キャラメルの香りで浮かぶ映画館赤いベロアに落ちてくメテオ/クソ映画クライマックス握る汗つまんだ塩気とドリンクのやつ

映画館、もっといえばポップコーンをテーマに作ったものだ。結構気に入ってるかも。

「キャラメルの香りで浮かぶ映画館赤いベロアに落ちてくメテオ」

「クソ映画クライマックス握る汗つまんだ塩気とドリンクのやつ」

フロアに漂うキャラメルポップコーンの匂いで「映画館来たぞ!」とワクワクする、多くの人が一番に挙げる映画館あるある。
下の句は床に落ちてるポップコーンのつもりで書いたけど、よく考えたら床の素材ってベロアじゃないな。
自分の故郷のもう潰れた映画館はなんか床がふかふかで光沢のある素材だった気がするんだけど、実際どうだったかはもうわからない。
この前行った映画館は普通にカーペットだった。

後者は塩味のポップコーンのつもり。映画はつまらないから、上映終了までの消費ペース配分とかを考えている。ポップコーンつまんで手についた塩をドリンクのカップの水滴で洗いがち。


最近、集中力の衰えをひしひしと感じる。もともとカスみたいな集中力なのに。

滑り込みでシン・ウルトラマン見てきたけど、自分にとってはあまり面白くなかったのか、ただ注意散漫でストーリーを掴めなかっただけなのか、いまいちわからない。

メフィラス戦とそのBGM(特にデデデデッと盛り上がってからビーム合戦になるところ)はすごくカッコよくて良かった。

なんかバディ要素推してたけど、特に絆深まったエピソードとかないままいつの間にか「バディだと思ってたのに!」みたいな話してなかった?俺が見逃しただけ?

全体的に人間サイドの掘り下げが甘いことや、ウルトラマンの発見から別れ(結局神永だけ帰って来られたんだっけ)までが2時間に詰め込まれてるところにちょっと総集編っぽさも感じた。
だから、もしかしてちゃんと初代「ウルトラマン」とか見てたらめちゃくちゃ感動できたのかも……とも思った。

わからない。乏しい集中力と貧弱なリテラシーでは理解できなかっただけなのか、単純に好みじゃなかったのか。

戦闘シーンは大迫力かつ美しかったし、最後のブラックホールに飲み込まれそうなウルトラマンには本当に手に汗握ったし、全然満足だったけど。

ただ鑑賞中、ポップコーンをLバケツでバター醤油とキャラメルのハーフ&ハーフで貪り食ってたんだよな。ポップコーンに気を取られて映画に集中できなかったんだとしたら、とんだ馬鹿で、とんだ本末転倒だ。

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