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【解説】自己分析って具体的に何を知ればゴールなの?自己分析の三種の神器

就活生とお話をしていてよく耳にするのが、

「どこまで自己分析すればいいのか分からないんですよね」

という悩みです。
たしかにESとかSPIとかと違って、自己分析ってフワッとしててゴールも見えないし、合ってるのかどうかもよく分からない。

やる気をなくす要素がたくさん詰まってるんです。

なので、今日は自己分析で何を知ればゴールなのかをお話したいと思います!

●自己分析の三種の神器

三種の神器って聞いたことありますか?

家庭の三種の神器は、
・テレビ
・洗濯機
・冷蔵庫
です。

日本神話に出てくる三種の神器は、
・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
・草薙剣(くさなぎのつるぎ)
・八咫の鏡(やたのかがみ)
です。

家庭でも神話でも、非常に重要な3つの道具を指していますが、これになぞらえて自己分析の三種の神器というものを考えてみました。

以前こちらの記事でも紹介しましたね!
これの詳細をお話します。

●情熱とは

情熱を注いで没頭できるモチベーションの源泉

これはよく就活セミナーとかでも、「自分のやりたいことを!」みたいに話すところですね!

ただし、情熱を分析する際は注意点があって、情熱を注げるモノを探さないようにしてください。

よくあるのが「自分は中学時代にテニスに没頭したから、テニスをすることが情熱だな」と、過去にやってきたことから情熱を見つけるのはNGです!

どうしてかというと、人は作業自体に価値を感じるのではなく、作業によって得られる感情に価値を感じるからです。

テニス楽しい!
と思ってる人は全国で山ほどいると思いますが、テニスをすることで自分にどんな利益があるのでしょうか?

・先生に褒められるのが嬉しかった
・練習すればするほど成長が実感できるのが楽しかった
・チームメイトと一致団結してプレイするのが楽しかった

などなど、人によって感じることは様々です。
もし"チームメイトと一致団結してプレイするのが楽しかった"と感じるのであれば、テニスでなくともイベント運営でもOKなわけです!

逆に、やりたいことを探してもなかなか見つかりません(断言します(笑))。
同じ"テニスをする"でも、環境によって得られる感情は変わってきます。
コーチが鬼厳しかったら辛くなるかもしれないし、チームメイトに恵まれなかったら孤独になるかもしれない。

だからこそ、得られる感情にフォーカスを絞って、自分がどんな感情を得たいのかを考えてみましょう!

【情熱:みやっちの場合は・・・?】
僕は承認欲求が強いので「褒められたい」「自分の力を認めて欲しい」と思ってます 笑
そして、どうすれば褒められたり自分の力を認めてもらえるか考えたら、「人の心を動かす」に辿り着きました。

思い返すと小さい頃から「人の心を動かす」ことに興味を持っていて、心理学とか音楽が好きでした。
雑学を話して「ヘェ〜!そうなんだ!」となるのも好きでした。
(トリビアの泉は毎週観てましたね(笑))

なので、仕事も「人の心を動かす」ことができる仕事を選んでます!

●スキルとは

自分が培ってきた知識・経験・技術

非常にシンプルですが、スキルは2種類あります。

・自分が認識してるスキル
・自分が認識していないスキル

自分が認識してるスキルは、単純に大学の専攻・趣味・バイトなどで得たスキルです。
大学で英語を専門に勉強してきたのであれば英語が特技になりますし、バイト先で事務を経験したのであれば事務が特技になります。

自分が認識していないスキルは、自分は大した能力と思っていなかったけれども、他の人から凄いと言われるスキルです。
例えば、会話の中で自然と人を褒められる人もいれば、それが全くできない人もいます。
その人にとって、人を褒めるというのは1つのスキルを言えます!

【スキル:みやっちの場合は・・・?】
僕は大学でIT技術・機械学習を専門にしてて、論文執筆で身につけた日本語の論理構成や、就活で身につけた自己分析などは自分が認識してるスキルでした。

一方で、小さい頃から知識を蓄えるのが好きだったので知識欲とか、即断即決せずにちょっと冷静になってから決める慎重さなどは自分の認識していない強みでした。

●自然体とは

自分が無理せず穏やかな気持ちでいれる状態

よく就活セミナーなどでは「情熱が一番!」みたいに謳ってて、この自然体を軽視してたりします。

が、実はこの自然体が一番重要です!!!まじで!!!!

なんでかというと、自然体というのは自分のパフォーマンスを一番発揮できる状態だからです。
例えば、みなさん普段は普通に友達と会話できると思いますが、例えば自分の敬愛する芸能人が目の前にいると、緊張してうまく話せなかったりしますよね。

体に無駄な力が入ってしまい、本来の実力を発揮できてない状態です。

逆に、合気道ではこの自然体を取り入れてるので、力を入れずに相手を制することができます。
本来、人が持ってるパフォーマンスを発揮できてるんですね!

だからこそ、自分の自然体を理解して心地いいと感じる環境を選べるようになると強いです!
自然体を深く理解するためには、幼少期からの生活環境や思考パターン、生まれ持った素質を知るとより早く理解することができます。

【自然体:みやっちの場合は・・・?】
僕は「時間に自由でいられる環境」が自然体の1つでありました。
なので、転職先を選ぶときはある程度出勤時間を自由にできる会社を見てました。(正確には自然と惹かれてました)

逆に即断即決を迫られたり、締め切りばかりに終われる日々は苦痛で仕方がなかったです。

●まとめ:自分軸 = 情熱 × スキル × 自然体

さて、自己分析 三種の神器についてお話ししましたが、

大事なのは、この3つをしっかり分析することです。

情熱・スキルが100点でも、自然体が0点だったら自分軸は0点になります。
例えば、自分が情熱を注げるモノがわかり、自分のスキルを活かせる方法も理解した。
その2つの情報で就職したけれども、ミス1つ許されない緊迫感に溢れた職場で全く自然体でいられない状態だと、いくら情熱・スキルを発揮できても疲れ果ててしまいます。

また、自分の能力を理解して自然体でいれる職場に就職したけれども、やってる仕事内容に情熱を注げないと、仕事がつまらなくなってしまいます。

自分軸 = 情熱 × スキル × 自然体

3つのうちいずれか1つでも欠けると効果がなくなってしまいます。

といっても、
「じゃあ具体的に情熱ってどう分析するねん!」
という苦情が聞こえてきます 笑

大丈夫です!
三種の神器、それぞれ深く理解するためのツール・ワークも揃ってるので、今後しっかりお話ししていきます!

本日もありがとうございました!

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最後まで読んでいただきありがとうございます!
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