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旅行日記day5前半 🇵🇱Kraków

朝少し仕事を終えて散策開始!
(写真が多すぎるので、前後半に分けまーす!)

クラクフ旧市街のシンボルでもある「聖マリア教会」Saint Mary's Basilica
大聖堂ではありません。

観光用の入り口と、お祈り用の入り口が別れているので注意。
観光客向けには11:30から開放される。

となりの建物がチケットオフィス。
チケットオフィスは11:15から開いてる!
10zt (270円)

時間があるので少し周辺をぶらぶら。
壁にある日時計。このデザイン性の高さよ…
ミステリアスで心惹かれるよね…

教会の壁面に小さい教会を作る感じ、ロマネスク、ゴシック期によく見られる装飾。
精巧で見とれちゃう。構図も素晴らしい。

南口前の噴水。奥に見えるオレンジの建物は「聖バルバラ教会」Saint Barbara‘s Church
時間があるので先にこっちに入ってみる。

入り口のステンドグラス、独特…ステンドグラスというより、グラスに着色した感じ。
インキは何を使ってるんだろう…デザインも不思議…

建物自体は全体的に淡い色調なのに、側祭壇が濃紺と金なので不思議な色のバランスに感じるなぁ。

天井はフレスコ画かな?
綺麗!淡いピンクが良い。この辺にロココ要素が見られる。

☝︎ここまでが「聖バルバラ教会」。

時間になったので「聖マリア教会」入る!
チケットも可愛い!

いやーすごい!まず、天井の圧倒的な青!
教会の壁一面に彩色されてる感じ、西欧にはあまり見られないので新鮮。

青の顔料は希少なので、これだけ集めるのは当時莫大な費用がかかったのだろうなぁ。
ポーランドの信仰心の深さを感じる。

「聖マリア教会」は、13世紀初頭に着工、14世紀建立されたゴシック様式の聖堂。
ポーランド=ゴシックの典型的な例の一つとして挙げられる。

交差ヴォールト部分が通常より複雑な作りになっていて、なんだか不思議。
強度や建築技術よりも、デザインのためのような気がする。

主祭壇は改修工事中。
しかも、作業の様子が見られる!

近づくと、ニスのにおい。
こうやって、人の手で丁寧に歴史が守られていく。

素敵な瞬間を目撃できて、感激!

広場から、王宮に向けて歩き始める。
途中、たくさん教会を見かけたので、とりあえず全部寄ってみた。

奥に見えるのは「ドミニカン修道院」Dominican Church

な、なんて書いてあるんだろう…

中に入ったら、ちょうど聖歌隊が賛美歌を歌ってた。
たくさんの人が跪いてお祈りしていたので、写真は自重。

坂を少し下ったところにあるのは、「フランシスコ修道院」Franciscan Church

無料開放されている教会では、基本的に寄付をしてろうそくに火をつけさせてもらうという自分ルール。

ステンドグラスがアール・ヌーヴォーっぽくておしゃれだった。色調も大胆!

ここでもやっぱり壁はベタ塗り。
この文様はどうやって選ばれたんだろう。
幾何学×植物模様。色味も独特。
ちょっと和柄っぽい…

王宮までのルートに戻ると、またしても連立する教会たち!

まずは「聖ペテロ・パウロ教会」The Church of Saints Peter and Paulへ!

おそらくこの教会はイエズス会かな。

「IHS」というイエス・キリストの名前のギリシア語表記の上に十字架があるマークは、ザビエルでお馴染みのイエズス会のマークでもあります。

16〜17世紀建立。典型的なバロック様式。

階段部分にもIHSのマーク!

続いてお隣の「聖アンデレ教会」Saint Andrew Church

外装の質感、最高に良い…高まる…
こちらなんと、11世紀建立。ロマネスク様式。

「要塞的側面を持った教会」が現存している、ヨーロッパ全土でも珍しい例。高まる…

内部は半地下のような感じで、窓はなく、薄暗い雰囲気。祭壇への扉は閉じられていて、外から見るだけ。

外装はロマネスクだけど、内装はバロック様式に変更されているようだった。

これにて待ちの教会巡り編、終了。
後半のヴァヴェル城編へ続きます。

#中欧旅行 #ポーランド #クラクフ #社会人留学 #留学 #教会巡り編

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