【神話】イザナギの悲しみとイザナミの愛
最近、神話にハマってます。
日本神話は、古事記、日本書紀を元にしたお話です。
たくさんの神様が出てこんがらがってきますが、その中でも代表的なイザナギとイザナミのエピソードを短く紹介します。
イザナギとイザナミの役割
高天の原(天・宇宙)
葦原の中つ国(地球)
黄泉の国(霊界)
天の神はイザナギとイザナミに玉で飾った天の沼矛(あめのぬぼこ)を与え、この漂っている中つ国を整えるように命じました。
二人は、淡路島や四国、九州など日本列島を次々に生みました。
石や土、風、海、木、山などあらゆる自然現象の神々、船や食物をつかさどる神、火の神・カグツチを生みました。この火の神を生んだとき、イザナミはやけどをして亡くなり黄泉の国へ行きました。
イザナギの深い悲しみ
イザナギが愛するイザナミを失って、深い悲しみが生まれた息子への復讐と変化したことが、そもそもの争いのタネでした。
イザナギを愛していたからこそ、イザナミは、命がけで炎の息子を生んだのではないでしょうか?
そして、イザナギの愛を感じていたから死んでしまって、イザナギと離れたとしても幸せだったのではないかなと思います。
神話は、まだまだ続くのですけど...、文字数とロマンティックに考えたいのでここまでにします。
神話から学ぶこと
現代の生活は、神話とかけ離れていると思いますが、人間臭い神様のエピソードを読んでいると、人間関係の悩みに置き換えられると思うことが少なくありません。
都市伝説のYouTubeをよく見るのですが、陰謀論というものを聞いていると、世界の一部の資産家がこの世の中の財産をほとんど握っていて、その富を独占したいから、人口減少を企んでいるということになっています。
モノ(人も含めて)を奪い合うから争いが起こります。
争いが起きて犠牲が出れば、大切な人を失ったことで、さらに争いが起きるという悪循環になります。
イザナギとイザナミの役割は何でしたか?
中つ国を整えることだったはずです。
陰謀論が正しいかどうかは、あまり重要ではなくて、この世界には争いがあるけど、私たちは歴史の中から争いの原因が何だったかということをもうすでに学んできているということが重要なのです。
イザナギは、深い悲しみを乗り越えて、息子に中つ国を任せる役割を果たすことができるはずです。
イザナミが死んでも愛は残る。その愛は無限(かたちのないもの)だから奪い合う必要がないのです。(私解釈)
シンプルなのにできなかったこと、今こそ役割を果たす時だと思います。
終わりに
いかがでしたか?みなさんの心に響くお話でしたでしょうか。
神話のエピソードを盛り込んだ小説は、誰の心に届くので、モチーフにされていうことが多いです。
私たちのDNAに刻み込まれていて、無意識に心が反応するのかもしれません。
クリエイターの皆さんも知っていて損はないお話だと思いますので、興味を持った方は是非、知識を深めてみてください。
***************
愛だけがある。
全ての存在の根本に愛がある。
***************
インスピレーションを受けた記事・写真・イラストに使います。 サポートは、コメントだけでも、十分励みになるので、お気軽にご覧ください。