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レッスンで楽譜を見ずに弾いてしまい・・

ピアノのレッスンに行ってきましたが、何があったのか帰ってきてから整理がついてきて・・

視奏能力が低すぎる人問題

先生曰く男性に多いらしいですが、大人から始めると楽譜を見ながら弾くことが出来ずどうしても指の形で覚え鍵盤ガン見で弾いてしまう人というのが結構いるらしい。
残念ながら私もその傾向が強くあり、全くできないわけではないんだけど何度もやってるとそのうち楽譜を見ずに弾き始めたり、テンポが上がると目が楽譜から離れてしまったり・・

先生が何より怒るのはそれだけど一度、それなら何年やっても時間の無駄
と吐き捨てるように言われたことがあった。そういう人がいたという話し方だったけれど、帰り道で直さないならもう教えたくないということを言ってるんだなと気付いた時は血の気が引いた。
2度と、絶対繰り返してはならないと思っていたはずで
今やってるテンペスト3楽章は低速譜読みから楽譜を見ながら弾くことを心掛け、大浪すくやすたっーとその他を意識しながら弾いていた

はずなのに、だんだん楽譜を見なくなっていくのに自分でも気づいてたというか最近全くめくる気もなく

レッスンで・・

いつも雑談から入るんだけど先生部屋を出て息ながらちょっと弾いててくださいというので慣らしのつもりでテンペスト3楽章を弾き始める
偶然そういう展開になった感があったけど後で思えば意図的な流れだったかもしれない。
わーグランドピアノだーなんてやってるところに先生が帰ってきて
まだ今は楽譜を見て弾いてほしいんですよねー
その時深く考えなかったけれど聴こえる音だけで全然見てないなという演奏を私がしてたわけですよね。

始まってすぐいろんなダイナミクスの指示が連続するのを、当初はというか全開のレッスン時まではかなり意識してやっていたんだけど
楽譜も見ないし、力むと手が痛いからかなんかいってそこ抜いてやったり・・

ここのというのをいきなりpに落とすはずなのに思いっきりfでたたいたりしていてその後も一辺倒に弾いて
それ指摘するとき先生の押さえた怒りが透けてたような気も

ここ手前のdimからpに落とすを全然やってないしスタッカートはたたきつけていて汚い

ここ右手スラーがついてるのにスタッカートで弾いてた
怒られるよねそれは
ありがちな我流のピアノ。弾けてるつもりピアノ。
それでもいいんだけどとか言ってる人に合わせてくれるレッスンというのもあると思う。
けど私はそれじゃ嫌だと思ってるんだから
じゃあちゃんとやれという話で

突き放されてるまではいかず


先生もうやめちまえみたいなことは言わずにどんどんダメ出しをしてくれて、それがかなり厳しく全然できないのでもどかしく悔しくつらくだったけれど
でも本気でやる人に向けてという形で怒ってくれてるのがうれしかったりしながら

楽譜目が浮いちゃうからテンポ落としたりすると先生怒るの知ってるのでそれも出来なかった。
「楽譜見ましょう」の言葉私にとってはパニックを呼ぶ人事なんだけど何とか持ちこたえ

まず視奏に戻す練習毎日しないと
みれば書いてあるから全部。
一か所だけ、たまに外すけれどちゃんと理解できてると褒めてくれたところがあって救われた。

指先に集中して芯のあるpを出せるように練習することを実際に音を出して教えてもらって
終わった感じのところで厳しく指導してもらえることがうれしい的なことをしゃべって笑顔で帰ってきたけど

深刻さには帰ってしばらくたってから気づいた

あ、今書いてて思い出したけど先生なんか言ってたぼそっと
もうあんまり言うのよそうかな
みたいなことを言ってた気がする・・なんか怖い笑顔感で
今読んでる本にも記憶って自分の感情や考えに合わせて都合よく書き換えられるもんだから信用してはいけないとあるけれど・・でも
かなりまずいと思うその一言

ここで修正してがんばればいいだけ

とはいえ、次につながる形でレッスンしてもらって
課題をはっきりわかりやすく示してもらえたんだからあとは練習するだけ

今この気分の変に下がっちゃってるのは何なのかな
一番やっちゃいけないと思ってることをまたやっちゃってた自分への断罪みたいな気持ちなのか
正直帰ってから別件で自分は何か間違ってるのかもなみたいなことを考えていてそのうち気分がどんどん下がっていったその先でああ今日のレッスンは・・とつながったんだけど

気付かなきゃいけないところへ誘導してもらえたんだと思えば
ありがたいかなぁ
人と比べようとしてるの良くないけれど、でも自分はこれでいいんですだけじゃいけないと思うよね。楽器やってるとそうですよね。

あの修正してあるところがなんか好き

全然関係ない写真でも貼って
32年前って私大学入った年。
音楽やりたいなーなんて思ってたけど、やっと今頃夢かなってるわけで



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