キーワードと文『妖怪』

※皆さんからキーワードを頂いて

それをキーワードに文を書く試みです。※

キーワード『妖怪』

これ、書き手が妖怪みたいなもんだから

人間が人間を語るように

妖怪が妖怪を語ることになりそうです。笑

さて、個人的に境港市にもいきましたし

妖怪の街について語っても良いのですが

個人的に好きな、といいますか

自分のルーツにまつわる妖怪を１つ。

自分自身、秋田県人の血が濃くて

実際、味覚も訛りも気質も秋田が全面に出てしまっているのですが

秋田には『三吉鬼』って妖怪がいたそうで。

ある日突然現れて、酒を飲んで

酒代を寄越せというと暴れるんだども

黙って飲ませると、ごんぎつねチックに

あとでちゃんと薪とかお礼をくれるっていう

律儀な妖怪で、これが突然居なくなったと。

いや、どう考えても、ロシア人だろ！と。笑

初めて三吉鬼の事を聞いた時の感想です。

三吉が、金払えって言われて反撃したのは

もしかしたら秋田弁はロシア語ではヤバい言葉に聞こえたのかもしれないし

払えって言うときに武器持って脅したから、どでんしてごしゃいだかもしれねーな？

そもそも、秋田や山形にはフツーに居ました。ロシア人。

それが、寒さや酒で顔を真っ赤にするから鬼や天狗なのかもしれないし

透き通るように白い肌だから雪女なのかもわからないし

自分は妖怪は存在すると思ってますが

妖怪の中にはウォッチのように、とりあえず妖怪のせいにしとけとか

とりあえずコイツ妖怪とか、そんなニュアンスの妖怪も居ます。これは確かに居ます。

今だって、宇宙人認定するじゃないですか。

未知を恐怖と感じるか、好奇心が勝って面白い方にシフトするか、的な。

それがたまたま現代だと、宇宙が謎だから宇宙に矛先が向いてるだけ、的な。

(未知に対して恐怖より好奇心が勝る人を、中二病と呼ぶのは良くないと思うぞ！🤔)

ホントね、ぬっぺふほふのお肉とか、ロマン溢れるじゃないですか。

でも、ぬっぺふほふって言うと非科学的だってバカにするけど

実際は、サプリメントやアンチエイジングとか、延命治療とか、無意識のうちに、ぬっぺふほふを求めてるんですよ。

なんだか妖怪や三吉鬼より、定義の問題になってきたぞ。笑

いや、しかし、なまはげみたいな妖精はドイツにもいるんだっけ？

そんな話も聞くと、やっぱり、妖怪も妖精も、なんか、貼られるレッテルをかえて

居るんでしょうね、何処にでも。実際は。

僕も、海外に行ったら三吉鬼さんになれるのかな？なんて思うわけです。

いや、ジャパニーズナマハゲか。笑

宇宙に行ったら何て呼ばれるんだろうなぁ。地球の妖怪か。笑