【ガンダムっぽい日本車】と【高級外車っぽいガンダム】

ガンダムと車。

大好物な男子、多いと思います。

あっ、もしかしてあなたもですか！？

気が合いますね！

日本男児たるもの誰しも「この車なんかガンダムっぽいね」なんて会話を一度はしたことがあるのではないでしょうか？

今日はそんなみんな大好き、ガンダムと車の形について個人的に感じた事を書いてみたいと思います。

そして文章だけでなく、ノリで【高級外車っぽいガンダム】の胸像も3Dモデル化してみましたよ！

最終的にはこんな感じになりましたー↓

個人的には「艶っぽくて高級感は表現できてるような気がする（？）あと、外車を目指したけれど【侍】な雰囲気もあるなー」なんて思ってますが、どうでしょう？あとは皆さま受け手の判断にお任せします。

それで、このデザインにいきつくまでの過程のお話しです。

今回、新しいガンダムのデザインをするにあたりちょっと自分なりに色々考えてみたんですよね。

「なんでガンダムっぽい日本車が多いんだろうか？」

「ガンダムっぽくない車はどんな車だろうか？」

「高級外車の一部はガンダムっぽいって言われないな。なんでだろう？」

「どうやったら高級外車っぽいガンダムになるのかな？」

などなど、考え出すときりなく楽しいですね。

ガンダムと車が好きならきっと、みんなそれぞれ思う事は少なくないでしょう。この記事を読んでいるあなたも、自分なりのガンダム哲学、車デザイン哲学を持っているのではないでしょうか？

以下、わたしなりの造形分析や考えです。

長文にするのもアレなので、簡単にまとめてみました。色々ツッコミ所も多いと思いますがお手柔らかに↓

ガンダムっぽい日本車の代表格（？）：Toyota C-HR

引用元：https://www.netcarshow.com/toyota/2020-c-hr/

まずはこちら、ガンダムっぽい車の具体例。

最近発売された車の中では上記、トヨタ自動車のC-HRが1番ガンダムっぽくて日本車らしい良さが表現されてるんじゃないかな？と思っています。こちら世界的にも良く売れているらしく、2年前西欧を旅行をした際も良く走っていましたね。ビジネス的にも成功しているので流石はトヨタ自動車！

確かにカタチは複雑ですが、遠目に見た時の骨格のバランスが良く、堂々とした佇まいが個人的にはグッドポイントです。

クールジャパンなデザインの１つと言って良いと思っています。

では、どの様な部分からガンダムっぽいと感じるのか？

カタチとして因数分解するとこんな要素がありますね↓

ガンダムっぽい日本車の特徴

①角張っていて厳つい印象(男性的なシルエット)

②キャラクターラインや立体構成要素が多い

③)あっさりとした断面(折り紙的な印象)

④派手なパフォーマンス表現や加飾(デフォルメ)

など、日本のアニメーション文化とリンクする部分もありそうです。やっぱり色々な業界のアウトプット同士、お互いに影響を及ぼし合っているのでしょうね。

そして、今回の比較対象となる高級外車はどうでしょう。

今回参考にした車：Bugatti Chiron

引用元:https://www.netcarshow.com/bugatti/2017-chiron/#3

高級外車と一言で書いてしまうと、様々なブランドがあるので人それぞれ思い浮かべる脳内映像は全く異なってしまいます。

ランボルギーニを想像したら、まさにそちらの方が日本車よりもガンダムっぽいと感じる人も多そうです。

今回私が高級外車のデザインと言って指しているのは、上記ブガッティやポルシェ、ベンツ、MINIなど美しい曲面を持ったデザインのブランドです(これは完全に個人的趣味w)それ以外のハイブランド海外メーカーも日本車と比較してみれば総じて下記の様な特徴を持っていると思います。

高級外車デザインの特徴

①どんな角度から見ても滑らかなシルエット

②一見シンプルな形に見える（実際の面構成は複雑）

③こってりした断面（グラマラスな印象）

④さりげない加飾表現

こんな感じでしょうか？

そして上記の特徴を意識しながら「ガンダム」のデザイン当てはめてみたよ！というのが今回の3Dモデルとなります↓

滑らかなシルエットで艶っとリフレクションが入る曲面を主に基本骨格を造形して、加飾パーツ数はなるべく少なくしながら各パーツのサイズもちょっと控えめにコーディネートしています。

最終アウトプットとしてはどうなのでしょう？

「高級外車っぽいガンダム」を表現出来てますかね？

こうして記事にしてみるとスラっと作製したみたいになってしまいますが、実際は紆余曲折しながら作ってます。色々考えながら3D作るのはほんと楽しいですね！