozenⅡ⑥|恋は盲目

前回はアツく語りましたが、今回も隠れポイントな描写のところにきました

周りの見えないクリストフ「Some Things Never Change」のシーンからずっとアナへプロポーズしたいクリストフ。
森の中にはいった時も、このキャンプに合流した時も彼はプロポーズのことしか考えていませんでした。
あまりにもアナ(と自分の関係)に囚われすぎてしまい、クリストフは周りが見えず遂にアナとエルサに「いない

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