母と、羽生結弦さん。
今日は母の好きな羽生結弦さんの誕生日だ。
🎉羽生さん、おめでとうございます🎉
アイドルを応援するファンは「〇〇推し」という言葉を使う。
アイドルではないプロのアスリートに対して「推し」という言葉を使って良いのかどうか分からないけれど……
間違いなく言えるのは、現在の母にとって羽生さんが大きな心の支えになっているということだ。
(以下、羽生さんを勝手ながら「彼」と呼ばせて頂く)
彼を応援するようになってから、母は目に見えて明るくなった。
母が彼を好きになったきっかけを詳しくは覚えていないが、多分何年か前のオリンピックだったと思う。
ある日を境に母は笑顔が増えたし、沢山喋るようになった。
アイスショーや展示会に足を運んだり「聖地巡礼」したり、活動的にもなった。
家の中も大きく変化した。
彼の写真集等が棚の大部分を占めるようになったし、テレビの録画一覧は彼の出演する番組が多くなった。
『追う物が多くて大変だよ~』と言いながらも、母は毎日楽しそうである。
そんな母を見ながら、私がいつも感じることがある。
母が楽しそうだと、私も楽しい。
私だけではなく、多くの子にとってもそうなのではないだろうか。
母が楽しそうだと、なぜかは分からないけど、無条件に楽しくて、嬉しい。
反対に、母が悲しそうにしていると、私も悲しくなる。
テレビで彼の引退表明会見を観ながら泣いている母を見て、私も胸が苦しくなったのを覚えている。
このような気持ちになるのは、多分、マザコンだとかそういうものではないと思う。
母と子である以上、生まれながらにして持っている感覚なのかもしれない。
原理は分からなくても、ある時は楽しそうにテレビを見る母を横目に、ある時は楽しそうに話す母を前に、私はどこか温かい気持ちになっている。
少し逸れてしまったので、話を元に戻す。
彼に出会う前の母には、趣味と呼べるものが無かった。
あくまでも私視点だが、笑顔を見せる時はあっても、いつもどこか暗い顔をしていたように思う。
それが、彼に出会ってからは、その存在は趣味や推しという概念を超えて、生きがいのようなものになっているように思う。
母を変えてくれたのは彼だ。
母だけじゃない。
きっとこんな風に、彼に変えられて、支えられている人は世界中に沢山いると思う。
直接届くことはないし、そもそも私はファンと言えるよような人間でもないけれど、ここで感謝を伝えたい。
羽生結弦さん。
母の、世界中のファンの、生きがいになってくれてありがとう。
生まれてきてくれて、スケートを続けてくれて、出会ってくれてありがとう。
改めて、お誕生日おめでとうございます🎉
羽生さんにとって、素晴らしい1年になりますように。
それと、もう1つ。
東京ドーム公演、どうか当選しますように。(母が)
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