推しを語る乙女

横断歩道を渡ろうと。
信号待ちをしていた。

私の後ろに。
女子高生2人組。

アニメかアイドルか。
ブイチューバーか。
わからないけど。

「推し」を語っていた。

「マジ尊いの!ハァ〜」

あるシーンでの。
推しの言動が。
マジやばかったらしい。

テンションが高く。
マシンガントークで。
すごかった。

相方の女の子も。
うん。わかるよ。うん。
いい塩梅の相槌で。

語っている子の事が。
好きなんだろうな。
と何となく思った。

途中からだったし。
聞くともなく聞いていたので。
再現できなくてごめんね。

何の話かわからないけど。
熱量のあるトークと。
愛のある相槌で。

漫才みたいに感じた。
アニメみたいにも思った。

カメラもないし。
舞台の上でもない。
日常の純粋な会話が。
楽しそうだったな〜。


好きな事をやる人や。
好きな物を語る人を。

他人は面白がれる。
ひょっとすると。

人を楽しませる為の表現。
人を笑わせる為に作られたもの。

よりも。
スッと受け入れやすいのかな。
と思った。

ユーチューブでも。
好きな事をやっている人。
を見ている。


恋する乙女は美しい。
と言うけれど。

推しを語る乙女は。
面白かった。

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