画一化されないことの難しさ
いろいろなブランドのアパレルを着ているとときに気づくことがあります。
あれっ?この前着ていたTシャツと同じじゃね?と。
カラーやデザインだけ違っており、ボディは基本的には同じ。
そのボディパターンを何種類か持っていてデザインやカラーで差をつける。
現実的にはこのほうがメーカーとしてもいろいろなパターンのボディを持たずに在庫を少なくすることができるかと思います。
購買者側としてもこのボディパターンだったら前に持っているのと同じだし、着心地の面でも心配ないなとわかります。
逆にそこで少し風合いの違うボディを持ってくるのはなかなかのチャレンジだと思います。
イベント系のTシャツやいわゆる物販関係のTシャツなんか買う機会があったらぜひ見てみてください。
プリントスターやユナイテッドアスレと書いてあったら一度ご検索いただければと思います。
大体ここらへんです。いわゆる画一化 of 画一化によって価格を最大限安価にできたTシャツを使っていますね。
そういった安定感を求めることは必ずあることですし、1枚500円台のTシャツを作り上げたことは素晴らしいと思います。
さて、話変わってアンダーアーマーのTシャツの話なのですが、テック、チャージドコットン辺りは比較的画一化されています。
ただ、今回取り上げるTシャツは昨年の展示会時から異色を放っていました。
私世代から言うとコレを思い起こさせるデザインはさておき、
質感が違うっ!!
今までのTシャツにはなかった肌触りでした。本当に今までのアンダーアーマーのTシャツではなかった感覚です。
いわゆるヘビーオンスのTシャツに近いというか、本当にかっちりした感覚だったのです。
着崩れしない感じというか、服のフォルムを守ってくれるというか。
アンダーアーマーの糸でこんなかっちりとしたTシャツあったら良いだろうなと思って発注した記憶があります。
~半年が経ち~
入荷してきたものを見ると、そこまで、あのとき感じたヘビーオンス感を感じないくらいに薄くはなっていました。
ただ、今までのアンダーアーマーTシャツに比べると厚みとしっかり感があります。
基本的には”Youお揃いで着ちゃいなよ”といった感じです。
正直商品画像見た時はけっこうきついなと思いました。
でも着てもらってみるとアリよりのナシよりのアリです。
ちょっとダボッと大きめに着ていただくのが一番しっくり来るかなと思います。
この画像のリブ部分を見ても通常のUATシャツに比べて厚みがあることがおわかり頂けると思います。
何が良いって本当に素材感が良いのです。
確かに少し厚みがあるため重みも感じます。アマゾネスです。
でも本当に素材がいい。だから肌当たりが良い。
個人的に最近のチャージドコットン系のTシャツは薄過ぎの傾向が強く、透ける、恥ずかしくて着られないというお声も頂戴しました。
その中にあって新たな選択肢の一つとなるようなボディが完成したと思っています。
だからお願いです。
この生地で無地のTシャツ作ってください。
この生地で無地のTシャツ作ってください。この生地で無地のTシャツ作ってください。この生地で無地のTシャツ作ってください。この生地で無地のTシャツ作ってください。この生地で無地のTシャツ作ってください。この生地で無地のTシャツ作ってください。この生地で無地のTシャツ作ってください。この生地で無地のTシャツ作ってください。この生地で無地のTシャツ作ってください。この生地で無地のTシャツ作ってください。この生地で無地のTシャツ作ってください。
いや、本当に画一化をぶっ壊すような良い素材感でした。ただ、アマゾネス!30代のおじさんはなかなか着る勇気が出ない!
ただ、本当に素材感としてはアンダーアーマーの主流になれるような商品だと思います。
毎年毎年ロゴの大きさやカラーを変えるだけでは今後パイの創出は難しいと思います。
そういった意味でも画一化されがちなTシャツ市場をコツコツぶっ壊していってもらいたいと思います。
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