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とにかくお腹いっぱいになる

noteの投稿をサボっていたらいつの間にか二月が終わり、三月がやってきていた。しかも三月になって五日も経ってしまっている。三月初日には、卒業証書を手にした学生たちがモールをぶらついていたり、3日のスーパーには聞き覚えのある音楽が流れていた。

北海道の寒さは本州に比べまだまだ厳しいが、少しずつ少しずつ暖かくなってきている気がしないでもない。ディスプレイのマネキンはすっかり春服を召し、街を歩く人々も心なしか服装が軽くなっているように感じる。

ぼくはというと、2年後に迫る就職活動に想いを馳せる日々が続いて陰鬱とした気持ちになってしまっていた。自分が何をしたいか、安定をとるのか、そもそも自分とはどのような人間なのか、などなど、、グルグルと考え続けている。ただ、残された時間は多くはない。

しかし、どんなに悩んで考えていてもお腹は空いてしまう。
最近悩んで悩んで疲れた時は「とにかくお腹いっぱい食べる」ということを実践している。
パスタをいつもより多く茹でて、贅沢に卵を2個使ってみたりする。好きな芸人のラジオを聴きながら調理をして、Youtubeを見ながら食べる。たったそれだけのことで、不安や悩みの重さは軽減される気がしている。

お酒を飲む、という選択肢もあるが高確率で思考がマイナスに向いてしまう傾向があるのであまりやらない。特に1人では厳しいものがある。

不安や悩みは、未来と地続きな「」を生きている時点で尽きることはないだろう。というのがここ数年から得た教訓だ。解決できればそれがベストではあるが、やはりそれは難しい。解決できても、また次の不安が現れる。そもそも「悩みがない」という状態は人として大丈夫なのかという気がする。考え、悩むことは悪いことではない。

寄り添って付き合っていく、というのがもっともストレスフリーに近いのではないか。「withコロナ」という言葉が叫ばれて久しいが、「with悩み、不安」の人生を生きていくしかないのかもしれない。

現時点での治療法は「ご飯をいっぱい食べる」だ。
いつかワクチンをください。

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