そして言葉が奪う

信号で足を止める度に涙が溢れた
歩いて歩いて 雫が冷たくなって乾いた頃に
また信号は赤になった

いつまで繰り返すのだろう きっと次の信号も赤だろう

何も口に出す事が出来ない
言葉にすると逃げられなくなるから


#エッセイ

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