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お笑い番組の話。

雨です。

 関根勤の面白いだろに全振りした顔が嫌い。
 好きなお笑い芸人の話はまた後日書くとして。僕は基本的にはあまりテレビを観る人間ではないのだが、例えばどこぞで話題になったものをチェックするくらいのことはある。でも今面白いテレビ番組ってそうそうないじゃないですか。観ない人間が言う時点で戯れ言以外の何物でもないのだけれど。
 学生時代は、娯楽、エンターテイメントの真っ先に挙がるのがテレビだった。他の選択肢がないってのもあるけど、多岐に渡りあらゆる分野を網羅して、紹介することが出来てしまうのは、テレビが持つ最大のメリットだと思っている。雑誌の情報は、読む。ラジオでの情報は、聴く。だがテレビは、映像と言語を駆使した視覚メインの情報であり、馬鹿でも簡単に理解出来る。「ながら見」も可能。まあだからこそデメリットも多いのだけれど。
 まあ、とりあえずお笑い番組の話。
 収録系のお笑い番組は安心できる。この「安心」というのは、つまり僕が持つ「共感性羞恥」に関係する。
 
共感性羞恥とは「人が怒られたり恥をかくような場面を見た時に、まるで自分が怒られたり恥をかいているように感じてしまう事」を言う。日本人の一割くらいは感じたことがあるらしい。
 今でこそ昔に比べれば症状は薄まってきたけれど、酷い時期は生放送のバラエティ番組を観ることすら出来なかった。「やらかしそうだなあ」どころか、「やらかすかもしれない」と考えただけで心臓が辛くなる。笑いが起きることが前提の番組で、笑いが起きなかったら地獄じゃないか。そして必死で笑いを取ろうとする若手芸人とかいるわけじゃないか。ベテラン芸人は若手が滑ってるの見て笑ってたりするじゃないか。しんどくて堪らない。
 だから、収録系のお笑い番組は安心できる。完全に保証されているわけではないが、日本のメディアマンのキャスティング能力と編集技術はそれなりに信用している。ずっと上から目線で話しているが、どちらかと言えば底辺から話している。僕には高嶺の花のようなものだ。
 ただ、収録系のお笑い番組への不満があるとすれば、ネタ中にいちいち客の反応入れるなよ、ってところ。特に関根勤のあの笑い顔は、内容が全部飛んでいくくらいになんか恐怖なんだよ。エビフライでも突っ込ませておけばチャーミングになるから画像編集でなんとかしろって思う。
 まあつまり、僕はいまだにMー1が生で視聴できない。録画して、SNSで視聴者の反応を確認して、熱い緑茶を用意して、と三つクッションを挟む。勿論お笑いなんてものはライブ感が大事だし、ネタバレ見るなんて以ての外だ。それに、テレビに乗っかる時点で面白い芸人しかいないのは分かっている。決勝戦になればそりゃ腹抱えて笑う。実際笑う。去年末の決勝で一番好きだったのは「すゑひろがりず」です。問題はその後だ。審査員が点数を付けて、講評して、芸人がリアクションを取る。ここだけは録画でもハラハラする。漫才は面白いのに、ひな壇では死んでいる芸人なんて多いじゃないですか。今少ないけど。素直に受け答えしてれば良いのに、ボケをしようとするからややウケみたいな空気になるのが、もう堪らなく辛い。
 まあだからなんというか、EXITみたいなコンビが普通にトーク面白いのはなんか気に入らない。ズルいよね……。
 だからもう、生放送のお笑い番組なんて金輪際辞めにして、収録系に統一しちゃって、SE多めにして、海外コメディドラマ張りに笑い声も足しちゃって欲しい。そんな日が来るまで、僕はきっとYou Tubeに張り付いていることだろう。きっと張り付いたまんま出てくんなと言われるだろう。
 あ、あと野田クリスタルさんおめでとうございます。

そんなことを考えている。


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