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わたしの本棚〜おおかみこどもの雨と雪〜お母さんへのオススメ教科書

今回のnoteは
キャリコンサロン編集部の
今週のテーマから。

この夏の引越しで
厳選したねえさんの本棚。

その中から今回紹介するのは
おおかみこどもの雨と雪。

映画にもなったから
知ってる人も多いんやないかな。

ねえさんは
無邪気な頃の息子と娘
親子3人で
この映画を観て
この本を買いました。

主人公の花ちゃんが
寡黙で優しいおおかみおとこと出会い
恋に落ち
家庭を持ち
雪と雨の親になり
彼は思いがけない事故でなくなり
彼女は母として
娘と息子が
人間とおおかみ
どちらの生き方も選べるように
ひとり覚悟に決め
全力で守り
全力で寄り添い
揺れながら
2人のひとり立ちを見守り続ける。

そんなお話。

最初に映画を観た時。

息子と娘と親子3人
悩み もがき 泣き 笑い
しんどかった時。

そして
息子と娘と
程よい大人の関係で
話せるようになった今。

全く違う思いで
この本を読みました。

親子には
息子と娘それぞれの
親離れ・子離れがあるんや。


読み直して
そう感じたので
思いを綴ってみることにしました。

まず おかあさんの花ちゃん。

父子家庭で
お父さんを見送り
学生から 妻。
妻から おかあさん。

1人の女性が
人との別れや出会いで
いろんな思いをしながら
息子と娘それぞれの巣立ちを
寂しさを抱きながら
それでも真っ直ぐに
自分の思いを大切に
生きている背中を見るようでした。

娘の雪ちゃん。

弟とふたり のびのびと育ち
学校に入り
家族とは違う他の誰かを知り
自分との違いを知り
悩みながらも自分の生き方を選び
その生き方を弟に勧め
自分の秘密を
理解してくれると感じた相手に伝える。

彼女だけではない
成長していく女の子の
揺れる想いが
自然と描かれていて
自分も通って
娘も通っていく道を
思いました。

息子の雨くん。

息子の巣立ちは
ある意味こういうものなんだ。

親に守られる時期。
親ではない大人との中での時期。

女性である母には
突然に思えても
男性である息子には
それぞれのタイミングがあるんだ。

この夏に
自分自身の事として
経験したことでもあります。

今 いろんな世代の子育て中の
おかあさんに
ぜひ読んでもらいたい本です。

22歳と21歳の子どもを持つ今でも
私の大切な教科書です。

映画も 本も 心に染みます。

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