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100万PVブロガーが教えるWordPressで「ブログ」を作ってはいけない理由

MOSです。
今日はWordPressでいくつもWebサイトを作ってきて実感した、「ブログを作ってはいけない」ということについて書こうと思います。

WordPressはレンタルブログの上位互換では無い

多くの人がそうなように、私も最初のブログは無料のブログサービスで始めました。その当時はWordPressというのは熟練ブロガーが選択する物で、レンタルブログの次のステップというイメージを持っていました。

依然としてWordPressはレンタルブログより敷居が高いため、その価値を高く見積もられがちですが、両者にはそれぞれ一長一短があり、一概にWordPressにすれば良いという物ではありません。

ブログの定義

この場合のブログの定義とは、個人の旅行や趣味について書き留めるプライベートな内容は大半を占めるWebサイトを示しています。

WordPressでWebサイトを作るのは一定の知識が必要なため、あまりいないかと思いますが、この記事ではWordPressではブログを作らない方が良い理由をまとめています。

ちなみにポートフォリオサイトなどもこれに当てはまる傾向が有ります。

WordPressは陸の孤島

livedoor blogやはてなブログなど既存のブログサービスに比べ、WordPressは陸の孤島と表現されます。

それは記事を書いているだけでは横のつながりが生まれにくい、ある種断絶したサイト構造になるからです。WordPressサイトを立ち上げた段階で、検索エンジンかSNSか、何かしらの集客方法を考える必要が有ります。自然に露出する機会がWordPressは少ないからです。

一方、ブログサービスではサービスを利用しているブログ間でユーザーを融通する仕組みが導入されています。このおかげで開設初期からでもある程度アクセスを獲得することが出来ますし、いいね!を貰ったり、同じブロガー間の交流も楽しむことが出来ます。

つまりブログサービスはかなりSNS的な要素も盛り込んでいるわけです。

それに比べるとWordPressは単体の結びつきは相対的に弱いです。Twitterなどと連携して発信する手もありますが、結果的にWordPressよりSNSでの発信に専念してしまった人を過去にも見ています。

ユーザーに対して色んな意味でダイレクトなSNSに比べると、WordPressで自身の言葉を発信するのは相手に届きにくい特徴が有ります。

情報発信の場として弱い

単にコンテンツを作っているだけでは他のサービスに比べて読まれにくく、ファンを獲得しにくいのがWordPressの弱点です。

そもそもWordPressで運用する時点で常にアクセスを集める方法を念頭に置く必要が有ります。それは検索エンジンでも、SNSでも、メルマガでも、貴方の得意な方法で結構です。

重要なのは、真面目にコンテンツを作っているだけではWordPressで大きく伸ばすのは難しいと言うことです。

WordPressで作ってはいけないサイト

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