最近のこと

だいぶ久々のnote更新になりました。趣味の話というより、本当に、最近のこと。

2019年10月に、楽しくて仕方ない気持ちと同時に抱えていたどうしようもないしんどさをどうにか言葉にとどめておきたくて作ったこのnote(明らかに他の皆さんの「創作」と使い方が違っていることにはうすうす気づいています)ですが、新型ウイルスに諸々の楽しみが奪われていくしんどさにここ最近また記事を書こうと思っていました。というか、しんどかったので、書いた。書いたんだけど、いくらなんでもネットの大海に投げ落とすにはちょっとなあ、という内容だったので、これに関してはそのうちもう少しましにすることができたら投稿するかもしれません。ホワイトデーに書いたものなので1か月以上は確かに経っているのだけれど、今読むとあまりに状況が違っていて、わたしの考えも随分と甘くて、びっくりしました。

というわけで、約5か月ぶりに。
外出自粛になってから毎日散歩をするようになったのだけれど、こうなってみて初めて自分が普段いかに歩いていたかに気付かされる。首都圏住み東京通学、駅から家は25分の私は日常の生活でアベレージ12000〜15000歩は歩いていたのが、だいたい5000歩、今日は歩いたなと思っても8000歩。わたしは登山が趣味(といっても夏に夏山をいくつか登る程度ですが)なので、いくら中高バキバキの運動部とはいえトレーニングもせずによく3000m級の山に登れるよなぁ、私体力あるなぁ、なんて今まで思っていたんです。正直なところ。でもこの何だかんだと歩いていた生活は実質トレーニングになっていたのかもしれない。ということに自粛期間を経てやっと気付きました。

大学の授業は春学期はオンラインになり、就職活動もWeb面接やらWeb動画選考やら面接延期やらでなかなか進まない日々を過ごしています。だんだん志望業界でもインターン組の内定が出ているのがしんどかったりもする、インターンに行こうともしなかったのが悪いんだけれど。
わたしは、初対面の人と話す時に緊張しないわけではない、のですが、やたらと態度がでかいようで相手に緊張が伝わらないタイプらしい。(よく人に言われる、特に対大人)その意味では面接ではわりと有利なタイプかな、なんて思っていましたが、こうもぜんぶwebだとどうしようもないよね。やれることをやるしかない。

ひま、というわけではない(就活って、選考の準備ひとつとってもやろうとすればいくらでもできるし終わりがないよね)けれど、やはり家にいるからかひまに思えて、実際授業もないし移動時間もないのは事実だからと言い訳しながら好きな人たちの今までのコンサートやら特典映像やらを見て過ごしています。オンライン飲みとか、オンライン鑑賞会も日常的なことになってきた。その辺に住んでいる大学の友人とzoomをするのも、オタクとして知り合った何百キロも離れた土地に住む友人とzoomでDVDを見るのも「オンライン」なら変わらないことにびっくりする。オンライン、なぁ。
今回の病気の流行を経て社会のパラダイムシフトが云々と言われているし、実際そうなるんだろうなと思いますが、その是非はともかくわたしの感情としてはいやだなぁ、とどうしても思ってしまう。わたしが大学に入ってからずっとこれだけは…と大切にしてきたこと、直接人の話を聞くこと、直接会いに行くこと、「その場所」に行ってみること、やってみること。怠惰な生活を送りながらも、学生団体で扱っている内容や興味分野、1ヶ月の留学もそうだったし趣味でもおたくごとでもそれは重要視してきた(今思ったけれど、授業だけはその場、に行かなかったね…w)つもりだ。その中で、「その場にいる」からこそ味わえるものがある、ということをいやというほど実感してきた。おたくごとだって、そう思ってから現場へのこだわりが強くなってしまった。それを今更オンラインかよ、という気持ちは否めない。

オンラインがもたらしてくれたもの、それこそNGTVとか、友人とするオンライン飲みの寝落ちが容易くなったとか、実際いま就活にほとんどお金がかかっていないとか、そういうことももちろんあるんだけれど。まだまだ警戒は解くことができない、これからどうなっていくのか全くわからない時期だけれど、直接会うこと見ること行ってみること、は大事にできる未来が来るといいなぁ。

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