分からんなりに書く 【大阪編集教室 文章ゼミを受講した話 その2】
(続き)説明会から1月ほどの間に入金を済ませました。
ほどなく確認メールが届き、「開講されるんだな」と胸を撫で下ろしました。
男1人だった
初日はあいにくの雨。
フルートのレッスンと重なった上、電車の遅延で15分ほど遅刻しました。
教室に入ると、コの字状のテーブルに女性が 6人 座っていました。
「え? 男1人…」
講師の河上先生が男性だったので、一方的な連帯感を抱くことにしました。
自己紹介では「最近感動したこと」がお題でしたが、「自分はなかなか感動できない、表現できない、だからここに来ました」みたいな、そもそも論をぶっ放したと思います。
まずは読む
いきなり書く事はなく、先達の作品とその初稿を読み比べることから始まりました。
1つずつ音読し、感想を述べていきます。
「文章のダブりが減って、読みやすいです」
「凝縮されて、情報量が増えました」ふ
「何が言いたいか、伝わってきました」
概ねこのあたりに帰結するのですが、私はそこまで違いが分かりませんでした。
今から思うと「読解力はそれなりにあるけど、書き手に寄り添わない」という、偏屈な状態だったんだと思います。
4つの課題
今後の課題や提出方法など、事務的な説明があって初日は終了しました。
レビュー
ルポ
インタビュー
エッセイ
の順に、約1ヶ月で 1本(1000文字 あるいは 1200文字) ずつ書き上げるというスケジュール。
分からんなりに書く
初めはお作法など分かりませんでした。
「Google ドキュメント(横書き)」で下書きし、それを事務局の藤田さんにレイアウトしてもらっていました。
しばらくして
「書式にも責任をもつべきだな」
そう思い始めたので、自分で pdf にしようとしました。
「Microsoft Word」を持っていなかったので縦書き出力に難儀しましたが、「TATEditor」というフリーソフトでなんとか乗り切りました。
作者さんにお礼を言いたいです、ありがとう。
下書き沼
講義は
各々書き上げてきた作品を音読し
メンバーに感想をもらい
講師から所感と解説をいただく
を順番に回していきます。
受ける指摘はだいたい
「同じ単語が多いです」
「説明くどいです」
「意味わかりません」
といった内容。
改めて自分の文章を読むと、なるほどその通り。
書いている間は気づかないもんですね、2-3回目でもまだまだ下書きです。
そんな質の悪い文章でも、講師の河上先生は丁寧に読みこんでくださいました(続く)。
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