2019年12月25日
今、ペルーの首都リマに滞在している。ついに青年海外協力隊が始まった、と言っても今は首都で語学学校期間。2020年1月17日には任地、ワラルへ。
ペルーに来て6日目。
昨日、今日はクリスマス。昨日ホストファミリーたちと過ごして感じたことを記録。
ペルー人の多くはカトリック、キリスト教を非常に大切にしているためそれはそれは、クリスマス大好きでビックイベント。
初めての体験だったからこそ感じた新鮮なことを新鮮なうちに。
○クリスマスは家族が集まる日
○家族といっても大規模な大集合(ホストマザーから見て、この人はどう言う繋がり?って範囲まで集合する。出入りはあれど常に15人越えのため、おかげで全く名前覚えられなかった。)
○夜19じ〜深夜1時過ぎまでと時間が長いホームパーティ
○25日の0時になった瞬間にシャンパンで乾杯、ハグ&キス(頬同士)
○25日の0時になった瞬間に花火が至る所であがる(うるさいくらいそこらじゅうで花火)
○みんなでプレゼント交換をする
○愛情表現がとてもストレート
○お互いが愛し合っている
○親の前、子どもの前など関係なしでパートナーとキスをする
○パートナーとは夫婦になっても恋人関係を無くさない
○子どもへの向き合い方がとても良い(必ず目線を合わせる、触れ合いが多い、すぐにキスをする、子どものレベルに合わせて遊ぶ、大人の話をしていたとしても中断してまで向き合い絶対に適当に接しない)
○誰の子どもであれみんな子どもを大切にするしちゃんと叱る
○もてなす気持ちが寛大である
○自分の子どもの旦那・奥さんとも本当に仲良し(嫁姑問題なんてなさそう)
○みんなでいる時間を幸せそうに過ごす
自分のことなど、全員が、どこの誰かも分かっていないのに
「会えてよかったよ」「頑張りなさいよ」って
ペルー流の挨拶であるキス(頬同士の触れ合い)をしてくれた。
どこの国の人間か、名前も何者かも分からない相手に自分は同じことができるかな?と考えさせられた。
しかも全くスペイン語分からないし、英語も離せないのに話しかけてくれて本当に良い人たちだった。
ホストマザーが通訳(っていっても簡単にしたスペイン語)してくれたけど、途中で、もっとスペイン語・英語を勉強しなさい。って厳しい顔で言われた。(笑)
スペイン語はいつから勉強してるの?って聞かれて
3ヶ月くらい勉強してる。って言った時に気づいたけど
まだ喋れなくてしたかないだろ?って思っている自分がいた・・・
クリスマスパーティから帰って、このシーン思い出して
ダッセー考え方!!って思った(笑)
死ぬ気で勉強します。2年間。
スペイン語圏の両親とのハーフとはいえ、調整員さんにめちゃくちゃスペイン語流暢でかっこいい人がいて、あのスペイン語力に憧れた。
2年後はサッカーの久保建英のようになって帰りたい。(笑)
というかなる。
〈ペルー人の愛情表現を見て、感じたこと〉
親、パートナーから「自分は愛されている」と言う強い安心感がある。
それはきっと自己肯定感に繋がる。
自分にはこの人がいるという安心感は生きる強さになると自分は思っている。
特に定時制高校での勤務経験からも言えること。
不安定な子は満たされていない。その部分が何かは人それぞれだけど
親からの愛情をしっかり受けていると、その子自身が他人に優しく、大切にできるはず。人によっては相手を丸ごと尊重できるのでは?とまで思う。
人間は、誰かから愛されるために生まれて
誰かを愛するために生きるんだろうなって昨日思った。
↑(ちょっと恥ずかしいこと言ってるかもしれんけど(笑)ほんまにペルー人たちとのあの空間にいて、そう思った。)
何か自分で掲げた目標を達成することや、やりたかったことを実現することも面白いかもしれんけど
人生の究極は「愛し愛されること」なんじゃないかなと思ったので
ではここで好きな曲を一つ
小沢健二の「愛し愛されて生きるのさ」をどうぞ!!(笑)
大学生くらいの頃から、人はなんのために生まれてなんのために生きるのか、ずっと考えてたけど、ペルー人たちからヒントをもらった気がする。
これだけでもうペルー来てよかったな。(笑)
あと今のホストファミリーたちと出会えてよかったし、一緒に暮らせている今に感謝する。
とりあえず久しぶりの更新になったけど、また残したいものがあったときに更新します。
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