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「一億総ライター時代」でバズらないという戦略

ネットの世界では毎日バズが起こる。noteでもそれは変わらない。

最近だと、体感で2日に1回くらいのペースで「1,000スキ」を超える記事がシェアされているのを目にする。

それだけnote人口が増えているのだろう。どんどん内容の濃い記事を書く人が出てきて、いち読み手としては嬉しいところだ。

SNSで人気を集めるための方法として、魂を込めた熱量のnoteをドカンと公開する手法が一般化してきているなと感じる。 

僕も一時はそっちの方向を目指そうとも考えたけれど、自分には伝えたいメッセージがないと気づいた。外側をそれっぽく纏っても中身がスカスカだと痛い目を見るのは明らかだ。

今では、自分の感情が変化する様子や日々の考えの記録をnoteで継続的に残していきたいと考えている。だから、今はバズを意識してない。

noteはバズを目的にしないで続けていく使い方もできるところが素晴らしい。ずっと創作できる場所として、サービスが存在し続けてくれることがどれだけ有難いことか。

最近はバズやスキを狙っていないような日記形式のnoteを書く人を好んでチェックしている。10年前のmixiのようなイメージに近い。そういえば、高校生の頃は知らない人の日記を読むのにハマっていた時期があった。

noteを始めたての頃は、記事の終わりに「何かいいことを言わないといけない病」にかかっていた。なので、無理やり結論を捻り出して、公開した後に葛藤することが何度もあった。

そんなとき「何のために書いているのか」という原点に立ち返った。そして、スキやバズのためじゃないと気づいたのだ。それからは、思い悩むことは少なくなった。

今では熱量を込めたnoteを書くために、睡眠時間を削るようなことはしない。日々感じたことを空いた時間にポツポツと更新するやり方が自分には合っている。

明確なビジョンやプロダクトがある人は、力を込めたnoteを書いて注目を集めるのが正しいと思う。一般人の僕みたいな人は大衆からの関心を集める必要はなく、自分と考えの近い人から見てもらえるだけで満足だ。

どちらの使い方もnoteでは実現できる。そんな訳で、バズを目指さなくても居心地がいいnoteを今後も利用していきたいと思います。



「noteを続けるコツ」について書いた記事。


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